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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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あまりのショックの大きさに正直うろたえていましたが、これからはなるべく冷静に事態の推移を見守り、自分が今在る立場から長いスタンスで何が出来るのか、落ち着いて考えていこうと思っています。

今後は日常の記事を交えながらも、逐一何を書いて伝えられるかを模索していこうと思っています。
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3.11を境に日本全体の意識は大きく変わってしまいました。


それは不可逆変化のごとく、決してそれ以前の同じ意識、価値観、社会構造には戻らない変化だと思います。


一方で、今回の震災を目の当たりにして、今なお放射線問題や今後の先行きについて、多くの人たちが心揺さぶられながらも、どうにか3.11以前の日常を回復しようと努力していることも事実だと思います。


この先どうしようもなく続く変化に対応しながら、それらの壁を乗り越えて新しい基盤を築き上げる力と、一方で以前の日常生活と社会構造を取り戻そうとする意識が、時に結びつき、時に反目しながらせめぎ合うように事態が進行していく様子が想像されます。


2つの意識のせめぎ合いの狭間で、今後、世の中の様々な分野や組織、その中で生きる個々人一人一人の心理にいたるまで、あらゆるかたちで揺さぶられ様々な葛藤が生じてくると思います。


そういった混乱と変化のさなかで行くべき方向を見失わないためには、常に東北の人たちの復興への歩みの中からその道筋を見いだすことにあると思います。


今まで以上に安全で豊かな地域社会を復活させるためには、今まで以上に進化した地域社会を構築しなければならないのが道理です。


日本全体に目を向けてみると、ショックの反動からこれまでの状態に無理矢理にでも帰ろうとする意識や勢力が強まるように思います。


ところが、この無理にでも戻ろうとする意識がかえって混乱を深めてしまうこともあります。


今後、どんなに状況が混迷しても、今日本中で一番困窮している東北地方にとって何が最も必要とされ、何が一番優先されるべきことなのかという視点を外れなければ方向性を大きく間違えることはありません。


これは社会や組織など大きな視野においてのみでなく、一人一人の意識と選択、人生の方向性にも当てはまります。


どんな過酷な状況においても忍耐する東北の人々の姿から学びたいと思います。


この先、どんな困難な状況が待ち構えていようとも、いざとなれば東北の人たちと同じように助け合い冷静に対処すれば全て大丈夫だと思います。


いまだ過酷な状況から脱していない地域や避難所も多いと聞いています。


それらの方々へ必要な物資が行き渡り少しでも早く快適な環境が整備されることを願います。





放射性ヨウ素についてはすぐに拡散されて毒性が無くなるそうですが、放射性セシウムについては魚や貝、海草類などに蓄積されて、それらを食す人たちの健康にも影響を与える可能性があるため注意が必要とのことです。


食物連鎖によって生じるぼくたちへの影響を恐れる前に考えなければならないことは、見方を変えれば海の無数の生物たちが人間の不手際から生じた放射能汚染を肩代わりして浄化してくれているということです。


人間には本来、自分たちの生活と文明だけではなく、この地球上で暮らす全ての生物とあらゆる物質からなる自然に対して調和した状態を維持する責任がありました。


ところが、そういった地球と自然に対する共生から離れて、人間以外の生物、物質、環境の全てを単に利用するだけの対象と見なすようになりました。


この人と地球と自然に対する意識の乖離が全ての災いの元凶となっています。


これまでの人間の利益中心の意識を転換できない限り災いは繰り返され続けます。


今回の原発災害はその象徴です。


原発は自然と共に共生することの出来ない人工の産物です。


今すぐに全廃は難しくとも、粘り強く原発廃止を目指すことで、その最後の火が静かに落とされるその日が来れば、人間の社会はより良い進化した姿に変容しているはずです。


まずは、人間の行き起こした放射能汚染によって深く傷つけられた海とそこに住む生物たちにお詫びと感謝の念を捧げます。




水道水は多少汚染されても生活用水としては問題ありません。


問題は飲み水ですが、日本全国のミネラルウォーターの在庫は全て福島県へ最優先で届けるべきです。


後手後手の政府や県ができる限りこのことに早く気付き実行に移すことを祈ります。



これから完全な復興が成されるまでには、おそらく途方も無い労力と時間が必要でしょう。


いくら強い意識と関心を持ち続けたところで、それだけで右から左に事態が改善するわけではありません。


一歩一歩、牛歩のごとく地道に積み重ねていくことが求められます。


それは、被災していない地域の全ての人にとっても同じことだと思います。


これからは、それぞれの人の日常の中でベストを尽くすことで日本全体の立て直しに微力ながら貢献することが出来るのではないかと思います。


その上で、常に被災地の人々の歩みと共に行くことを願えば万事間違いなく進めることが出来ると思います。




アンテナが破損してテレビが見れないとき、アンテナ端子からケーブルを抜いてアナログ放送用入力端子の芯の穴に細い針金を差して受信感度の良さそうな方向に向けるだけで映るという方法が紹介されていました。


このとき窓際などなるべく外に近いところにテレビを置くことがポイントだそうです。


いざといときに地デジよりもアナログ放送の方が役に立つというのも皮肉ですね。


今年7月でアナログ放送は終了してしまうようですが、今後の災害のことも考えて全廃しない方が良いのではないかと思います。


維持経費負担の捻出が難しい民放はともかく、公共放送であるNHKは国の補助なども使ってアナログチャンネルの一部を災害緊急放送用に温存すべきだと思います。

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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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