北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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先月、写真の天然石の結晶を買いました。フローライトという水晶の親戚?のような鉱石です。
和名で蛍石といい、これの人工結晶をレンズに加工して搭載したものがあります。キャノンのLレンズシリーズが有名ですね。
写真の鉱石は天然の結晶ですが、とある石屋さんで偶然見つけて一目惚れ、それでうちに来ることになりました。
それでも衝動買いというわけでもなく、最初に見つけた時は直感的に気に入ったのですが、一旦留めて後日又来たときに売れていなかったら買うつもりでいました。そして、数日後に再び来たときに棚の上に変わらず鎮座していたので購入しました。
ぼくは特別鉱物マニアというわけではありませんが、やはりこういった鉱物には不思議なパワーや縁のようなものを感じます。
石屋さんを見つけると必ず一目覗いてみるのですが、同じ水晶でもそれぞれ雰囲気が違うものです。特に、自分の波長と合うか合わないかはっきりしていて、どんなに光り輝き高価な石でも自分と合わなければ欲しいという気は全く起きませんし興味すらわかないほどです。
それで、このこぶし大のフローライトの結晶はどうかというと、見つけた瞬間に欲しいというよりは見つけてしまった~(--,)という感じで、物欲というよりはこの先の自分にとって必要なものだという認識でした。
特別希少な鉱石でもないので目が飛び出るほどの値段ではありませんが、それでもごく安い古レンズ1本分くらいの値段はしました。常日頃、限られたお金をなるべく合理的に使おうと心がけているのですが、今回の買い物はその存在以外に何ら機能も付加価値も無いという、おおよそ合理的な買い物とはいえないものでした、、(^^;)
それでも、これを思い切って買ったのは正解でした。これひとつ机の上に置いておいたり、手に取って眺めたりしていると不思議と頭がすっきりするというか、ここ最近、無駄に考えすぎて心が重苦しくなりがちだったのが少し軽くなってきました。
あれこれ考えてもどうにもならないことについて、さらに考えすぎるよりも一旦手放して受け入れ上手になりなさいと、まるで石から言われているように感じます。
この石自体に意思があるのかどうか定かではありませんが、お店で最初に手に取ったときに伝わってきたことは「ホコリが付いているから水で洗ってくれ~」でした。
買って家に持ち帰ってから江別の水道水で洗い清めてやると、店では鈍く光っていた石がキレイに輝きはじめました。
石と人のちょっと不思議な関係を体験したというお話でした~。
余談:)
光学レンズにおいて蛍石のレンズは普通のガラスよりも光の分散が小さく、非球面レンズや異常低分散ガラスなどと並んでレンズの光学特性の改善のために用いられています。その中でも、キャノンのプロ用高級レンズシリーズ「Lレンズ」の一部の製品に使用されていることが有名ですね。同社は他社に先駆けて人工蛍石のレンズを量産する技術を確立して世界一の光学機器メーカーに上り詰めました。ところが、世界で初めて一眼レフ用蛍石レンズを発売したのは現在ペンタックスブランドとして存続している旭光学でした。1968年に発売されたウルトラアクロマチックタクマー85mmF4.5というレンズで、蛍石レンズのみならず他のレンズは全て水晶で出来ているというスゴすぎるレンズです。写りの方はコーティングがほとんど施されていないためにコントラストは低めですが、条件が整えば非常に高精細な画質になるとのことです。今から40年以上前に作られた特殊レンズですから画質云々はさておき、後にも先にも無いガラス無使用、総鉱石レンズという特殊さにそそられますね。生産量も極めて少なく激レアアイテムですが、最新のデジタル一眼レフと組み合わせるとどんな画になるのか気になります。また、ほとんどのデジタル機器は水晶発振器の振動を基準に動作していますが、電気的に無関係とはいえ水晶+蛍石レンズが何かしらの良い影響を画質に与えるのではないか?という気もしてきます。何と言ってもガラス無使用のパワーストーンレンズですからね。
画像撮影に使ったレンズは XR RIKENON 50mmF1.7。コレも別な意味でパワストレンズ?
光学レンズにおいて蛍石のレンズは普通のガラスよりも光の分散が小さく、非球面レンズや異常低分散ガラスなどと並んでレンズの光学特性の改善のために用いられています。その中でも、キャノンのプロ用高級レンズシリーズ「Lレンズ」の一部の製品に使用されていることが有名ですね。同社は他社に先駆けて人工蛍石のレンズを量産する技術を確立して世界一の光学機器メーカーに上り詰めました。ところが、世界で初めて一眼レフ用蛍石レンズを発売したのは現在ペンタックスブランドとして存続している旭光学でした。1968年に発売されたウルトラアクロマチックタクマー85mmF4.5というレンズで、蛍石レンズのみならず他のレンズは全て水晶で出来ているというスゴすぎるレンズです。写りの方はコーティングがほとんど施されていないためにコントラストは低めですが、条件が整えば非常に高精細な画質になるとのことです。今から40年以上前に作られた特殊レンズですから画質云々はさておき、後にも先にも無いガラス無使用、総鉱石レンズという特殊さにそそられますね。生産量も極めて少なく激レアアイテムですが、最新のデジタル一眼レフと組み合わせるとどんな画になるのか気になります。また、ほとんどのデジタル機器は水晶発振器の振動を基準に動作していますが、電気的に無関係とはいえ水晶+蛍石レンズが何かしらの良い影響を画質に与えるのではないか?という気もしてきます。何と言ってもガラス無使用のパワーストーンレンズですからね。
画像撮影に使ったレンズは XR RIKENON 50mmF1.7。コレも別な意味でパワストレンズ?
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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