北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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別に探していたレンズというわけではないのですが、近所のリサイクルショップで偶然見つけてしまいました。ペンタックス純正のMFレンズでSMC-M28mmF2.8です。これですでに持っているリケノン、タクマーと合わせて28mmばかり3本目になってしまいました(笑)
近所のリサイクルショップに足を向けた際に偶然棚の中に発見、レンズにキズ、カビありのジャンク品で1,600円でした。ここは大手リサイクルチェーン店ですが、カメラ、レンズ関係の品の回転が悪く、N社やC社系の古いレンズがかなりボッタクリに近い値段で棚に居座っています。KマウントorM42党のぼくにとって魅力的なレンズが置いてあることは滅多に無いのですが、今回の28mmは珍しく純正Kマウントだったのと、手にとって確認したところ言われるほど状態も悪くなさそうなので即決しました。
家に帰って確認してみると、レンズ傷アリとは付属のフィルターに付いていたもので、カビアリとされていたものは単なる前玉の拭き残しでした。レンズも本体も多少汚れているだけで並品~良品クラスです、もちろん絞り羽根の汚れなども見当たりません。どうやら値付け査定した店員さんがカメラ関係に疎いために、並品クラスの品をジャンク扱いで出してしまったようです。まあ、専門店ではないリサイクル店ではよくあることですが、まともな中古品店では1万円近くするレンズですからラッキーでした(*^^*)
ただ、よーくレンズの中をのぞきこんで見ると絞り羽根付近のレンズがうっすらと曇っています。これは冬場に屋外で使用したあとに暖かい室内に持ち込んだときに生じる結露の跡で、そのままにしておくとレンズの解像度が落ちて本来の描写力が出せなくなります。北国で使われたレンズによくある症状で、カビのように増殖することもありませんし写りも多少悪くなる程度なので気にしないでそのまま使うのも可です。
しかし、発色が良く解像度の高いレンズでは「アレ?こんな写りだったけ?」ということになりかねませんので、できれば一度クリーニングに出すなりして、以後、結露に対して細心の注意を払いながら使うのが望ましいです。ぼくはそのまま放ったらかしておける性分ではないので、レンズ分解用ゴムアダプターを取り出して手早く分解掃除してしまいました(^^A)
方法は簡単です。フィルター枠の内側にハマっている飾りリングをゴムアダプターで回して、続いて前玉ブロックもゴムアダプターで外せます。カニ目レンチを使う場合は一番外側のカニ目です、内側は前玉レンズを止めているので回してはいけません。また、フィルター枠を止めている+ネジも外す必要はありません。分離した前玉ブロックの後ろのレンズと絞り直後のレンズをそれぞれ、レンズクリーナー→無水エタノール→レンズクリーナの順番で清掃して組み立てたら完了です。前玉ユニットを取り付ける際に、適度にカシメる必要があるのでこのときはカニ目レンチを使います。
ちなみに、下のバッテリーグリップは某有名中古カメラ屋さんの通販でたたき売りされている新品をポチして買ったものです。8,000円+送料、手数料だったのでお買い得でした。
これでなんちゃってプロ機ごっこが楽しめます(笑)←ボソッ
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今日は通販で購入し届いたばかりの長靴を紹介します。長年はいてきたゴム長に亀裂が入り、内部に浸水し始めたので新たに購入しました。
ご覧のとおり何の変哲もないただのゴム長ですが、小樽で製造された今となっては貴重な国産ゴム長です。小樽市に本社工場がある「ミツウマゴム」という会社の製品で、その名のとおり"三頭の馬"がトレードマークの地元では長年親しまれているメーカーです。
国産品というだけに、お値段も一般的な海外製の2.5倍くらいする7.900円もしました。でも高いだけあって、ゴムの質感が良いのと造りの丁寧さが感じられてとてもイイ感じです。そして、何より小樽で製造されたというところに愛着を感じます。
気が付くと、こういった生活必需品のほとんどが安い中国や東南アジア製となっていますが、そんな中でも奮闘している国産品を見つけると、つい嬉しくなって買ってしまうことも少なくありません。さすがに生き残っている国産品は、そのどれもが水準以上の高品質なものが多いです。質感、耐久性とも一枚上手なのはもちろんですが、それ以上にモノづくりに対する誠実さが表れているというか、使う人のことを考えながらモノを丁寧に作ることがあたりまえという日本独特の美徳があるような気がします。
今では安い海外製品でも高い品質を実現して、かつてほど酷い品質差はなくなりました。したがって、今では高いお金を出しても国産品を買うメリットは昔ほど大きくないかもしれません。それでも国産品を買うことによって、地元の企業にお金が落ちて地域の経済に少ないながらも貢献できるのではと思います。内需の拡大と地域経済の建て直しが急務となっている昨今、一人一人が微力ながらもそういった取り組みに参加できるようなお金の使い方が大切なのではないかと思います。
実は長年小樽でゴム長を製造してきた「ミツウマ」も今月で一般向け製品の国内製造を停止してしまったようです。また一つ貴重な国産製品の灯火が消えてしまったことになりますが、そういった流れもいつかは打止って方向転換する時代が来ると思います。というのも先進国と途上国の経済格差を利用して安い製品を大量に輸入するというこれまでの方策が近い将来不可能になることが予想されているからです。それを可能ならしめているマネーゲームを主体とした架空経済の限界が近づいているからです。日本が世界有数の経済大国の地位から転落することは確実です。そうなると、またかつてのように乏しい資材の中から必要な品々を自分たちでコツコツ作る時代がやってきます。
来月下旬には冬本番となり大雪もやってきます。そうなると連日毎夜のごとく「雪掻き」ならぬ"排雪作業"に精を出す日々がやってきます。その時はこの国産ゴム長が大活躍してくれるでしょう。
心配された台風の影響も無く予定通り運行され、ホッと胸をなでおろされた方も多いと思います。昨日の「ミッドナイト」は大変な人ごみだったようですが、ぼくは体調のこともあってパスしました。
そして今日、札幌付近を昼過ぎに通過する「おおぞら」を撮りに豊平川に行きました。最初は逆光覚悟で橋梁手前のS字カーブで構えていたのですが、秋の日差しが予想以上に強烈で、急遽、河川敷からサイドを狙うことにしました。
結果はご覧のとおりで、いたって地味な構図ですがイメージどおりのカットになりました。今回、貴重なひらがな「おおぞら」マークをパスしてまでこの構図にこだわったのには理由があります。それは、この場所がぼくにとっての”鉄人生”の原点であり、そこを走る国鉄色も原点となる列車だからです。
ぼくが幼い頃、まだ物心つくかつかないかの時の話ですが、当時暮らしていた豊平川沿いの街から、母の自転車に乗せられて下流部のこの場所へ、よく列車を見せに連れて行ってくれました。その頃は、キハ183系やキハ82系、781系、711系旧色、キハ56系キロ付き急行、ED76レッドトレイン、さらに小樽方面へ行く様々な貨車を連ねた貨物列車など、国鉄末期を象徴するようなシーンが展開していました。
天気の良い週末は、ここへ通うのが日課のようになっていましたし、成長して自分で自転車に乗るようになってからも行きました。それは生まれ育った街を引っ越すまで続いたのですが、その間に国鉄からJRに変り、N183系やリゾート列車が登場、既存の列車も続々と新しい色に塗り替えられて走る列車の姿も徐々に変っていきました。
幼い頃、この場所で来る列車、来る列車をあきもせずに眺めて、色や形を覚えて、名前を覚えたことが、今に至るまで鉄道好き人生を歩むことになった要因だと思います。その原点を記録できる日は今日しかないと思い、河川敷でその時を待っていました。列車通過30分前に秋の気まぐれな空が急に陰り、これは駄目かな~と諦めかけた3分前に見事に晴れ渡ってくれました。今日の写真は、ぼくにとって何かと思い入れ深い、ちょっと特別な一枚になりそうです。
写真は、先日、東追分の交換の後に追分で撮った一枚です。この光景もすでに過去のものになってしまいました。
この場所は近場ながら今まで足を運んだことがありませんでしたが、「とかち」の最後を記録しようと行ってみました。初めての場所ですが、晴天のコンディションと合わせてベストカットを撮れました。
ちょうど後ろをスーパーおおぞら9号が通過しました。
他の注目列車の陰に隠れて、ついつい撮ることを怠りがちな「とかち」でしたが、最後に出来る限りカメラに収めることが出来てよかったです。
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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