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今年のGWは何をして過ごしていたかと言うと、ただひたすら野良仕事に明け暮れていました、、、。
だいたい7割くらい出来上がりました、手前の区画は母が買ってきた花々がさっそく植えられました。奥の区画は部材が揃っておらず、まだ完成まで時間がかかりそうです。
ホームセンターで売っている穴の開いた赤いブロックを使っていますが、これは例の湿気取りトラップとして機能するようになっています。ここは敷地の中で一番低いためか、もともと湿気が溜まりやすく、それを除去するためにブロックで垣根を作ったのが始まりでした。効果は思った以上に強力で、花壇の水ハケが良くなっただけではなく、家の中のジメジメ感も一緒に低減されました。その結果をふまえて、今度は家の四隅にも展開しようと一昨年くらいから徐々に設置作業をすすめています。ただ、このブロックも大量に使うと、合わせて使う鉢底の土と合わせて結構バカにならない経費がかかるのが辛いところです(--,)
GWなので激混みかと思いきや、たしかに人は多かったものの駐車待ちするようなことも無く、ちょっと拍子抜けでした。
モエレ沼公園は御存知の通り、札幌市のゴミ埋立地の跡に彫刻家、故イサム・ノグチ氏の計画に沿って造成された公園です。出来た当初は、写真の人工の盛土で作られた山が話題になりましたね。今回、滞在時間は短かったのですが、この山はきちんと登りました。日頃の運動不足がたたってかなりバテルだろうと思っていましたが、登ってみると大したことありませんでした。
札幌の街並みから藻岩や手稲など背後の山々、そこから左にめをやれば恵庭岳、右には小樽の高島が霞の中に浮かんでいるのが見渡せます。振り返って北の方角に目を向けると、残雪のピンネシリ連山が綺麗でした。
しばらく腰をおろして風景を眺めていると、丘珠発着の小型プロペラ機が飛んでいる姿を見つけました。北から西に回り、わがまち江別上空を通りながら旋回して丘珠の滑走路に着陸しました。それからまもなくして、今度は一回り小さいHAC便が同じようなコースをたどって丘珠に着陸しました。大型旅客機がひっきりなしに離発着を繰り返す新千歳も良いですが、小さなプロペラ機がそっと離発着する丘珠も風情があって良いですね。ANAの撤退が決まってその存続が危ぶまれていますが何とか存続してほしいものです。
貴重な丘珠発着便を2便も見ることが出来て満足しながら下山しました。今日は寄り道ついでの訪問だったので公園全体を回ることが出来ませんでしたが、それは次回のお楽しみにとっておこうと思います。野幌の4番通りからも見える人工山は見晴らしが良く満足しました。公園の雰囲気は敷地が広大なせいもあってか、全体としてやや硬いかな~という印象でした。延々と続く石畳の道を、やや疲れ気味の身体を前へ押しながら歩くのは少々しんどい感じです。途中に休憩できるベンチや東屋なんかがあれば良いのですが、イサムノグチ氏のコンセプトに反するためか、そういった施設は一切見当たらず、老人や体力のない病人には向かない公園かもしれません。
そんなこんなで今年のGWも過ぎ去っていきました。これといって目立ったイベントはありませんでしたが、なにより平穏無事でいられることが一番ですね。春以来、家の中の雑事や運動不足解消の鉄活動、本命の創作活動の下準備など、色々忙しいことが続いたので疲労がたまり気味です。ここしばらくは体力を回復するためにおとなしくしていようと思います。
今日はこの春、話題の映画「アリス・イン・ワンダーランド」を観てきました。
これまでジョニー・デップ主演の作品を映画館で観たことは無かったのですが、ついこの間、テレビで放映された「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ三部作が予想以上に面白かったので、その宣伝戦略にまんまと乗って映画館のスクリーンで観ようと思ったのです。もともとハリウッド映画や俳優にそれほど興味がある方ではないのですが、ジョニー・デップはその存在を知ってから気になる存在でした。あの、どことなく間のズレたコミカルさや、それとは正反対に沈黙の中で悲しみや怒りの情感を込める演技力は彼ならでは魅力ですね。彼の主演映画を初めて観たのは、同じくTV放映された「チャーリーとチョコレート工場」でしたが、大金持ちの主人公が純粋な優しさを持ちながらも、それゆえに世間の常識から遠くかけ離れて引きこもってしまった姿を味わい深く演じていました。あの映画を見ていると、時節柄、マイケル・ジャクソンがネバーランドに引きこもって世間やマスコミからあることないことでっち上げられながら騒がれていたことと重なります。とにもかくにも「チャーリーとチョコレート工場」の哀愁ただよう演技を目にして以来、ジョニー・デップは好きな役者になりました。
本作「アリス・イン・ワンダーランド」は有名な古典ファンタジー文学「不思議の国のアリス」の主人公アリスが成長して再びワンダーランドに戻るというオリジナルストーリーの映画です。ぼくは残念ながら原作をまだ読んだことがないのですが、今回の映画は原作とは関係なく楽しめるような娯楽作品としてまとめられていたので、原作の内容を知らないために楽しめなかったということは全くありませんでした。映像は奇抜なキャラクターや幻想的な世界観を表現するために全編にわたってCGアニメや合成技術が駆使されています。こういったCG技術も出始めの頃は、その効果に頼り切っていたり、不必要なまでに強調されて肝心の演技やストーリーが埋没してしまうなどの失敗が目立ちましたが、本作はそういった弊害に囚われることなく、ティム・バートン監督の魅惑的な世界観を余すことなく再現しています。
奇抜なキャラやCGで作りこまれた派手な演出、話題の3D効果など(ぼくは目がつかれることや、細かいところをじっくり見るには2Dの方が適しているのではないかという判断で3Dを見送りました)見た目のインパクトとは裏腹に、ストーリー自体は主人公のアリスの成長物語と勧善懲悪の対決劇を組み合わせたお決まりの手堅い構成です。その点だけを見れば、主人公が悪に立ち向かって打ち勝ってメデタシx2のもはや見飽きた娯楽映画でしかないような気がしますが、そのお約束のストーリーの一つ一つの場面ごとに深い人生模様を漏らすこと無く織りまぜている点が見事です。同じくティム・バートン監督による「チャーリーとチョコレート工場」では、「アリス~」とは反対に奇妙で理解し難い設定とストーリー展開の中に、普遍的な心情表現を織りまぜることで多くの人が共感できる内容に仕上がっていました。そして「チャーリー~」にも「アリス~」にも根本的に共通することは、主人公の行動や思考を通して、みんなが常識だと思い込んでいる価値観の中にあるエゴや矛盾を浮かび上がらせていることです。
19世紀の貴族社会を風刺した冒頭のシーンは笑えます。でもそれは、はるか昔の滑稽な貴族文化というよりは、現代の一般社会の見栄としがらみを皮肉った内容に見えます。アンダーランドに落下した後に登場する善悪様々なキャラクターは、誰一人として常識のバランスを保っている者はいません。みんなどこかズレて狂っている様子は、常識という平均値を取り払った現実の社会に生きる一人一人の人間のリアルな描写そのものように見えます。そういった混乱を一人突き破るアリスとその仲間たちのやりとりの中に、ぼくたち見る側の人間にも通じる”生きるヒント”が散りばめられています。少し拾い上げてみると、予言の筋書きに外れた行動を取ったアリスが「私には未来を創造する力がある」と言う場面や、白の女王に救世主として戦うかどうか選択を促された時に言った「誰かのためにではなく、自分の未来を勝ち得るために私は戦う」というセリフの中に、この作品の主要なメッセージを読み取ることが出来ると思います。
ぼくがこの作品の中で一番気に入った場面は、ジョニー・デップ演じるマッドハッターが、ふと我に帰った時に自分はイカレているのではないかと動揺し始め、アリスが彼に対して「イカれていると思う、でも偉大な人はみんなそうだった」と自身が亡き父に同じ問い掛けをして返ってきた答えを繰り返したシーンでした。あの時のマッドハッターの表情に浮かぶ恐れと悲しみの心情は真に迫るものがありました。それは作中で演じるジョニー・デップ自身が感情移入した数少ないシーンだったと思います。また、その時の心情は真の自分を確立するために自分の殻を乗り越えてきた者が一様に経験する思いの顕れだったのかもしれません。ユーモアの中にも生きることの根底にある悲しみを織りまぜた名シーンだったと思います。
今回の映画は、わざわざ映画館まで足を運んでお金を払ってでも見る価値のある映画でした。誰しもが楽しめるシンプルな娯楽ストーリーの中に、奥行きのある人間描写が織り込まれていて見応えがありましたし、あえて描かないことによって伝わるメッセージもありました。そういった表現の巧さを学べるという点でも有意義でした。ジョニー・デップの演技を初めて大スクリーンで堪能しましたが、それによってますます彼の演技が好きになりました。来年には「パイレーツ・オブ・カリビアン」の新作公開も予定されているそうで、その時はまた映画館に足を運ぶことになりそうです(^^;)
ネット上では以前からアナウンスされていたことですが、今日の朝刊に表題の件が掲載されていました。石北貨物といえばDD51のプッシュプル運転で有名な、道内貨物運用の白眉的な列車ですが、それゆえに運行経費がかさみ常に赤字運行を強いられてきたようです。石北、常紋の二つの峠を超えるためと、運行経路の途中で二回も進行方向をかえるための苦肉の策として、2両の機関車を前後に連結する運転方法をとっていますが当然、普通の貨物列車よりも機関車、人員ともに二倍の経費がかかることになります。
石北貨物の主な積荷はオホーツク地方一帯の豊富な農作物ですが、これらを札幌や首都圏などの大消費地に大量かつ円滑に出荷するために貨物列車は無くてはならない存在となっています。それにもかかわらず、運行経費と車両老朽化を理由に減便に留まらず廃止論すら出されかねない状況に、地元農家などの利用者からは反発の声が上がっています。そういった声を受けて、地元自治体の首長が代表してJR貨物社長と協議することになるようです。
一趣味人としては、石北路の雄大な景色を行くDD51PP貨物をいつかは撮りたいと羨望のまなざしで見ているだけでしたが、本来の使命である農作物の運搬においても予想以上の苦戦を強いられていたことを知りました。地元の利用者の方々からは運ぶものは沢山あるのに減便はおかしいという発言がありましたがもっともだと思いますね。また、一列車で250t運べるところを一台15tしか運べない大型トレーラーに置き換えるのはCO2削減の時代に逆行するという意見もありました。もはや国鉄時代ではないので、民間企業であるJR貨物が公共需要を理由に赤字運行を続けることはできることではないことは分かります。ただ、経済性だけでは計り知れない鉄道が持つ将来性とメリットについて、公共性の観点からも、今一度政官民上げて見直す時期に来ているのではないでしょうか。
国鉄時代に設計されたDD51は本専用機関車としての性能を有しながらも、軸重を可変させる装置を装備するなどしてかなり等級の低い線路にも入線出来るようになっています。今では半ば土に埋れたヘロヘロレールが遊歩道になっている手宮線でも、かつてはDD51が平気で貨物列車を牽引していました。かたや平成生まれのハイテクロコ、DF200はDD51重連指定の列車を単機で牽引できるようにかなりヘビーデューティーな仕様です。それがかえって石北貨物の運行では裏目に出てしまったようですね。
全国的に見ても、貨物の運用線区のほとんどは電化されていますし、数少ないDL運用の線区も将来的にはDF200でも運行可能な線区がほとんどです。ここから先は、趣味人の妄想的な願望に過ぎないかもしれませんが、そういった低級規格の貨物路線も赤字や維持更新の困難を理由に切り捨てること無く対策をとってほしいものですね。例えば、現在使用しているDD51を新車同然に徹底更新するとか(C更新?)あるいはそのままDD51の新製を再開するとかw(完全なヲタネタですが、そうすることで既存のDD51の補修部品の確保が容易になり維持補修費の低減が可能になるという見方も出来るカモです。)
一番の切り札は、何と言っても低規格路線に対応した新型DLを新たにこしらえることでしょう。DF200をベースに搭載エンジンと発電セットを1台にして軽量化、軸配置B-2-Bとして遊軸はDD51と同様の軸重可変装置付きとする。インバーターなどの電装品はDF200と極力共通化して保守費の低減を図る。形式はDD200あたりでいいでしょうか?もう一歩進めて、今トレンドのハイブリット技術を投入してHD200というのもイカすかもしれません(笑)
最近登場した入換用のHD300はバッテリー駆動がメインで発電用エンジンは非常に小型ですが、本線用のHD200(※妄想形式)のバッテリーとハイブリットシステムはあくまで補助用で、メインはこれまで同様発電エンジンによる出力とし、それによりたくましいエキゾーストは健在です。峠の下り勾配では抑速ブレーキを働かせながら蓄電、力行時に貯めた電力を開放して燃費向上に貢献します。それ以外にも、石北PP対策として無線による総括制御システムを搭載するなどすれば運行経費も減らせますね(安定動作に不安が残りますが・・・)。
気が付いたらマニアのクソネタ話に終始してしまったことをお詫びします~m(_ _)m
それでも、こういった機関車がもし実際に登場することになれば、懸案の石北貨物のみならず、DF200ではオーバーパワーの道内ローカル貨物や道外非電化貨物列車の更新などに投入することで、それなりのメリットが期待出来るのではと思います。
現状では自動車輸送に比べてコスト高な鉄道による貨物輸送ですが、そう遠くない将来に経済情勢が急転した場合、もしも石油の値段が今よりも数倍に高騰してそのまま定着してしまうことが起きたなら、鉄道輸送の方がコスト的に有利になることは十分考えられることです。そういった将来に対する備えという意味でも、現状が赤字だというだけで安易に鉄道を切り捨てるような政策はもうやめて欲しいですね。石北貨物の老朽更新のための費用は30億円と試算されていますが、その程度の費用は今話題沸騰の仕分で浮いたお金で何とかならんもんですかね~、前原大臣頑張ってくださいヨ~。
PS.新型ハイブリット本線用ディーゼル機関車の愛称は予想通り”スモールベアー”でキマリです!赤熊さんと小熊さん、、、最後まで下らないヲタネタでした・・・(--,)
お店の写真を見てすでにご存じの方も多いかもしれませんが、市内の丁度真ん中あたり、国道12号線を旭川方面に走ってポスフールを過ぎたあたりの左手にあります。(地図はこちら)
とても目立つお店なので前々から食べに行こうと思っていたのですが、本格的な薬膳カレーということで、一体どんな変わった味なのか、はたして完食出来るのかなどと中々一歩が踏み出せませんでした(^^;)
ぼくはポークカレーを頼みましたが、見ての通り野菜が具沢山でお肉もスープでじっくり煮込まれているためか、とても柔らかくジューシーな味わいです。
黄色のライス(ターメリック?)との相性も抜群でとても美味しかったです。
スパイスが効いているので辛さが苦手な人にとってはちょっと大変かもしれませんが、スパイスの配合が絶妙なためかパンチが効いていながらもマイルドな辛さなので食べた後はスッキリとします。ぼくは持病のために万年鼻炎気味なのですが、食べた後に鼻の中がスッキリと抜けてしまったのには驚きました。本格薬膳カリィを謳っているのは伊達じゃないですね。
ぼくは普段あまりスープカレーは食べないのですが、ここのスープカレーだけは通いたくなる味です。そのわけは、食べた後に後味は良いのはもちろん体調がとても良くなることです。ぼくのようなやっかいな慢性病を持っていると、どんなに美味しいと評判の店でも身体に負担のかかるメニューを頂くとすぐに体調不良というかたちで現れてしまいます。具体的には、良くて胸焼け、悪いと腹痛を伴った腹下り、全身に謎の発疹などなど、、、最悪の場合は自律神経がやられて数日間寝込んでしまうこともあります。なので、質の悪い食材や化学調味料、保存料づけの安いチェーン店は体調の良くないときは極力避けなければなりません。
どんなに健康満点の人でも本来自然いない化学物質や質の悪い食材を摂り続けると、やがては病気の原因とになると思います。チェーン店の全てが悪いわけではないと思いますが、できることなら将来の健康を考えた上で良質な料理を提供してくれるお店で外食する方が好ましいのではと思います。アジャンターのスープカレーは美味しさはもちろん健康のことも考えられたとても良いカレーだと思います。国道12号線沿いのわかりやすい場所で駐車場も完備されているので、江別市内をお通りの際は是非寄ってみてはいかがでしょうか。
ネット上でその姿が公開されてから話題になっている785系青函増結用改造車の試運転がまもなくあるらしいとのことで、試運転ダイヤの時間にあわせて野幌駅で待ってみることにしました。
ここ最近は疲労が蓄積して免疫が下がったためか、口中に口内炎が広がったりと体調が思わしくないのですが、これを逃すと次はいつになるか分からないので頑張って出撃してきました。たぶん、今週中ずっと張っていればそのうち来るだろうと思っていましたが、最初の一日目にやってきてくれたので体力的にはありがたかったです(^^;)
野幌駅上りホームの端から後追い撮影したあと、返しをどこで撮ろうか迷いました、、、札幌方面では大麻、森林公園、厚別、苗穂などで駅撮りしようかと考えましたが、どうもしっくり来ません。しばらくホームのベンチに座って考えた後、とりあえず岩見沢方面の列車に乗ってみることにしました。列車に乗ってから幌向まで追いかけて退避するカムイとの並びを狙おうかとも思いました。上手く行けばオリジナルと改造後の785同士の並びも期待できると思ったのですが、ここはオーソドックスに走行写真が撮りたいと思い豊幌で下車しました。
誰もが異口同音に言っていますが、やはりこの顔のインパクトは強烈ですね~。
でも思ったほど違和感はありませんでした。むしろ妙にしっくりと来るな~と思ったほどです。
先頭部の造形を残したまま見事に窓と乗務員ドアを埋めています。こういった改造例が以前にあったかどうか思い出してみましたが、たしか四国のキハ185が踏切事故に遇って復旧した際、一時的にこのような姿になっていたことがあるはずです。
今日はじめて実車が走っているところを見ましたが、ぼくとしてはこの改造車がすっかりお気に入りになりました。物珍しさと稀少価値ということもありますが、こういった唯一無二の個性派がレパートリーに加わることで、趣味的には俄然面白くなってきますね。個性派といえば、JR東日本のE751系もかなり個性的な顔をしていますから弘前あたりで並んでいる顔どうしを想像するだけでも楽しいですね。
8年近く苗穂工場の片隅で放置されていたNE-105編成が、まさかこういった形で復活するとは思いもよりませんでした。いくらステンレス車体とはいえ長年雨ざらしだったわけですから、内装や配線などは相当傷んでいたでしょうね。それをひとつひとつ直して復活させる作業は想像以上に大変なことだったと思います。苗穂工場の技術力と根性には脱帽ですね。久しぶりに本線に出て先頭を走るグリーンフェイスのNE-105編成も心なしか喜んでいるように見えました。
今日は久しぶりに野幌高架工事の様子をお伝えします。普段当たり前に利用していると工事の進み具合も、ああ、進んでいるなぁ~という程度でさして気にもしなくなりましたが、振り返ってみるとここ一年で加速度的に工事が進み、すでに高架線の全体像がほぼ姿を現すほどになっています。そこで今回は普段はあまり通ることがない駅南口周辺の様子を中心に写真に収めてきました。
高架線工事が始まる前の様子はこちら、かなり景色が変わってしまいましたね。現在の写真の手前の仮設下り線がかつての踏切遮断機のあたり、仮設上り線のある所がかつての下り線とほぼ同じ位置ですが、線路自体は両方共に付け替えられています。
古い画像をよく見ると上り列車が停車しています。普通は遮断機が下がっているのですが、この時はトラブルで運休中で踏切が開放されていたというやや珍しい記録です。
余談ですが、踏切の反対側にあるアップル歯科は、ぼくが虫歯になったときにいつもお世話になっている歯医者さんです。予約なしでも通える上に、回転が早く待ち時間も少なめなので重宝します。今でも患者が多く人気の歯科医院です。
野幌駅旧南口駅舎が健在だった頃の様子はこちら。野幌駅南口は出来た当時から知っていましたし、何かと利用することも多かった駅舎なので思い入れも少なくありません。なので、フェンスで仕切られた向こうにコンクリートの筐体が無機質に佇む姿は寂しさを感じずにはいられない光景です。
この仮駅舎が使われるようになってかなり経ちますが、いまだに違和感がありますね。ここも工事が進み高架橋が仮設駅舎に覆いかぶさるように出来上がっています。仮設跨線橋も高架線にかからないようカットされて上手く処理されています。
高架線が完成すると現在の仮設線も無用の長物となってやがては記憶の彼方へ消え去っていくのでしょうね。その頃にはまだかろうじてDD51は健在でしょうから、高架線を駆け登ってくるDD貨物を撮影出来るのが今からちょっとだけ楽しみです。
以前にも書きましたが、たった一つの踏切をパスするためだけに何百億円をかけて高架工事をするのは明らかに工事のための工事、政治によるバラマキ政策だと思います。江別に限らず日本全国どこの自治体もそうですが、この先はこのような大型ハコモノ公共工事はそう容易く乱発出来るほどの余裕は無くなると思います。工事自体は個人的に不本意なものですが、出来上がってしまったものは仕様がないので無事完成するまで見守っていきたいと思います。新駅が完成すると見違えるほど近代的な姿に変わることと思いますが、その事自体もはや新しいというよりはむしろ古い時代の終りを象徴する出来事として捉えるべきかもしれませんね。
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発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」