北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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先日、期せずして発見した(~ただ情報に疎かったダケ・・・)HD300型試作車を再び見に行きました。
今日はDD51×2相手の荷重試験ではなく、DE10に混じって入換始業に就いていました。どうやら本格的な試験運行に入ったようです。
着発番線を行き来する赤熊さんことDF200との2ショット。
あと数年先には日常の光景になるのでしょうか。
アップで全体像を、赤いセミセンターキャブの車体に国鉄型DL以来のDNAを感じさせます。
しかし、中身はモーターを駆動源としたバッテリー機関車であることが最大の違いです。前側の長いボンネットの中に、その心臓部である高性能バッテリーとインバーター装置が内蔵されています。
短いボンネット側から見てみましょう。
こちらの小さなボンネットの中に小型ディーゼル発電機が搭載されています。足回りは現在主流となっている軸ハリ式ボルスタレス台車ですが、空気ばねではなくコイルばねを使用しているところが機関車らしい感じがします。
長編成のコンテナ編成も問題なく引き出していました。性能的には概ね良好そうです。
ただ、今回の試験は短期間なので、極寒地での長期使用においてバッテリーなどの劣化がどれほどなのかなど今後の課題もあると思います。
新旧世代交代を予感させる2ショット。
老朽化しているとはいえ、1,350PSのエンジンを搭載し本線走行まで考慮されたDE10に比べるとややパワー不足が懸念されそうですね。コンテナ編成の引き出しなど、瞬発力においては明らかにDE10の方が優っている様子でした。
来週の2月4日の早朝には所属先の新鶴見へ回送されますが、現段階でそのまま量産に移行してすぐにDE10を置き換えてしまう可能性は低そうですね。おそらく、この901号機の結果を踏まえた上で量産先行の2次試作車などを製作して、さらに長期の耐寒耐久試験に供してから量産に入るものと思います。
今回、傍から素人が見ている限りですが、DEに比べてパワー面で劣っているように見えましたし、耐寒装備という面でも備え付けのスノープロウの丈が短く、明らかに積雪に対して不足しているようでした。雪国では積雪時に排雪しながら入換するようなシュチュエーションもあり、そういった場合では定格以上のパワーも要求されます。量産車が登場する頃には耐寒強化使用などのバリエーションも作られているかもしれませんね。
今日は一眼レフと望遠レンズを持参して来ましたが、タイミング良く入換始業に付いていたので色々なシーンをしっかり記録できたので良かったです。
余談:)
今日の写真のうちの半数ほどは平和駅につながる歩道橋の中から撮影しましたが、一度足を運んだことのある方ならご周知のとおり、強化ガラスで出来た窓は全て固定されて外の風景を直に撮影できる場所がありません。それでも撮影するとなると必然的にガラス越しにカメラを向けるほかないのですが、透明度の低い青みがかったガラス越しでは著しく写真の解像度が落ちてしまいます。それを少しでも低減させるために、カメラのレンズをギリギリまでガラス面に寄せて撮影します。そんな時有効なのが市販の汎用ラバーフードです。伸縮可能なのである程度角度のついた撮影でもガラス面とレンズの隙間を埋めて反射を防ぐことができます。また、今日は天候が晴天の上、気温が氷点下まで下がって空気が澄んでいるためガラス面の汚れや不透明さを和らげる効果があったように思います。ありきたりな手法ですが、やってみると意外と効果が高いものです。
そういえば、今日のHD300-901号はナンバープレートが全て外されていましたね。たしか、来たときは付いていたはずですから、何か事情があって外したのでしょうか?
※今日使ったレンズは、主にXR RIKENON 135mmF2.8、一部 XR RIKENON 200mmF4.0。
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1982/05/07
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エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
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