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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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38838f21.jpeg昨日の「ミッドナイト」を皮切りに、四日間かけてキハ183系国鉄色が道内主要路線を一周するツアーが行われました。

心配された台風の影響も無く予定通り運行され、ホッと胸をなでおろされた方も多いと思います。昨日の「ミッドナイト」は大変な人ごみだったようですが、ぼくは体調のこともあってパスしました。


そして今日、札幌付近を昼過ぎに通過する「おおぞら」を撮りに豊平川に行きました。最初は逆光覚悟で橋梁手前のS字カーブで構えていたのですが、秋の日差しが予想以上に強烈で、急遽、河川敷からサイドを狙うことにしました。

結果はご覧のとおりで、いたって地味な構図ですがイメージどおりのカットになりました。今回、貴重なひらがな「おおぞら」マークをパスしてまでこの構図にこだわったのには理由があります。それは、この場所がぼくにとっての”鉄人生”の原点であり、そこを走る国鉄色も原点となる列車だからです。

ぼくが幼い頃、まだ物心つくかつかないかの時の話ですが、当時暮らしていた豊平川沿いの街から、母の自転車に乗せられて下流部のこの場所へ、よく列車を見せに連れて行ってくれました。その頃は、キハ183系やキハ82系、781系、711系旧色、キハ56系キロ付き急行、ED76レッドトレイン、さらに小樽方面へ行く様々な貨車を連ねた貨物列車など、国鉄末期を象徴するようなシーンが展開していました。

天気の良い週末は、ここへ通うのが日課のようになっていましたし、成長して自分で自転車に乗るようになってからも行きました。それは生まれ育った街を引っ越すまで続いたのですが、その間に国鉄からJRに変り、N183系やリゾート列車が登場、既存の列車も続々と新しい色に塗り替えられて走る列車の姿も徐々に変っていきました。

幼い頃、この場所で来る列車、来る列車をあきもせずに眺めて、色や形を覚えて、名前を覚えたことが、今に至るまで鉄道好き人生を歩むことになった要因だと思います。その原点を記録できる日は今日しかないと思い、河川敷でその時を待っていました。列車通過30分前に秋の気まぐれな空が急に陰り、これは駄目かな~と諦めかけた3分前に見事に晴れ渡ってくれました。今日の写真は、ぼくにとって何かと思い入れ深い、ちょっと特別な一枚になりそうです。
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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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