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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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お盆休みが開けてから執筆活動を再開しました。


第二章最初のシーンを初稿から第二項、第三項、第四項くらいまで書き直しようやく納得いくレベルまで仕上げることが出来ました。


もう最初の原稿とは別物といえるくらい変わりましたが、シーンとしての全体のニュアンスや要素は何も変わっていません。


新たに項を書きましていくたびに、同じような表現が意図せず出来てしまい、どちらも捨てがたい場合が生じた時は、そのどちらの良い要素も切り捨てずに上手く合成し、後のシーンブロックを前に移動し組み替えて新しいエピソードを加えてつなげるといった大胆な再構成もあえてしたのですが、おもいのほか上手くいったのは嬉しい誤算でした。


こういう書きまし作業はやっているうちに混乱して収集がつかないことになりがちなので避けてきましたが、一つのシーンを読むに堪える仕上がりまで磨く作業でもあるので、今回思い切って泥沼のつぎはぎ作業に踏み込んだことは良い経験になりました。これでようやく自然に読める長編小説の自分なりの文章基準が出来た気がします。


これで2-1シーンから開放されて次の2ー2シーンの執筆に移ろうとしているのですが、まだ大まかなイメージしか浮かんでおらず、まだ暗中模索の時間がしばらく続きそうです。


小説に限らず、映画やドラマ、アニメや漫画、ゲームなど、あらゆる娯楽ストーリー創作物を上手く作る上でもっとも大切で単純な要素に気が付きました。それは読み手(観手)に対して飽きさせないように”次はどうなるのか”という興味を引く要素を並べ続けるということです。良い映画はどんな些細なシーンも次のシーンに繋がる期待感を含ませていますし、漫画の一コマ一コマや1ページ1ページも同様です。


大昔に映像制作のまね事をかじっていた時のことを思い返して言えることですが、アマチュアが作った素人臭さの抜けない映像作品はどれもこういった”興味を引けない退屈な間”があります。その興味の断裂する間が一つでもあれば観手の作品に対する集中力は一気に途切れて興ざめするのです。これは他の話芸や歌謡にも通じることかもしれません。(反対に興味を維持するための箸休め、あるいは息を整える間も必要です)


とにかく次のシーンを書き出すにあたり、いかに飽きずにこの先のストーリーを読みたくなるのかという点を意識して考えようと思います。


冒頭から第一章の要素があらかた消化し尽くしたのでストーリー展開のための新たな要素が必要な頃合いです。


そこで、かねてからこの作品の伏流となるテーマを始動させようと思います。


それは、あらゆる物事のすべての背後に隠されたスピリチュアルな背景が見渡せるような視点の追加です。


ストーリー全体の流れをこういった視点を通すことで常識的な視野とは違った色合いで見えてくるように持っていくことが狙いです。


スピリチュアル方面を真正面から題材に選んでいませんが、あらゆる当たり前と思われている出来事の背景に隠された見えない実相を感じられる作品に仕上げることが目標です。



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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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