北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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昨日の夜22:35頃、野幌駅ホームにて、DD重連牽引の8082レを何とか狙ってみました。
ISO1600、リケノン135mmF2.8開放、シャッター1/100。止めて撮るには手持ちの機材ではこれが限界、、、でも夜の暗がりの中、邁進するDD×2の迫力はシビレマスネ!
もう限られた撮影チャンスしか無いDD貨物ですから、撮影条件の悪い夜でも何とかして上手く収めたいものです。
カメラを向けるこちらに気づいてくれたのか、通過するときヘッドライトをロービームに落としてくれました。
緑のエクトプラズムが浮かぶ超アラアラ画像ですが、お陰さまで舞い落ちる雪の中にライトが浮かぶさまを写すことができましたm(_ _)m
また機会を作って、今度は50mmレンズで流しの真似事なんかを試してみようと思います。
はたしてうまくいくかどうかはビミョ~ですが・・・。
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今日、車窓から苗穂工場構内を見たときにDE10A更新機らしき姿を見ました。
ご存知のとおり、DE10A更新機は現在道内に配置が無いので居るわけがないのですが、、、たしかにDE10に見えたんですけどね、イマイチ自信はありません。帰りに見たときはすでに姿が見えませんでした。
ひょっとすると単にDD51A更新機の見間違いかもしれませんが、一応参考程度の未確認情報として記しておきます。
今日、たまたまNHKのドキュメント番組「クローズアップ現代」を見ました。
テーマは有名漫画のワンピースが2億冊も売れている空前のブームの背景についてで、そのことを専門に研究している大学院の教授の話などもあり大変興味深い内容でした。
ちなみにぼくはまだワンピースを一度も読んだことのない、ある意味化石のような人間かもしれません(^^A)
その存在やキャラクターの姿形くらいはいくらなんでも知っていましたが、まさか大人から子供まで総夢中にさせるほどの国民的漫画になっていたとは知りませんでした。
内容やストーリーは主人公と仲間の団結集団格闘勧善懲悪モノという往年のジャンプ漫画以来の超王道路線ですね。
ジャンプといえば、ぼくが脳無厨房だった頃が全盛期でクラスでほとんど全員が毎週買ったり回したりして読んでいましたね~。
ドラゴンボールZに始まり、スラムダンクにこち亀、幽白にジョジョなどそうそうたる名作がしのぎを削るように連載していましたから、たしかに面白かったですね。
それでも高校に入った頃になると、あの作品における超マンネリ路線に飽き飽きしたせいか、いつのまにか卒業していました。それ以来、友達の家などでハシ読みさせてもらう以外には全く漫画を読まなくなりました。なので、今となってはワンピースや他の有名作も全く読んだことのない超浦島太郎状態です。
今日のドキュメントでは、ワンピースのメッセージ性に感銘を受けて立ち直った人や、主人公をかばって死んでいく仲間のシーンに思わず涙する主婦の方が紹介されていました。ワンピースが読む人にそれほどまでの影響を与える漫画であることに驚きました。
でも一方でちょっと複雑な気分にもなりました。
番組内の分析では、主人公と仲間の強固な結束と友情、ぶつかり合っても本音を受け止め合う信頼関係など、おおよそ現実社会では希薄になっている人と人の繋がりと結びつきがふんだんに描かれていることが、これだけの支持と人気を集める秘密と結んでいました。しかし、逆を言えば現実の社会がそれだけ人間性を失っていることの裏返しでもあるわけですよね。
所詮、漫画の中の理想世界であって、どんなにイイ事言っても現実では無意味などと、ありきたりで斜めにうがったことは申しません。むしろ、そのメッセージから現実に自分の人生を建て直したり、奮い立たせて頑張れる人々が沢山いるわけですから良い作品に違いありません。
でも究極的な意味で(そこまで考え込む必要はないのですが・・・)現在、多くの人々が抱える疎外感と孤独をワンピースのメッセージで救えるかといえば難しい気がします。
もちろん、漫画のメッセージ一つでこの世の悩みや憂いを一掃出来るなどとは思っていません。ただ、そのメッセージでズバリ救われる人と、その範疇から外れてスルーする人に分かれる気がします。
そこを分ける線は一体なんなのか、善人か悪人か、誠実か不誠実か、運不運か、楽観主義か悲観主義か、はたまた前世の行いが悪かったかどうか、オーラの色か、信仰と無神論の問題か、、、そんなことまで考え出すと深~くなりすぎるので、あえてその点には触れないでおきます。触らぬ〇〇にたたりなし、、( ̄人 ̄)
そんなディープなことまで考えなくても一つ言えることは、単純なことですが描かれた理想の世界と現実との間に埋めようのないギャップが存在することだと思います。
そのギャップということから考えてさらに気がついたことは、現実は漫画のように明確な敵というものが存在しませんし、ゆえに分かりやすい勧善懲悪でも無いということです。
しいて敵がいるとすれば、この社会の仕組みそのものであったり、あるいは自分自信の内面の弱さ、未熟さ、エゴ、その反映としての他者の存在だったりするのではないかと思います。
強大な敵が存在することによって結ばれる団結と友情は古い時代の幻想です。
(そういえば番組内でジブリの鈴木Pと作者の対談が紹介されていましたが、その中で鈴木Pに古い任侠物のようだと指摘されたことに対して、作者は7人の侍をイメージしたと答えていました。)
仲間が一致団結して敵に立ち向かい固く結ばれる友情物語はたしかに美しい物語ですが、反面、それは敵との戦いと犠牲、対立が無ければ成り立たないものです。
もしそれをフィクションの一線を越えて現実の中に見出そうとするならば、好んで敵を見つけて自ら対立を求め続けることになります。
それは常に誰かを悪者と決めつけて自分を物語の主人公的立場に置こうとするに等しいわけですから、かなりエゴいことになってくるわけですね。物語の中の美しい人間関係に憧れて現実の中に同じ関係を求めると、かえって他人との摩擦や対立、裏切られたと思うような皮肉な本末転倒が起きてしまうこともあります。
それは漫画に限ったことではないですが、人を引きつける魅力的な創作物の多くには、本来人間が誰でも持っている自己中心的な願望が余すことなく美化されて肯定されて描かれているという側面があるためです。だからこそ多くの人達の心を掴んで離さないのですが、同時にそういった優れた作品ほど毒もあるということですね。
漫画一つ読むことに、いちいちこんなまどろっこしいことを考える必要はありませんが、誰しもが避けて通れない人間関係の問題については少し深く考えておくのも悪くない気がします。
漫画から離れて久しいですが、機会があったらワンピースは読んでみたい作品ですね。実際に読んでみると印象も変わるでしょうし、また違った魅力にも気が付くと思います。
最後にぼくが気になった点について書いておきます。
それはワンピースが描く多種多様な個性を持ったキャラたちが、その反面、弱さやトラウマを抱えながら仲間同士支えあって乗り越えて行くという理想像が現実の世界にも求めることがはたして可能なのかどうかということです。
おそらく、その答えはフィフティー・フィフティーでしょう。
人と人がつながり助け合うことは理想でも何でもなく、意思さえあれば誰でも出来ることです。
一方で人と人の間には取り去りようのない孤独の壁が存在します。
孤独の壁はみんなで助けあっていっせいに越えることはできません。
なぜならそれはその人固有のその人だけの越えなければならない壁だからです。
孤独の壁を自分の力で超えた人同しだけが、本当の意味でお互いに思いやり助け合うことができるとのだと思います。
共通の敵を作って結びついた人と人の関係は本物の絆にはなりません。
それでは常に対立と争いと犠牲が絶えること無く続くのが現実です。
孤独を乗り越えることは心の平穏を手に入れることです。
そこまで至ってはじめて平和な本物の人間関係を築くことができます。
人が孤独である理由はそこに至るためだと思います。
先月末に完成オープンした白石新駅舎を見てきました。以下、写真を交えて簡単に紹介します。
列車を降りてホームからエスカレータを上った先の改札口前の広場の様子です。前駅舎に比べると、当然のことながら広々としています。
反対側は広い窓があって、行き交う千歳線の列車の様子を眼下に眺めることができます。手前にはベンチが並んでいて乗り換えの際にゆっくりと座って待つことができるようになっています。
奥には使用停止になった旧跨線橋が見えますが、近いうちに撤去されて奥の景色も見渡せるようになるでしょう。
改札を出て反対側から見るとこんな感じです。最近建設された橋上駅と同じような雰囲気です。広過ぎず狭過ぎずちょうど良い空間です。
ちょっと不便に感じたことは、時計表示が改札の外側にしか無く、乗り換えの際にすぐに時間確認ができないことです。ちょっと改善の余地がありそうです。
駅から自由通路に出た先にもベンチと大窓があります。
何も無い時でも休める、こういった施設が充実していることはありがたいですね。最近の公共施設建設は動的な機能性ばかりでなく、静的な機能性にも配慮されているところが時代の進歩を感じさせます。
キヨスクも一新されて新たにパン屋さんも開店しました。ATMも新たに設置されているので、いざという時に便利です。
ちなみにレフボンというパン屋さんは、自宅近くの某市民生協にも出店していて、いつもお世話になっていたりします。歯ごたえのあるパン生地でとても美味しいパン屋さんです。
自由通路構内はやや素っ気無い感じがするほどありふれた造りでしたが、新たに設けられた北口の豪華な吹き抜けにはちょっと驚きました。
かつては野幌と並んでレンガ産業が盛んな地域でしたが、その歴史を伝えるようにレンガタイルの外壁が用いられています。この写真を撮った反対側には、かつての駅周辺の古い写真と解説が掲げられ、レールもオブジェとして飾られています。岩見沢新駅舎以来の古い歴史との繋がりを意識した取り組みですね。
新北口の様子。
180万人都市の主要地域の乗換駅でありながら、今まで裏口が存在しなかったことが不思議です。前の駅舎は古さという意味ではそれなりの味わいがありましたが、その利用状況を考えてみると新駅舎になったメリットのほうが大きいように感じますね。
反対の旧駅舎はまもなく解体作業が始まりそうな雰囲気。今まで約40年間のお勤めご苦労さまでしたm(_ _)mといった感じです。
メインの南口がやけに素っ気無い感じがしましたが、旧駅舎解体後の場所に増築して完成するようです。ますます立派になっていく姿が想像されますね。
こうして全体を見終わってみると、典型的な現代風橋上駅だな~といった感じですが、思ったよりも居心地が良さそうな駅でした。
最後に気になったことといえば、ホームで列車を待っている時に風防で仕切られたエスカレーター出口で待っていたのですが、その空間が狭すぎて、すぐにつっかえて結局寒風吹きすさぶホームで列車を待つハメになることです。
雪国人としては少しでも長く温かいところで列車を待ちたいというのが人情というものです。多分、設計施工にあたったであろう内地の大手建設会社の担当者はそこまで気づかなかったのでしょうね。
あの悪名高き札幌駅の吹きさらしの極寒筒抜け構造よりは遙かにマシですが、もう一押しの配慮があればパーフェクトだったんですがね。
上に述べた時計の設置と合わせて改修されれば利用者として文句なしですが、そうそう新たな予算が付くわけもないでしょうから現状のままで完成とするのでしょう。というか白石駅や他の駅の小さな不備よりも、メインターミナル札幌駅の極寒構造を何とかして欲しいものですね。バブル真っ只中に作られてから二十数年、今更になってエレベーター設置工事をやっていますが、そろそろ大規模なリニューアル工事も必要な時期ではないでしょうか。
先月、写真の天然石の結晶を買いました。フローライトという水晶の親戚?のような鉱石です。
和名で蛍石といい、これの人工結晶をレンズに加工して搭載したものがあります。キャノンのLレンズシリーズが有名ですね。
写真の鉱石は天然の結晶ですが、とある石屋さんで偶然見つけて一目惚れ、それでうちに来ることになりました。
それでも衝動買いというわけでもなく、最初に見つけた時は直感的に気に入ったのですが、一旦留めて後日又来たときに売れていなかったら買うつもりでいました。そして、数日後に再び来たときに棚の上に変わらず鎮座していたので購入しました。
ぼくは特別鉱物マニアというわけではありませんが、やはりこういった鉱物には不思議なパワーや縁のようなものを感じます。
石屋さんを見つけると必ず一目覗いてみるのですが、同じ水晶でもそれぞれ雰囲気が違うものです。特に、自分の波長と合うか合わないかはっきりしていて、どんなに光り輝き高価な石でも自分と合わなければ欲しいという気は全く起きませんし興味すらわかないほどです。
それで、このこぶし大のフローライトの結晶はどうかというと、見つけた瞬間に欲しいというよりは見つけてしまった~(--,)という感じで、物欲というよりはこの先の自分にとって必要なものだという認識でした。
特別希少な鉱石でもないので目が飛び出るほどの値段ではありませんが、それでもごく安い古レンズ1本分くらいの値段はしました。常日頃、限られたお金をなるべく合理的に使おうと心がけているのですが、今回の買い物はその存在以外に何ら機能も付加価値も無いという、おおよそ合理的な買い物とはいえないものでした、、(^^;)
それでも、これを思い切って買ったのは正解でした。これひとつ机の上に置いておいたり、手に取って眺めたりしていると不思議と頭がすっきりするというか、ここ最近、無駄に考えすぎて心が重苦しくなりがちだったのが少し軽くなってきました。
あれこれ考えてもどうにもならないことについて、さらに考えすぎるよりも一旦手放して受け入れ上手になりなさいと、まるで石から言われているように感じます。
この石自体に意思があるのかどうか定かではありませんが、お店で最初に手に取ったときに伝わってきたことは「ホコリが付いているから水で洗ってくれ~」でした。
買って家に持ち帰ってから江別の水道水で洗い清めてやると、店では鈍く光っていた石がキレイに輝きはじめました。
石と人のちょっと不思議な関係を体験したというお話でした~。
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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