北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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現在ネット上で出回っている元東電社員の内部告発ビデオの内容を文章に起こしたサイトを紹介します。
内容の正確性については見ていただいた人たちの判断にお任せします。
この方が最後に話していた、チェルノブイリの高濃度汚染地域においても汚染を免れた湧き水の話がとても印象的でした。
科学全盛の世にあっても、目に見えない何らかの力は生物、物質問わず常に働き続けています。
放射能汚染と向き合いながら生活することを余儀なくされる、これからの時代を生きていく上で、こういった目に見えぬ力を、これまで人間が解明した科学的知識とあわせて考えていくことが一つのヒントになってくると思います。
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やはり相当な反響があったようで、予定されていたドラマも降板されることを余儀なくされたそうです。
参考記事 http://www.cinematoday.jp/page/N0032608
芸能界にとって電力業界は最大のスポンサーの一つです。単に山本太郎さんが懲罰的な意味で外されたということ以上に、現在の世の中の実状が一体どうなっているのかということを伺い知れる一例だと思います。
震災で甚大な被害を受けて一部区間が分断されている状況の中、運行可能な北リアス線の一部でいち早く復興支援列車を走らせてきた三陸鉄道ですが、そのうち宮古~小本間では1両だけで運行する状況が続いていました。
そこで車両基地のある久慈駅からトレーラーに気動車2両を積んで宮古まで陸送する作戦が実施されました。
ニュース動画はこちら
トレーラーに積まれた気動車2両は、途中役所の手続きに手間取って足止めされながらも無事宮古に到着、大型クレーン2台でつり上げられて線路上に下ろされました。
これで朝夕の通勤通学時間帯のぎゅうぎゅう詰めが解消されて良かったという高校生の声や、通院途中に着席出来るようになって楽になったというお年寄りの声が寄せられていました。
やはり地域を結ぶローカル線の役割は重要なことが再確認されるニュースでした。
不通区間を完全復旧させるには180億円の費用がかかると言われていますが、何としても完全復活して欲しいと願っています。
リンク 三陸鉄道のHP
津波で破壊された高架橋脚を早急に復旧することは難しいかもしれませんが、たとえばJR北海道が実用化を急ぐDMVを不通区間の連絡、直通用に利用することなどは出来ないものでしょうか?
会社間や組織の違いなど立場が異なる人たちが壁を乗り越えて協力し合えば出来ること可能なことが飛躍的に増えると思うのですが。
昨日の夜9時55分ごろ釧路発札幌行きスーパーおおぞら14号が石勝線占冠~新夕張間で脱線し第一ニニウトンネル内で緊急停車、その後火災が発生し全焼するという大事故が発生してしまいました。
幸いにも乗員乗客は全員避難して重傷者がでてしまたものの全員命に別状がないという結果に胸をなで下ろしています。
事故原因は現在調査中とのことですが、後ろから2両目の車両の後部台車1軸目が脱輪して事故に至ったそうです。
「振り子式」特有の構造が起因するのではないかと予測する新聞記事もありましたが、キハ283系特有の自己操舵装置付き振り子台車の車軸の取り付け位置が可動するという特殊な構造を考えると、その可能性は十分にあり得ることのように思えます。
これがその自己操舵装置付き振り子台車です。見た感じからして複雑な構造であることがうかがえます。
簡単に説明すると、通常の振り子に加えてカーブ走行時に自動車の前輪のように車軸が内側を向くようにステアリングするような機能がついたものです。
これまでも実際にキハ283系を使用した列車においてブレーキ系統の故障による運休が頻発していましたし、中にはブレーキが解除されないまま走行して白煙を上げつつ破損したという事故もありました。
まだ事故の直接の原因は解明されていないので推測の域を出ませんが、いずれにしてもこれ以上重大な事故が起きないように安全管理を徹底してほしいと一ファンとして切に思います。
追記) 事故現場2km手前で3号車の推進軸が脱落していたことが判明。 参考リンク
今日の朝刊にJR北海道の柿沼社長のインタビュー記事が載っていました。
それによると、かねてから噂されていたDMV採用路線の第一候補は西女満別駅から女満別空港のアクセス路線だそうです。
他にも夕張支線や江差線も地元からの要望があるとのことです。
それ以外にもっと気になるものとして、既存のバスをベースに鉄車輪走行専用にしたスマートカーという車両を開発しているのだそうです。
これによって、マイクロバスベースのDMVではまかないきれない収容力の問題を解決するとありました。
現在、全道のローカル線を一手に支えているといっても過言ではないキハ40の老朽化置き換え問題が近づきつつありますが、スマートカーでコストを抑えながら解決しようという方針なのでしょうね。
DMVで少人数ですが駅から離れた地域を巡回しながらカバーし、スマートカーで線内運行を担い、願わくば既存の鉄道車両による朝夕の通勤通学、および長距離直通列車の運行も継続することで、これまで以上に利便性を向上させてコストを抑えながらもローカル線を活性化させてほしいものですね。
今日の夕刊の一面にこの記事を見つけた時は驚きました。
このご時世にプルサーマル用のMOX燃料の発注可申請を出して、経産省から許可が下りればフランスで燃料を加工して予定通り来春の操業開始を目指すそうです。
プルサーマルについて再三ですがおさらいします。
ウラン燃料を使用する通常の原子炉でウランとプルトニウムを混ぜたMOX燃料を燃やして発電するのがプルサーマル発電です。
何が危険かというと、ウランよりもはるかに毒性が強いプルトニウム(※微量の粒子が肺に入っただけで肺がんになり死に至ります。かつてその猛烈な毒性から角砂糖五個分で人類を絶滅させることが出来ると言われていました。)を使用しているためです。
その猛烈な毒性の強さから取り扱いには絶対の安全性が求められるほかに、運転中においてもウラン単独の燃料より不安定になりやすいため制御が難しいと言われています。
そして一度制御を失うと暴走(再臨界)しやすく事故が起きた場合のリスクとハードルが飛躍的に高まります。
プルサーマルがガソリンでストーブを焚くようなものと比喩される所以です。
(※福島3号機のプルサーマル発電でした。1号機の水素爆発に比べ規模が大きく様子も異なった3号機の爆発は実は使用済み燃料から発した核爆発だったという説があります。通常の水素爆発だけでは生じない放射性物質が検出されたり、原発から数km離れた地点でプルトニウムの破片が見つかったりしています。政府や東電はこのことについて未だ公式な発表をしていませんが、いずれ時間と共に明らかになってくるはずです。)
参考動画1 参考動画2
そして、そこまでの危険を冒してまでプルサーマル発電を行う経済的メリットは実は何も存在しません。
日本中の原発から出た核のゴミであるプルトニウムが一時的に集められている場所が六ヶ所村ですが、そこは一時的な保管場所であって最終的な処分地ではありません。
日本各地で原発が稼働してから数十年、その間出続けてきた膨大な量のプルトニウムが在庫として溜まり続け、それは今なお増え続けているわけです。
かつて北海道の幌延町や高知県の東洋町などが最終処分場候補地にあがった自治体もありましたが、どこも住民の反対で撤回されました。
誰もそんな(史上最悪の)ヤバイ物質を自分の住んでいる場所に持ってこられて寝食を共にしたくはないですよね。
そのたまり続ける核のゴミを何とかするためにフランスの原発大手に加工を依頼して再利用することで何とか埋め合わせをしようとしているのがプルサーマルです。
利益が出るどころかかえって費用がかさんで赤字になるプルサーマルを電力各社がこぞってやりたがる理由は、それをやらなければ大量のプルトニウムが行き場を無くして各原発の敷地内に核のゴミのヤマが出来てしまうからです。
(※福島の4号機のプールは他の号機の使用済み燃料も含めて大量に保管されていたようで、今それが安全に維持できるかが最大の焦点らしいです。核のゴミのヤマに地震と津波が直撃した場合どうなるかといった懸念が現実に進行している真最中です。)
プルトニウムの半減期は2万4千年ですから、それらを安全に維持管理するには莫大なコストと半永久的な時間がかかります。そのゴミが増え続けて負担できる費用を超えてしまえば原子力発電はもはや事業として成り立たなくなりますね。
ではそういった問題を全く見通さないまま原発を利用し続けてきたかというとそうではないようです。
そういった核のゴミ問題を一挙に解決するために計画されてきたのが高速増殖炉です。
高速増殖炉はプルトニウムを燃料にして発電します。運転後に最初に使った燃料以上のプルトニウムを取り出すことが可能で、それを再び燃料として利用できる夢の発電所と言われてきました。
その実用段階の試験を行うために建設されたのが福井県の敦賀市にある高速増殖炉もんじゅです。
ところが、これは夢の発電所どころか悪夢の発電所と呼んだ方が相応しい代物です。
もんじゅは度重なる重大事故を起こして現在は運転も停止も出来ない状態に陥っています。
それらについての詳しい内容は後日、別記事で取り上げようと思っています。
何度も計画が失敗して実用化のめどの立たない高速増殖炉に変わって、プルトニウム在庫処分の苦肉の策として登場したのがプルサーマル計画でした。
つい最近、東電がメルトダウンを認めましたがこれは事故直後から外部の専門家が予測していたとおりの内容です。
そして、それが意味するところは原子炉内で溶けた核燃料と水が反応することで水蒸気爆発が起こるかもしれないということです。
それが起きてしまうと再び大量の放射性物質が東日本全体にばらまかれるということです。
そんな現実がある最中でプルサーマルをあえて推進しようとする北電や道はもはや正気の沙汰とは思えません。
おそらく、高橋知事をはじめ道の責任者たちもこれまで自分たちが音頭を取ってきた手前はっきりNoという勇気がないのでしょうね。
こうなれば政府や経産省が却下してくれることを期待するしかありませんが、もしそうならないのであればこの国は原発と共に心中する気なんじゃないかとさえ思ってしまいます。
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
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