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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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_IGP4677.jpg新しいレンズを買ってしまいました!!


と言っても中古の骨董MFレンズなのですが、、、


以前から探していたリケノンの135mmで7,000円+送料手数料でした。元箱、ケース一式付で状態も非常に良く満足です、今回は探し出してでも欲しい一品だったので手に入ってほんとうに嬉しいです(^^)






リコーのコンパクトデジカメGX-8を使い始めてからリコーのレンズの描写が気に入ってしまい、それからかつてリコーが出していたフィルム一眼レフカメラ用レンズが非常に描写が良いということを知りデジタル一眼レフにステップアップする際はリコーのレンズを是非使ってみたいと思っていました。

リコーのレンズはペンタックスKマウントと同じなのでペンタックスのデジタル一眼レフで使うことが出来ます、またペンタックスのデジタル一眼レフは古いMFレンズでも問題なく使用できるよう配慮が行き届いているので好都合です。フィルムはキャノン党だったのですがそういった理由でデジタルに移行するさいにペンタックス党に鞍替えしました、といっても写真を撮り始めて最初の頃に使っていたカメラがペンタックスのMEスーパーだったので元の鞘に戻ったというところでしょうか。

リコーのレンズに話を戻しますが、本家Kマウントのペンタックスレンズとはまた異なった持ち味の描写をするレンズです。中でも一番有名なのが「五千円で買えるズミクロン(ライカ)」という異名を持つXR RIKENON 50mm F2.0というレンズです。知っている人にとっては何をいまさらという程度の話ですが一応説明しますと、1970年代にレンズ込み39.800円という価格破壊ともいえる値段で登場したXR-500というカメラに標準で付いてきたレンズです。レンズ単体でも9.000円と最も安い価格帯のレンズですが特に初期型は本体が金属製でしっかりした作りで、写りは非常に解像度が高くその点がカメラ誌上で取り上げられて先の異名を持つほどになったわけです。135mm F2.8はその伝説?の50mmレンズの姉妹品として売られていた平凡な望遠レンズです。

一部では知られている隠れた銘レンズという位置づけのリコーのレンズですが、デジタル一眼レフが普及してくるとこれらのレンズをデジタルで使う人達が現れました。ネット上でそういった人達の作例を拝見していると確かにいい感じなのです、さすがにライカやツァイス、国産の最新高級レンズと比較するのは酷ですが、解像度が高くシャープな結像でありながら色は柔かく質感も滑らかという特長がデジタル画像に向いていると思います。

ぼくは今までにXR RIKENON 28mm F2.8、50mm F1.7、200mm F4.0の3本を持っていて今回135mm F2.8が手に入ったので標準から望遠まで何とか守備範囲をカバーできるようになりました。換算で43mm、75mm、200mm、300mmと短焦点なのでズームレンズのように連続した画角では使用できず不便極まりない代物ですが、短焦点ならではの素直ですっきりとした描写は不便さに勝る魅力です。

IMGP4617.jpg左の作例は届いた135mmをさっそくK10Dに取り付けてテキトーに部屋の観葉植物を撮ったカットです。

思っていたよりもクセのないフツーの描写でした。







RIMG7593.JPGK10Dに取り付けるとこういった感じになります。30年前のレンズなのに21世紀のデジ一と妙に調和しているのが不思議です。

一見、標準ズームを付けているような感じですが今までで一番バランスの取れた組み合わせです。それでもレンズ本体は金属製で中身もみっちり詰まっているようなので見た目よりもズシっと重さがあります。




リコーのレンズは先に述べたように高い解像度と相反する質感の柔かさ、それに加えて透明感のある描写をするところがほんとうに気に入っています。出来るだけ風景を取り込みながら鉄道を撮りたいと思っているぼくにとっては、お財布に優しい点も含めてまさにうってつけのレンズです。特に赤から青にいたる紫やピンクの色調が美しく、まぁ素人目ですがこの点だけは最新のデジタル用レンズでもなかなか出せない描写だと思っています。

いま鉄道全盛期の役者とも言える名車両たちが次々に引退しその魅力的な姿を記録できる時間もあと僅かとなってきましたが、その残された時間の中でぼくなりにできるだけ印象的なカットをこれらのレンズを使って残しておきたいと思っています。

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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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