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今日は気合を入れて重連1080レを撮ろうと準備万端、カメラ一式持って出かけましたが途中でどうも体調が思わしくなくなり、天候も悪化してきたので線路端へ行くのはやめました。
ということで写真は本文と何の脈絡もない部屋の観葉植物です。これからネタ切れの際はちょくちょく出てくると思います(笑)
それで撮り鉄の代わりに何してたかというと、父母が映画を見ると言うので一緒に見に行ってきました。見たのは「マンマミーア」というABBAのヒット曲に乗せたミュージカル映画です、映画館でミュージカルモノを観るのは初めてでしたがけっこう楽しかったです。はじめから終りまでハイテンション、アップテンポで息をつく暇もないかんじです(ミュージカル映画なのであたりまえでしょうが、、、)もう少し休符のようなところがあっても良かったのではと思いました。何しろ体調不良で頭がぼんやりしているのでストーリーを追っかけてちゃんと把握するのが大変だったのです(・・;)
ストーリー性が乏しいかと言えばそんなことはなく、母娘の感情の微妙なすれ違いや青春から長い時間を隔てた男女の感慨、一方で青春真っ只中の若者の恋愛模様などそれぞれの心象風景が細かく描き分けられています。コミカルでアップテンポなノリの中にけっこう骨太な人間模様が織り込まれていると言ったかんじです、さすがに舞台ではすでに絶賛されている作品を映画化されただけのことはあります。ラストの断崖の上の教会の麓で、メリル・ストリーブ演じるドナ(母)が元カレのサム(ピアース・ブロスナン)に語りかけるように歌うシーンはグッと来るものがありました。
もちろん、ABBAのヒットナンバーの数々を映画館の大音響で聞けるのも良かったです、ほとんど立て続けに流れてくるので何だかコンサートに来ているような感じもします。マリッジブルーも燃えるようなナンとやらも、はたまた年月を隔てた哀愁もまだまだぼくにとっては無縁ですが、ABBA現役世代の父母にとっては思い入れもひとしおだったようです。あまり難しいことを考えずにパアーと朗らかな感動を、というような時に観るのにちょうどよい映画だなと思いました。
映画サイトリンク www.mamma-mia-movie.jp/
それでも諦めきれずに夕方の711系を撮りに酪農学園前の跨線橋まで行ってまいりました。バスに乗る直前、雲が出てきて期待しているような夕日になりませんでしたが、そこで趣向を変えて望遠135mmで切り取ってみたのが左のカムイです。
運良くヘッドマークもバッチシ出てくれましたし、屋根に夕日の光を背負って迫ってくるようなカットになりました。また、フィルターをマルミからケンコーに換えてみましたが、こちらのほうが落ち着いた色合いになったと思います。
近々、また晴れた夕日の日に再々挑戦したいと思っています。今シーズン中にあともう一回チャンスがあると良いのですが、、、それも全て運しだいですね。
今日は先月から行っていた心臓の検査の結果を聞きに札幌の東徳洲会病院へ早起きして行って来ました。結果からお話しすると予想通り特に問題ありませんでした、それはさておき体調は相変わらず斜め下向きで今日は本当にしんどかったです。積もり積もった疲れがピークに達していて頭ももうろうとしていたのかちょっとありえないようなヘマをやらかしてしまいました。
大したことではないのですが、新札幌から地下鉄に乗って最寄の新道東駅で降りるときウィズユーカードの残高が足りなかったため清算機にカードを入れました。ところが、機械にカードを入れたっきりうんともすんとも反応しません。取り消しボタンを押してもカードが出てきません、そこで連絡ボタンを押して駅員さんを呼び機械を開けて中から取り出してもらったのですが、駅員さんがいくら探してもカードが見当たりません。どこかに消えてしまったのかな~と煙に包まれたような心持でいると駅員さんがぼくの足元にカードが落ちているのを発見して取ってくれました。つまり、機械に入れたつもりで床に落っことしていたのです(汗)
ハズカシィーーを通り越して自分でもあっけに取られてしまいました、高齢者が良くやる間違いの典型パターンです。われながら情けないやらおかしいやら、、、でも確かに機械に入れた映像の記憶があるのです、あまりの疲労感によって見てないものまで見ていたように幻覚でも起こしていたのでしょうか?でも、ひょっとしたら駅員さんが機械と悪戦苦闘しているときにカードがポロッと落ちたのかもしれません、そうだったらまだ救いがあるんですがねぇ~(^^A)
このあと病院にいって診察の手続きにも手こずって危うくヘマをしそうになり、診察が終わって会計に向かうときも会計表をもらい忘れるなどもうボロボロでした。ここの病院は会計を済ませた後、清算はATMのような機械で行います。窓口よりも待ち時間が圧倒的に短いのは便利なのですが、その機械の案内の声が妙にねっとりした萌え系?の声でお金を払って領収書を貰ったあと「お大事にぃ~」とねっとり語りかけられて送り出されます(笑)。なんか病院にいって病気を見てもらったあとに、機械から「お大事にぃ~」と言われて去るのは何とも薄ら寒いというかやるせない気分にさせられます、、、まるで今日一日のダメ押しを食らったような心持です。最新技術による効率化も時にこういった微妙な違和感を醸し出しているものですね、なんかもうちょっと人間の情緒を大事にして欲しいものです。ただ機械の声は微妙にウケるトーンでナイスですが
先日この厚別カーブはぼくにとって因縁の場所だということをお話しましたが、その因縁の結果一発目は他でもない1080レのDD重連列車でまだフィルムのEOSと望遠ズームで撮っていた頃の話です。秋の西日に照らされたDD51重連を絶妙な構図とタイミングでシャッターを切ったのですが、何とシャッターの動作不良で全く撮れていなかったのです(--,)
溶けたゴムダンパーがシャッターに付着して作動不良を起こすという初期EOS特有の持病が発生したためで、後にサポートセンターに粘って交渉し有償でしたが治してもらいました。これは明らかにメーカーの設計ミスでリコール対象にすべきだと思うのですが、メーカーは企業利益を優先してきちんとした対応をとらず時効解決ですましてしまいました。修理を申し込んだ時の対応も部品が無いから対応できないの一点張りで、こちらもしたくはないネチネチ攻勢で筋を主張してようやく修理センターに直接廻すことで対応してもらえました。
このときの対応も含めてキャノンは勝ち組企業特有の奢り体質が見え隠れするようになった気がします。最近でもプロ機を含めたデジタル一眼レフの新製品にありえないような初期不良が相次いでいますが、先日の派遣切りが象徴するように従業員の待遇格差や情け容赦ない取り扱いが現場レベルで深刻なほころびを生じさせているのかもしれませんね。別にキャノンに恨みがあるわけではないですが、老朽化したフィルムEOSを引退させ新たにデジタルに移行するときがひとつの潮時だなと思いました。
最後に因縁の結果2発目のカットを紹介します。
写真としてはけっこう上手くいったカットなのですが、実はこれ重連なのです。
しかも、原色重連です!!
今からちょうど一年前の二月の末に撮ったカットですが多分、ここ最近ぼくが撮ったなかでこれほど痛恨のカットはないと思います。構えている時からこの角度では後ろの機関車が隠れてしまうことは分かりきっていました、でも短焦点レンズゆえに手元で引きを取ることができず色々試行錯誤しているうちに通過時刻が来てしまい仕方なく撮ったものです。しかもそんな時に限って貴重な原色重連です、これを撮った後の落胆は思い出したくもありません、、、重連と言わなければけっこうできの良いカットだということも悔しさに拍車をかけます、おまけに力行中で黒煙を上げて臨場感も抜群です(T_T)
最初の悲劇からその構図の再現を狙っているのですが、何とか重連運行が完全に消えてしまう前に成功させたいものです。それでも執着はしないつもりです、そこにこだわり過ぎて他に撮るべきものを見失ってしまうのもイヤですし、やっぱりこういうものは縁があって初めて撮れるものだと思うのでそういうチャンスが来てくれるのをじっくり待つだけです。それで撮れなかったとしても仕方ないですね、自分が撮りたいもの全てをモノに出来るわけではないですから。あまり欲張り過ぎないように自分の心に言い聞かせているところです(笑)
余談ですが先日撮影におもむいた時のこと、まだ二月の半ばだというのに雪がすっかり溶けてしまいまるで三月のようで、足元の土が出ているところを見てみるとなんと、ふきのとうの芽がいくつも出ているではないですか。今冬、何度と無く言っていますがこんなこと生まれて初めてです。冬が厳しくないのは正直嬉しいことですが、素直に喜ぶべきではありませんね、地球温暖化も何か取り返しのつかないステージまで登ってきたような気がします。まだあまり実感は持てませんが、ぼくらが生きている今この時代は人間社会にとっても地球環境にとっても、その両方においてかつてない激動の時代に入っているような気がします、足元に生えたふきのとうを見つめながらふとそんな感慨を抱いてしまいました。
今日は映画20世紀少年の第二部を見てきました、ひさしぶりに映画館で映画を見ましたがとても楽しかったです。第一部はテレビで見たのですが良く出来た映画ですね、原作の漫画はまったく見たことないのですが(漫画そのものをもう何年も読んでいない・・・)作品のスケール感とか、テンポやリズム感の速さなど実にハリウッド的です。それもここ数年来繰り返されてきたよくあるハリウッドチックな亜流作品ではなく、日本映画の風土を活かしながらハリウッド的スケール感で映画を作ることを完全に消化したような完成度の高い作品に仕上がっていると思います。
作品の内容は見てのお楽しみなのでここでは詳しく触れませんが、作品世界の設定はある意味見事だと思います。かつての90年代にオウム真理教が毒ガステロを起こして世間を震撼させましたが、その事件と前後して教団は選挙に出馬し政界に進出しようとしていました。時代が進んで2001年にはあの911テロがイスラム原理主義勢力によって引き起こされました、それからアメリカの対テロ戦争による力の正義が一時世界をそれ一色に塗りつぶしてしまったことは記憶に新しいところです。
たぶん、原作者はこれら近年実際に起こった事件から着想を得て、それらをつなぎ合わせてあの"ともだち"教団を設定したのでしょうね。カルト教団が現実よりもずっと大規模で悲惨なテロを起こし、それを緻密な計画に基づいて一部の勢力(主人公たち)に無実の罪を着せてしまう。それを足がかりにまんまと国民を騙して国を乗っ取り北朝鮮のような独裁者崇拝国家を完成させる、さらに宗教的終末思想を煽って世界中を牛耳ってしまうという筋書きです。
いっけん荒唐無稽な筋書きですが、実際にテロを起こしたカルト集団や原理主義勢力がもっと知的にかつ高度に組織化されていてさらに大胆な行動にでていたらという想定しうる最悪のシナリオに基づいて娯楽作品化したという感じです。もうひとつ注目すべきは、それら捻じ曲がったカルトイズムを生み出した土壌として1970年の万博を持ってきた鋭いセンスです。あの当時の科学万能、科学の進歩によって人類に不可能は無くなったというような高揚感が、その危うさとチープさも含めてそっくり後年のカルトイズムに引き継がれているという流れが作品であますところなく表現されています。それは誰もが信じて疑わなかった右肩上がりの万能神話とこれまでの時代そのものが一種のカルトイズムだったという皮肉なメッセージとして受け取れなくもありません。
そういう時代の中で良くも悪くも、少年、青年、中年と一貫して生きてきた主人公、20世紀少年たちが世紀を超えたモンスターとこれからどう戦っていくか、また作品中にちりばめられた数多くの謎がどのように結実して解き明かされるのかが見所ですね。第二部は第一部から最終章へのつなぎの物語ですから若干退屈で物足りないところは否めないですが、それゆえに今年の夏に公開される最終章への期待は高まります、今から映画館に見に行くのが楽しみです。
約1年ぶりにDD51重連の貨物列車を撮影しました。
結果は見たとおりですが微妙に失敗しました、電車を撮るときのクセがでるのか上空きの構図になっています。
先日紹介したリケノン135mmの試写もかねて森林公園~厚別間のカーブまで行ってきたのですが結果はどれもかんばしくありませんでした。実はここのカーブはぼくにとって少々因縁の場所でして、今までに再三チャレンジしているのですがイメージどおりの納得のいくカットはいまだに撮れていません。それもただ単に上手くいかないだけでなくほとんど悲劇というか皮肉としか言いようのない散々な結果で終わっているのです。
それは後に記すとして、今回は本来お見せできるようなまともなカットはほとんど撮れていないのですがレンズのテストとしてはまあまあ手応えを感じることが出来ました。やはり初めて使ったレンズですので持った時のバランス感や画角の使い方などまだ把握できていないという感じです。写りは思っていたよりもずっとニュートラルな感じで◎です、135mmと兄弟関係にある200mmがけっこうクセのある描写で被写体や条件との相性で出来不出来に差がつく神経質なレンズという印象を持っていましたが、135mmは反対に非常に安定した印象だったのでちょっと意外でした。
1080レの前に来る下りオホーツクです。もろ逆光なのでコントラストはがっつりと落ち込みます。あと構図も左が開きすぎていてツメが甘いですね。
コントラストに関しては古いレンズなのでこれでも十分頑張っているほうだと思います。デジタルはある程度の劣化を無視すれば、いくらでも補正が効くのでぼくとしては無問題です。
今回は久しぶりに1080レがDD重連で運行するという噂を目にして因縁の厚別カーブまで出っ張ってきましたが残念ながら白星とはいきませんでした、今後も重連があるのか不透明ですが休日のみ重連運行が続くという期待もできるので今度こそはちゃんとしたカットをモノにしたいです。
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発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」