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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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ここ最近、新聞、ニュースにおける福島原発関連の割合も減少傾向で、世の中は落ち着きを取り戻しつつあるかのようですが実状は正反対なようです。


フランスやアメリカから取り寄せた汚染水除去システムの本格稼働が間近に迫っていることが報じられて、原発事故処理もようやく軌道に乗りそうな気がしていますが、実際の現状を考えると時すでに遅しというのが本当のところなようです。


そういった福島原発の実状について、かなり正確に突っ込んだレポートが朝の情報番組で流されたそうです。


原子力村の御用学者ではない、数少ない正調派の学者である京都大学の小出裕章助教の解説なのでたしかな情報です。

以下にリンクを張っておきます。


     http://www.youtube.com/watch?v=fjklBl0A9Kc&feature=player_embedded



19分と少々長い動画ですが、原発と福島県のおおよその現状を正確に理解できる内容です。


これまでもそうでしたが、こういった正確な情報がその時点では反映されずに、だいたい一ヶ月くらい先になって実はそうでしたという具合に政府が認めてマスコミも報道するといった流れになると思います。


新聞やテレビなど大手マスコミは政財界や官僚寄りの言い分と解釈を報じているばかりですが、こういった本当の事実を伝えるというマスコミ本来の使命に立ち返った報道がもっとたくさんなされることを願います。


政府(官僚)もマスコミも目先の安心をうたうばかりでなく、本当の現実を明かしたうえで真に意味のある対策を打ち出して、一刻も早く安心ではなく安全を確保してほしいと切に願います。
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CA3J0822.JPG
一昨日、札幌に出たさいに東急百貨店の7Fにある中古カメラ店へ寄ってきました。


小規模ながら中古カメラ市が開かれていて、ジャンクワゴンがあったので中を覗いてみると、左のタクマーレンズがカビあり現状渡しで2,000円でありました。




マルチコート化された後期生産型のS-M-Cタクマー35mmF3.5です。


キャップをとってレンズを覗いてみると、前玉はホコリで汚れ後玉にはうっすらとカビが生えていました。

次にピントリングや絞りの動作確認を行いましたが、こちらはスムーズで問題ありません。

これはオーバーホールして清掃すれば使えると判断してうちに連れて帰ることにしました。

うちに帰って、まずは分解する前にレンズ表面をレンズクリーナーと無水エタノールで磨きました。

そうすると、前玉の汚れと後ろ玉のカビはキレイさっぱり落ちて中はクリアーな状態が確認できました。

どうやら分解して中まで清掃する必要は無かったようです。


外装の汚れも落とすと、小さなキズなどはありますが写真のような姿を取り戻しました。



_IGP7945b.jpg
早速、うちの日陰庭に咲き始めたルピナスで試し撮り。

控えめですがクセのない画質です。


35mmレンズはデジタル換算53mmでちょうど標準レンズの画角になります。

これまで目で見たままの画角で撮れるレンズを持っていなかったので、ファインダーを覗くと新鮮な感じがします。





タクマーレンズは高度経済成長の時代に一眼レフカメラが一般庶民にも普及する過程で本体と共に大量生産されたレンズです。

現在でも中古市場に大量に出回り、最も容易に手にすることの出来る”使える”ヴィンテージレンズです。

驚くのはその品質と耐久性の高さで、作られてから40年近く経つにも関わらずコーティングの劣化もほとんど見られず金属製の筐体ともども全くガタが来ていないということです。

現在のデジタル専用レンズは画質、機能とも比べようもないほど進化していますが、耐久性という点においては10年もてばいいとさえ言われています。

タクマーレンズが発売されていた当時、普及してきたとはいえ一眼レフカメラもレンズも一般人の収入に対してまだまだ高価なモノだったでしょうから、作る方も持ち主の手に渡れば長く財産となるような物作りを目指していたのでしょう。


対して現在の物作りは消費サイクルを早めて経済効率を上げることに重点をおいた耐久消費財として作られたモノばかりです。


そろそろ、そういった過剰な消費サイクルにそった物作りも改めるべき時が来ているのではないかと思うのですが。


やっぱり高いお金を出して買ったものは長く愛着を持って大事に使えるほうが良いんじゃないかとぼくは思います。




CA3J0763.JPG

これは昨日の野幌8丁目通りの様子です。

大震災から3ヶ月目ということで、全国各地で反原発100万人集会が予告されていましたが、小規模とはいえ、こんな片田舎の野幌でも開かれていることに驚きました。




こういった集会が日本全国各地で開かれて、札幌市でもかなりの規模でとり行われたようですが、今日の朝刊では後ろの方の片隅に小さく取り上げられているだけでした。


CA3J0768.JPG

札幌まで出てきて目にした少し悲しい光景がこれです。

旧loftの赤煉瓦ビルの解体工事用の足場が組まれ始めていました。90年代から札幌駅前のランドマークとして親しまれてきた赤煉瓦ビルもとうとう終焉を迎えるようです。

今後、周辺の雑居ビル共々更地にされてヨドバシカメラを核とした再開発事業が行われる予定です。





この計画は3.11以前に札幌圏の購買需要が上昇することを目論んでたてられたものですが、ご存じの通り3.11以降、経済の情勢は大きく変わってしまいました。

昨日の札幌市の人出もヨサコイソーラン祭りの開催期間中の週末とあってそれなりの混み合いぶりでしたが、以前と比べて大きく変わってしまったことは、あれだけ飛び交っていた中国語や韓国語がほとんど聞かれなくなっていたことです。

かつてはヨドバシカメラやビックカメラなどの大型家電量販店でも、中国人や台湾人観光客の一団が大勢で品定めして、レジでは日本人客のおおよそ数倍~10倍の額の買い物をぽ~んと済ませている光景をしょっちゅう見かけましたが、今では外国人客そのものをほとんど見かけなくなりました。


計画では札幌駅西口にある現在の店舗と、新たに建設される店舗の2店舗体制でのぞむとされていますが、今後の経済動向を考えると、そこまでの需要がはたして見込まれるのかどうか疑問に思うところです。


結局、採算性から計画が白紙に戻されて宙に浮き、更地になった土地が駐車場になったというオチにならないか心配なところです。


世の中の先行きが大きく変化して不透明な情勢にも関わらず、まだ使えそうな立派な建物がせっせと取り壊されていく一方、その世の中を先行き不透明に陥れた張本人である原発の撤去が遅々として進んでいない状況は皮肉なものです。


昨日は色々と考えさせられる一日でした・・・。



大震災から3ヶ月。


もうそんなに時間が経ってしまったのかと思う一方で、まだそれしか経っていないのかという矛盾する感慨を抱いています。


今日は札幌まで出ましたが、もうすっかり3.11以前の正常な日常が戻っているかのようでした。


でも、どこか目に見えないところで何かが確実に違ってききている気配もかすかに感じられるようでした。


とにもかくにも3.11以前の社会活動が継続され続けることが、この世の中で生きているほとんど全ての人たちの生活が成り立つために必要不可欠な基本条件です。


しかし、はたして3.11以前の営みを懸命に維持し続けることが、今ようやく手をつけられ始めた被災地の復興と迫り来る放射能汚染を乗り越えて再び安定した時代を迎えるために充分と言えるのか・・・。


遠からずそんな葛藤と向き合わなければならない予感がします。


いったいどの方向を向いて何に対して懸命になれば本当の未来が見えてくるのか、、、疑心暗鬼と混乱にいっとき陥ることもあるかもしれませんが、前を向いて一歩一歩、歩みを進める姿勢を見失わないよう気持ちを強くしたいと思います。


今日は心に浮かんだ思いを取り急ぎ記しておきました。




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昨日、札幌の紀伊國屋でようやく見つけて手に入れました。


独り者のぼくがこういった本を買い求めるのはちょっと気が引けたのですが、放射能対策の基本をとりまとめた本としてネット上で話題になっていたので探していました。

表題の通り、子供の放射線被曝を主に食事や生活習慣から予防しようというのがコンセプトですが、大人も含めて一般の人が幅広く知っておくべき知識と情報がまとめられた良書です。




先月末に発売され、全国の書店コンビニで入手可能とありましたが、地元の書店やコンビニでは全く見かけませんでした。札幌まで出てようやく見つかったわけですが残部数は少ないようです。


先日、札幌の下水汚泥からも微量の放射性物質が検出されました。


この本にも書かれていることですが、ごく微量で健康には影響しないという見解は外部被曝に限ったもので、内部被曝の危険性については量の多少は関係ありません。

つまり、ごく微量でも体内に取り込まれて蓄積された場合、特定の臓器が長期間にわたって被爆の影響を受け続けます。

そのために放射性物質を体内に極力取り込まないことが重要ですが、これほどまでに拡散されてしまった後ではマスクや目張り程度ではもはや防ぎきることは出来ません。

そこで、この本で提唱されている自然食や味噌、納豆などの大豆発酵食品や海草などの日本食を使った、いわばデトックスの延長線にある方法で体内の放射性物質を速やかに排出することを促すことが有効とされています。

今後、日本中で放射能に対するよりいっそうの対策が求められるようになってくると思われますが、こういった本を通して事前に予備知識を知っておくことは、いざ判断を迫られたときに心強い味方になってくれると思います。


    ネット販売はこちら http://www.fujisan.co.jp/product/1281692003/



PS)
この本を探す際、まず普段は寄りつかない女性誌コーナーをうろついてきましたが、その種類の多さとボリュームにビックリ・・・(汗)でもそのほとんど全てはファッション、美容、料理、健康ばかりで、こういった今まさに必要な情報をまとめた本はほとんど皆無でした。本当だったら放射能と健康の問題について正しい知識と情報をまとめた本がもっとたくさん出版されて、もっと多くの人たちに行き渡るようにすべきハズなのですが・・・。何も女性誌に限ったことではないですが、今の世の中は欲求の対象となるモノや情報ばかりが優先されて本当に必要なものはその中に埋没しているように思われます。



CA3J0662.JPG
今日は美唄のアルテピアッツアに立ち寄ってきました。

ただ、あいにくの雨模様でいつもは人で賑わう園内もひっそりとしていました。


予報では午後にも止む予定だったのですが・・・。

雨を避けて喫茶店に避難。

窓の外をただボ~と眺めていました。





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再び外に出て散策するも相変わらず雨が降り注いでいました。

ただ、思ったよりも不快な天候ではありませんでした。

むしろ、ほどよい湿度と冷気が心地よい感じでした。





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園内に点在する彫刻群も雨に濡れていつもとは違った佇まいを見せていました。


黒光りする表面に何か吸い込まれるような感覚がよぎりました。





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散り際の八重桜がまだかろうじて花を咲かせていました。


来年は満開の時期に訪れてみたいものです。






今日のアルテピアッツア美唄は本当に静かでした。

不思議とこの場所に来ると体がスーと軽くなります。

気持ちと体のリフレッシュが出来たので良かったです。



これからますます慌ただしくなってくる人間の社会とは正反対に、野山の自然はかえって落ち着きを取り戻しているかのごとく穏やかな時間が流れていました。


人間にも本来はこういった時間が必要なのだと思いました。
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
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