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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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小はスマホや家電品から、大は鉄道から飛行機、原発に至るまで、本来なら絶対に保証されるべき基本的な信頼性や安全がことごとくなし崩しにされ脅かされている事例が相次いでいますね。


わたくし事では、そこまで大げさではないにしろ、どちらかと言うと小の方で、その守られるべき品質や信頼性が損なわれる事例に出くわしています。


つい先頃、近所のホームセンターで買った冷風機能付き扇風機が使用中に油が漏れる不具合を起こし、その旨を店に連絡すると、すぐに新品を持って駆けつけて交換となりました。


ほんと、最近こういうことが多くなったなあ、という気がします。


同じホームセンターで以前買った足元用オイルヒーターは半年でオイルが漏れ始めて同じ製品に交換、今度はスイッチから青白い火花が飛んできたので、そのまま使用するのが怖くなりパネルヒーターに買い替え以後、物置に放置中。


地デジ用薄型テレビが普及し始めた頃に買った某S社のテレビが欠陥品と判明、対策済み品と交換、現在まで問題無く稼働中。


デジタル一眼レフカメラを買って使用するようになってから、微妙に傾いた写真が多くなった。


最初は自分の下手な腕前が原因だろうと注意して撮影してましたが一向に傾きは治らず、三脚に固定し水準器で水平を出来るだけ厳密に出してテスト撮影を繰り返し、それでも傾きがほぼ全カットで見られたことから、カメラ本体に原因があると確信し購入した店から修理に出す。


幸い、保証期間中だったので無料で修理、以後まったく問題なく使用中。


今使っているケータイ、買ってから充電不能になるトラブルに見まわれ、三度修理に出してようやく改善される。


中身の基盤丸ごと交換しても症状が治らなかった原因は、古い機種を交換する際に移植したデーターの一部が悪さをしていたから、それらを廃棄してまっさらにした上でようやく症状が収まる。


古いデーターが原因である可能性を指摘したのはこちらで、応対した店員も修理センターの人も誰ひとりそのことに気づかなかった。


自分一人でも、近年、記憶にある限りこれだけの事例に出くわしているわけですから、世の中全体では大中小と数えきれないほど多数の事例が日々発生していることは想像に難くありません。


それらが個人の迷惑程度に収まるものならまだ我慢も出来ますが、大多数の人達の命や生活に関わる交通機関や原発の安全性などは、惨事が起きる前にもっときちんとした対策がなされてほしいものです。


先日起きた特急北斗の出火事故から立て続けに起きたスーパーおおぞらの配電盤出火事故ですが、破損した空調関係のみならず直接関係ないATS系の基盤まで焼損したことが新たに判明した模様。


配電盤には通常24Vの電圧がかかっているところへ約20倍近い440Vの電圧がかかっていたことが判明。


それを聞いて、はて、ディーゼル気動車の電気系統でそんな高電圧がかかる部分があったのかと疑問に思い少し調べてみると、事故を起こしたキハ283系の走行用エンジンに取り付けられた発電機の出力がちょうどAC440Vであるとウィキの記述の中で見つけました。


通常はその発電機の出力が静止型インバーターなる装置を用いた補助電源装置に入力され、そこから一括して空調や暖房、照明や各種制御回路用の電源を供給する仕組みになっているようです。


今回事故を起こした車両の配電盤の焼け焦げた接触器類は今年2月に交換されたばかりの新しいものでした。


特急北斗のエンジン出火の原因と言われているスライジングロットにしてもそうですが、本来それ自体に大きな負荷がかかって破損することが通常ありえない部品が破損した場合、その部品そのものが原因であると見なす以前に、その小さな部品に大きな負荷をかけた要因の方を洗い出さない限り、真の原因究明と正しい意味での抜本的な解決策を取ることは出来ないのではないかと思われます。


そういった探求を置き去りにしたままで、単に壊れた部品を全部取り替えるだけで同じような事故を予防できるとする判断はどうなのかと思いますし、今日の新聞の記事にも載っていましたが、具体的な因果関係に全く注意を払わないまま、ただ点検回数を増やすだけで済ませていたというのはずさんすぎる話ではないかと素人の一個人でも思ってしまいます。


こういう事例が後を絶たない事態をあちこちで目の当たりにしていますと、何だか世の中全体の信頼性が急速に衰退してずさんになっていっているような気がします。


今日は少しねちっこいお話でした。


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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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