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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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IMGP1406.jpg今日、札幌の老舗百貨店がまた一つ歴史に幕を下ろしました。

札幌駅前の赤レンガでおなじみの西武百貨店が閉店することになりました。西武となったのは比較的に新しいですが、前身の五番館時代をあわせると、実に103年の歴史がありました。




IMGP1517.jpg写真は閉店を控えた最後の週末の様子。

例のごとく閉店セールをやっていましたが、こちらは正真正銘の閉店セールです、、、。

幼少のころは札幌で暮らしていたので、思い出深いデパートがまた一つなくなってしまうのは寂しいものです(T_T)




IMGP1496.jpgすでに駅前百貨店という業態が時代にそぐわないものになってしまったのでしょうね。あれだけ郊外大型店が増えてしまっては無理もありませんね。

新館のロフトは年内は営業を続けますが、来年早々には移転するそうです。(※後日、同じ駅前のビックカメラが入っているエスタに移転することが決まりました。)



写真は旧館(左)と新館の間にある小路の様子です。新館がオープンした頃に立派な赤レンガ造りに整備され、その名も「赤れんがストリート」といいます。(←そのまんまっ!)

最近の建築とは一味違って、お金をケチっていないというか、デザインや存在感も含めて街並に非常にマッチしていると思います。たまに写真を撮ったりしている、ぼくにとってはお気に入りの空間です。建物自体も意匠を凝らした趣のあるものですが、残念ながらいまだ売却先や後継テナントが決まっておらず、Loft撤退後は完全に空ビルと化しているかもしれません。景気低迷が長引いて難航しているようですが、この赤レンガの素敵なビルを活かせるような後継先が早く決まることを願っています。
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IMGP1268.jpg東明駅をあとにして、すぐ近くのアルテピアッツァ美唄に行きました。美唄出身の彫刻家、安田侃さんの野外ギャラリーとなっている公園で、旧炭鉱街の小学校跡地を再整備した場所です。

安田侃さんはイタリアで彫刻の修行をして、現在もイタリアを中心に活動しています。




IMGP1297-2.jpgその作品は、イタリア、日本を始め世界的に評価され、欧米を中心に国内外に多数の作品があります。

とくに道内は出身地ということで、各地に作品が設置されています。写真の作品は「妙夢」という代表作の一つで、同じ形のもので白い大理石のものが札幌駅にもあります。





IMGP1242-1.jpg緑溢れる広い公園内はとても心地よく、散策するには最高の場所です。

森の遊歩道を歩いていると、思わぬところに作品があって、それらを一つ一つ見つけながら進むのも面白いです。

 



IMGP1274.jpg

これからの時期は、だんだんと秋が深まって、やがて周囲の山々も色づきはじめてきます。札幌からも、車を使えばそう遠くない距離なので、これからの秋の行楽にはもってこいの場所だと思います。

できれば、雪が降る前の紅葉の季節に、もう一度足を運びたい場所です。



IMGP1148.jpgかつて美唄駅から三菱鉱業美唄鉄道が分岐していました。その名のとおり、終点の常盤台や沿線に点在した炭鉱から石炭を運び出すことを目的とした鉄道でした。炭鉱の閉山と共に昭和47年に廃止されましたが、途中の東明駅が駅舎、ホーム、レールなどを含めて保存されています。そして、ここでしかお目にかかれない国鉄4110型Eタンク機関車と同型の美唄鉄道2号も保存されています。



IMGP1173.jpg美唄鉄道は急勾配が連続するために、全国でも珍しいEタンク機を最盛期には自社発注機、国鉄払い下げ機を含めて7両も擁していました。2号機は自社発注機で、Eタンク機の実質トップナンバーです。本家、国鉄4110型は川崎造船製、美唄鉄道自社発注機は三菱造船製で性能や外観に細かな違いがあるそうです。





IMGP1158.jpgさすがにEタンク機なだけあって見上げるほどの大きさですが、丸型のナンバープレートやシリンダー上部のなで肩のシルエットから、どことなく愛嬌のある面持ちをしています。

この東明駅から終点の常盤台方面へ廃線跡がサイクリングロードになっていますが、現役時代の賑わいを想像させるものはことごとく風化して、もはや自然に還ろうとしています。

今となっては想像するほか術はありませんが、Eタンク機が石炭車や客車を連ねた混合列車が谷間を行き交う光景を、是非この目で見てみたかったものです。


IMGP1146-1.jpg歴史的な政権交代劇からしばらくたって新政権ににも馴染みつつある今日この頃ですが、その政権交代で俄かに有名になった鳩山総理縁の神社をちょっとだけ紹介します。

北海道の中央、南空知の栗山町にある、その名も鳩山神社。代々政治家を輩出してきた名門鳩山家が、かつて地主として所有していた一地区が今も鳩山という名前で残っています。そこの小さな御社が鳩山神社ですが、今ではすっかり脚光を浴びて連休中はすでにたくさんの物好きな方々が訪れていました。

今回はたまたま前を通りかかっただけで、入口の鳥居を写しただけですが、次回はしっかりと参拝したいものです。場所はこのあたり

IMGP1086.jpg今日は朝早起きして、親父に車を出してもらい東追分まで行きました。

追分から夕張方面に一つ目の駅、田園地帯の中にポツンとあるだけの無人駅です。その駅にわざわざ朝早く来たわけは、今この時期を逃すと見られなくなる光景を写すためです。




IMGP1081.jpgその結果がこちら、キハ183系「とかち」と新鋭キハ261-1000系「スーパーとかち」の交換風景です。

今月一杯でキハ183系は撤退、キハ261-1000系に置き換えられてしまいます。この交換風景はおろか、石勝線内からキハ183系の定期列車は全く見られなくなってしまいます。道内の長距離特急といえばキハ183!と刷り込まれてきた世代のぼくにとっては、俄かに信じがたい現実です。確実に一つの時代が過ぎ去ろうとしていることを実感します。

この日も、朝から数人の同業者の方々が集まり記録に勤しんでいました。ぼくも、この貴重な瞬間をカメラに収めることが出来て良かったです。



IMGP1101.jpgこのあと、しばらくしてやってきたキハ40単行ローカルです。

東追分は優等列車の待避のための駅といった感じで、旅客はおまけというほど利用者は少ないです。キハ40を見送った後、追分に移動して折り返しの「とかち」も撮影しました。




200918-02b.jpgペンタックスからデジタル一眼レフの新作エントリーモデル「K-x」が発表されました。K-mの後継モデルで外観はそのまま踏襲されています。

一見ただのマイナーチェンジに見えますが、中身は大幅に進化しました。K-mでは一世代前のソニー製1020万画素CCDでしたが、K-xでは同じソニー製の1240万画素のCMOSセンサーに、画像処理エンジンも上位機種のK-7と同等のPRIMEⅡとなりました。





200918-01b.jpg今回搭載されたCMOSセンサーは、ソニーのα700やニコンのD300s、D90、D5000に搭載されているセンサーと同系統のもので、画質や高感度特性に定評のあるものです。今回、K-xに採用されたことで前作に比べて飛躍的に性能が向上し、同時にライブビューやHD動画など最新の付加機能も追加されました。

また、今回はカラーバリエーションがちょっとありえないほど豊富で、レギュラーカラーの中には以前紹介した牛柄模様も復活しています。





200918-03b.jpgちょっとドギツイ赤モデルもあります、これは何となく某ロボットアニメの有名キャラを連想させますね。

ここまでがレギュラーカラーですが圧巻なのはこの先で、20種類のカラーバリエーションの中から、それぞれ5色のグリップを組み合わせることによって100パターンのカラーバリエーションを用意、その中から好きなものを受注生産してくれるという大変に力の入った販売方法が企画されているようです。






こっけいな色物企画として眉をひそめる人もいるかと思いますが、個人的にはとても楽しい企画のように思います。色の組み合わせをシュミレーションできるサイトも用意されていて、試しに自分の好きな色を組み合わせてみると、もしお金に余裕があるなら何台か注文したくなってきます(^^A)

このような前代未聞のカラーバリエーション展開から、ナンパな企画製品のような印象を受けますが、カメラとしての基本スペックもなかなかなもので、最高シャッタースピード1/6000、秒4.7コマの高速連写など中級機並みの性能を有しています、もちろん他社のエントリークラスと比較してもダントツのスペックです。これまでのペンタックスの一眼レフは、画質やボディの造りの良さには定評がありましたが、スペックに関しては控えめな場合が多く他社の製品に比べて見劣りしていました。しかし、今回のK-xではスペックもトップクラスと肩を並べるかそれ以上の内容でペンタックスの本気の度合いが伺えます。


昨今、マイクロフォーサーズに代表されるミラーレス一眼の台頭が著しいですが、ぼく個人としては、やはり従来のミラー式一眼レフのほうがカメラとしての完成度が高く、道具としての実用性も勝っていると思います。ミラーレス式では背面液晶によるライブビューかビデオカメラのようなビューファインダーをのぞきながらの撮影となりますが、やはり液晶画面を見続けての撮影は目が疲れやすく、この点ではシンプルな光学ファインダーのほうが格段に目の負担が少ないです。また、ミラーレス機は常時ライブビューとメカニカルシャッターとの兼ね合いで、どうしてもシャッターレスポンスが悪くなるという致命的な弱点があります。その点では電子シャッター式のコンパクトデジカメのほうが勝っているほどです。

こういった理由から、これから本格的に写真を始めたいという方には従来からのミラー式デジタル一眼レフがお勧めです。そのなかでも、小さくて軽いK-xのようなエントリークラスが理想的です。先に述べたとおり画質やスペック面では大型の高級機とほとんど差がなくなっていますし、ファインダーの質を除けば差があるのはボディの大きさと重さ、剛性とメカの耐久性くらいです。ただミラーレス機に関してはまだまだ未発展なジャンルでこれからの進化次第では弱点を克服する可能性があります。(※未確認情報ですが、ペンタックスやリコーも来年に向けてミラーレス機を開発している噂があるので将来的には要注目なジャンルには違いありません。)


K-xは一眼レフのサブカメラとしても魅力的です。ぼくはメインでK10Dを使用していますが、サイズはまだしもけっこう重量があって本気撮り以外のスナップ用として持ち歩くには少々かさばって負担です。かといって、コンパクトではいざというときにベストなパフォーマンスを期待できないので、K-xクラスのカメラは非常に魅力的です。しかも高感度性能は軽くK10Dを上回りますから、夜間の手持ち撮影や露出の厳しい条件での動体撮影など時にはメインとしても活躍できる高い潜在能力があります。

上位機種のK-7と比較しても、高感度性能では上回っている可能性があります。画素数こそ劣りますが、K-7のサムソン製オリジナルCMOSセンサーよりもソニー製汎用CMOSセンサーの方が高感度特性は一枚上手なようです。作例を見て画質を比較してみると、K-7はペンタックス自身が設計から関与しているオリジナルセンサーを搭載しているためか、ポジフィルムを髣髴とさせる深い発色の独特な画質、一方K-xは万人受けしそうな非常にニュートラルな発色で、逆にペンタックスらしい個性は抑えられた感じがします。このように、同じCMOS機でもけっこう個性の違いがありますから、その違いを楽しみながら撮影するのも良いかもしれません。
 

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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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