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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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もういい加減にしてくれ!という声がそこかしこから聞こえてきそうな気がしますが、この原発問題について見て見ぬふりして通り過ぎることはできませんね。


ネット上でも数週間前から懸念されている福島原発4号機の燃料プールの状態についてですが、どうもかんばしくない模様ですね。


14日、19日、21日の深夜にそれぞれ大量の水蒸気のような気体を放出していた様子がライブカメラで捉えられていました。(参考サイトはこちら


これが一体何なのか素人では判断がつきませんが、今までの成り行きから考えるとあまり良いモノではないことは確かです。


一進一退が続く汚染水浄化作戦の可否も気になるところですが、福島原発事故においてはまだまだ明らかにされていない部分も多く、4号機の白煙と再臨界疑惑も含めて説明が待たれます。


福島第一原発事故について集中的に報道されている一方で、西の福井県にある高速増殖炉もんじゅについては新聞やテレビなどでほとんど目にすることがありません。


報道されていないから安全ということではなく、むしろもんじゅの方が場合によっては福島よりも深刻な状況になりかねない危険性が以前から指摘されています。


それがもんじゅの構造が普通の原発と違い特殊で、冷却剤として使われている高温の液体ナトリウムが万一空気に触れると爆発、炎上するという危険な性質があるためです。


ただでさえ危険きわまりないもんじゅですが、昨年の8月に燃料交換用装置(3.3t)が原子炉内に落下する事故が発生。復旧作業をするも24回連続して失敗したあげくに責任者が自殺するというような状況に追い込まれています。(参考記事


この装置が原子炉内で宙づり状態になっていることで、燃料の出し入れが出来ないために安全な運転も停止もできない状態だそうです。


万一、この状態で大きな地震が発生した場合、原子炉内で3.3tの構造物が揺れ動くことで内部の原子炉や配管を破損させ想定外の大惨事につながる可能性が指摘されています。


実はその落下装置の取り外し作業が明日にも実施される予定とのことです。


これまでの失敗を踏まえてかなり大規模な工事になるようですが、その作業内容について早くも疑念の声が上がっています。(参考記事


こんなことは考えたくありませんが、もしこの作業中に不測の事態が発生してナトリウムが漏れるようなことが起これば即、大惨事につながることは想像に難くありません。


そうなれば今まで比較的安全だった西日本の大部分が広範囲に汚染されるばかりでなく、海を挟んだ韓国、中国、北朝鮮、ロシアなどにも被害を及ぼしてしまいます。


なので明日の作業は何としても安全にやり遂げてもらわなければなりません。


こういった重大事案にも関わらず大手マスコミからは全く報じられていない状況はどう考えてみても不自然なことですね。


でもそれだけ情報規制をかけなければならないほど今が非常事態なわけですから致し方ないことかもしれません。


太平洋をまたいだわが国の盟友(親分)であるアメリカでも原発が水没して非常事態宣言が出されています。(参考動画


こちらでも安全報道が繰り返されて正確な情報が規制されているようです。


安全・安心神話はどこの国においても幻想にすぎないことがうかがえます。

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男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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