忍者ブログ
北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
[512]  [511]  [510]  [509]  [508]  [507]  [506]  [505]  [504]  [503]  [502
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




パソコンデスクの横の窓から鈴虫の鳴き声が聞こえてきます。


寝ている時も鳴き続けていますが何とも良い音色ですね。


相変わらず夏バテ気味で元気がありませんが、鈴虫の歌声に癒されながら養生しています。


そんな停滞期でも思考は止めずに毎日あれやこれやと思いを巡らしているのですが、なかなかコレといった答えが見つからず悶々としています。


今、現実で起きている変化に自分の想像力と認識力が追いついていません。


無理に行き急いでも仕方がないので、できることをこなしながら待ちの姿勢でじっくり構えて行こうと思います。


一言で変化といっても、現実社会の変化、経済情勢の変化、自然環境の急変、それらの変化から予測される事態の推移、その結果起こるであろう人々の価値観と人生観の大きな転換、そして自分が小説に書くべき題材の焦点を定められること、ざっとここまでが常識の範疇として捉えられる変化の領域だと思います。


それらに加えて若干常識領域から離れた名目として、スピリチュアルな領域による変化について、ネット上で様々に語られる可能性について、どうしても目が離せません。


物によってはまったく荒唐無稽、あるいは空想の産物としてしか常識では認識できない物事について語られていますが、よく読んで調べてみると、現実社金との一定の整合性と倫理的な必然性を兼ね備えていることが分かります。


その中で個人的に最も重要だと感じられることは後者の倫理的な必然性です。


現在の人間社会の状況と価値観は共に行き詰まりつつあると思います。


現状の延長線には社会の健全な発展も、その中で暮らす一人ひとりの個人の成長進歩も殆ど望めなくなっていると思われて仕方ありません。


そういった閉塞状況を打破するためには、相当な規模のブレイクスルーと、新たに現状よりもはるかに高度な文化的な倫理観と人間性を兼ね備えた文明社会の雛形と、人々をそこへ向かわせる未知なる魅力的な領域の存在が必要になってくると思われます。


ところが現状の世界には、そういった絶対的に進んだ文明社会を持った国や地域、あるいは文化領域はまったく見られません。


それどころか陳腐化した社会制度とインフラ構造、停滞と焼き直しの繰り返しに陥っている文化とその結果による退廃的な人間性しか残されていないように思えます。


そういう必要性から鑑みると、主にスピリチュアル領域から始まった変革と未知なる価値観による啓蒙と予告は俄に重要な意味を持ち始めているように思えます。


それらがいかに突飛な予測と言えども、いかに常識的価値観を持ってしても、その可能性の全てまで消し去ることはできません。


たとえ半信半疑でも、そういったメッセージの数々に触れながら自らの狭い意識の壁を超えて少しづつ心の目を広げていくことに務めるべき時が来たと思います。


目にしたメッセージの中で語られていた中で取り分けて心に残ったことは、現状の人々の価値観の視野の狭さについて、その根本にある要因がいくつか端的に語られていたことです。


そこには、人間は自らが見たいと望む現実だけを認識することに長けていて、その見たいと望んだ出来事や分野だけをつなぎ合わせて自分固有の世界観を作り上げる才能があり、それを平均的現実感と重ね合わせることで自らの価値観を世界そのものと同化して見る傾向があり、それゆえに錯覚から逃れられない宿命があるというような意味が記されていました。


また、もっとシンプルな要因として、人間の文化と価値観には長年に渡る生存競争によって培われた生き残り願望が根強く、ゆえに競争意識の枠の中でしか思考できない傾向があり、これによって自分と異なる他者との区別、対立が著しく生じやすい精神ならびに文化構造を脱し切れないと指摘されていました。


これらの指摘はまさに的を得たもので、これからの人間性と文化の進化向上にとって真っ先に解決しなければならない課題のように思われます。


なぜなら、これらの指摘された性質を理解して克服することができたなら、人種や文化の違い、個々人や国家間の利害と価値観の違いから生じる対立構造を解消できる方向に進むことができると思われるからです。


少々理屈ぽっくなりましたが、これらは僕個人としても小説の題材の中で表現して昇華したい題目です。


今日は久々の更新になりましたが、秋の夜長に鈴虫の音色を聞きながら駄文を並べてみました。



PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ご来客数
ブログ内検索
プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
最新CM
[03/29 鈍行翼]
[03/29 北海道鉄道観光資源研究会 永山]
[07/14 鈍行翼]
[07/13 Mori]
[09/17 鈍行翼]
[09/13 神山卓也(リンク先は「美唄鉄道旧東明駅訪問記」)]
[10/15 鈍行翼]
[10/07 チョッパ]
アーカイブ
アクセス解析
フリーエリア
最新トラックバック
忍者ブログ [PR]