北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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次回に皆既日食が日本で見れるのは26年後らしいので、今日自宅の前で見ることが出来たのは幸運でした。気が付いてみると当ブログも一応記念すべき100回目の更新を迎えていました。その一応記念すべき回を皆既日食の記事で迎えることが出来たのも少し感慨深いものがあります(^^A)
とりあえず文章の練習と日々の日常に少しでもメリハリを付けようと始めてみたブログですが、こまごまの不定期更新でも何とか100回を迎えることができました。たいした意味のあるコンテンツを発信することはできませんが、これからも少しずつ進歩しながらタンタンと更新を重ねていきたいと思いますm(_ _)m
そして今日から”暫定開業”の文字をタイトルから外して”本開業”ということにしたいと思います。といってもそれ以外に何か変化があるわけではないのですが(^^A)
今後は鉄道ネタだけではなく、本の感想やまだ取り上げていないネタの充実をはかっていきたいと思っています。拙い文章のブログですが今後も細々と見て頂けたら嬉しく思います。
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昨日で三連休も終わりました、といっても病人のぼくにとっては無限連休のようなものですが、、、天気もパッとせず家でヤボ用をこなしながら過ごしていました。こうも曇天が続き、しかも気温が低く湿度も高い日が続くと体調もあまり思わしくなく、正直シンドイ毎日が続いています。ある意味これは違った意味での夏バテかもしれません。いったい本当の夏はどこへいってしまったのでしょうか?かといって、8月から天候が回復して急に30℃超えということもよくあるパターンで、それはそれで参ってしまうのですが、、、(--,)
そんな気ダルイ連休でしたが、なぜか深夜に熱中して視ていたのがゴルフの全英オープン。特にゴルフファンというわけではないのですが、全英オープンだけは毎年テレビで視ています。さすがにゴルフの発祥地であり、その中でも最高峰の試合だけあって見応えがあります。注目の石川遼くんやタイガー・ウッズなどの超有名選手がしのぎを削るのが見所なのはもちろんですが、ぼくが何よりも楽しみにしているのは毎年変るイギリスのコースです。
とにかく日本の人工的で公園のようなコースとは全く違うのです。自然の地形をそのまま活用してコースが作ってあるので荒々しくそれでいて景色が物凄く美しいのです、そして毎年開催されるコースは決まって海辺や川辺のリンクスです。今回もスコットランドの西海岸にあるターンベリーというコースでしたが、小さな入り江や灯台がある牧歌的な風景とは裏腹に、風が物凄く強くおまけに天候が日に三度は変るという厳しい気候条件の土地です。
そんな厳しい条件の中で4日間、世界のトップ選手が競い合う試合は予定調和のないまさにドラマです。17歳で初出場を果たした石川遼くんも初日こそ穏やかな天候の中でベストなプレーを見せていましたが、二日目は打って変わって天候が荒れ、一時はスコールのような雨まで降り大乱調となってしまいました。その結果、予選落ちとなってしまいましたが、決して精神的に崩れたわけではなく最後までプレーに集中してやりきった姿はとても17歳とは思えないほど立派でした。遼くんと一緒の組でまわっていたタイガー・ウッズは負けず劣らずの大乱調ぶりで予選通過を果たせないという番狂わせも起きました。そしてもう一人一緒にまわっていたウェストウッドが最終日に優勝争いに躍り出ていたのが何か象徴的でした。
後半二日間は予選通過した選手のみの戦いとなります。日本勢では久保谷と今田が予選通過して健闘しましたが、それぞれ27位と64位で終えました。何よりも注目していたのは、59歳で出場して最終日を首位キープで迎えたトム・ワトソンです。彼はこれまでに全英で5勝した大ベテランですが、今回のターンベリーで1977年に行われた時に帝王ジャック・二クラスを倒して優勝し、後に「真昼の決闘」と讃えられた名勝負を演じた人です。そのトム・ワトソンが再び縁のターンベリーで優勝すれば、大会最年長優勝記録を142年ぶりに塗り替える大偉業の達成がかかっていましたが惜しくもなりませんでした。
大会4日間を通してトム・ワトソンのプレーは全く揺らぐところがないほど安定し、素人のぼくが見てもこれぞまさしくゴルフのお手本ではと思わせる円熟したプレーでした。そのプレーもさることながら、59歳にして再び縁の桧舞台に立てる喜びがにじみ出たような、何ともいえない柔和な微笑と佇まいが印象的でした。その抑制された精神とプレーは18番ホールの最後のショットで乱れてしまいました。その後、S・シンクとのプレーオフに持ち越されましたが、59歳の体力ではもはや余力が無かったようです。
連日、午前4時近くまで手に汗を握りながら観戦していましたが、最後は気が抜けてしまいました。プレーオフに入る前の18番で普段は外さないようなパーショットを外した時は、がっかりしたと同時に、これが人間としてしごく自然なような、妙に納得した気持ちになりました。世界中の人が固唾を飲んでこの瞬間に注目し、恐らくその内のほとんどの人が偉業の達成を、何よりも今このときまで、試合中のみならずそのゴルフ人生全体をも通してベストを尽くしたトム・ワトソンその人のために祈っていたはずです。その結果に対して勝負の厳しさや女神が微笑まなかったといえばそれまでですが、何か多くの人が自然に望む意思が目に見えぬ力で阻まれたような、そんな漠然とした感覚も残りました。それは昨今の思うようにならぬ時代を写した影なのかもしれませんし、いずれにしても人々が望むような形で奇跡を起こすことが困難になりつつあるのかもしれません。
今日はまったく予期していませんでしたが、マヤたんこと高速軌道検測車マヤ34がDE15に牽引されてきたところをバッチリ撮影できました(*^^*)
側面の検測用出窓に怪しい人影が・・・
JR北海道が所有するマヤ34-2008は国鉄時代から在籍するヌシのような存在ですが、今でも道内各線の検測に用いられ第一線で活躍しています。先月来道したEast i-Dとは違い常時道内に居ますから、けっこうな頻度で目撃するのですがダイヤが非公開で神出鬼没なため、まともに撮影できたのは今回が初めてです。
今日は久しぶりに晴れ間が広がりせっかくなので撮影をしようと思い、とりあえず一番町まで出てきました。1080レよりも一時間早く現場に到着して上りオホーツクを撮り、あとはのんびり流したり、枯れたルピナスの種を集めて種まきするなどして時間を潰していました。そんな時、まだ1080レは大分早いのに遠くからDLのヘッドライトが近づいてくるのが見えました。それがマヤ検だとわかるとちょっと慌てましたが、ちょうどタイミング良く望遠レンズを装着していたのでそのまま撮影することが出来ました。
それにしても今日は貴重なマヤ検を撮影できて本当にラッキーでした。実は函館線の江別界隈のこの時間帯、つまり午前中から昼過ぎの間はDEの回送などけっこうな頻度でレアな列車が運転されています。今までにもDEの単機や背中合わせ重連、BBQカーの回送、星ガマに牽引された釧路ノロッコ号の客車などを目撃したことがあります。でもそんな時に限ってカメラを持っていなかったり、持っていても慌てて構えても間に合わず時すでに遅しということがほとんどでした。不意にやってくる列車をしっかりカメラに収めることは中々困難なものです。
いつもは異様なほど人が居なく閑散としている江別駅前ですが、この日ばかりは大挙して人が押し寄せ、活気に満ち溢れています。今年は過去最高の来場者数を記録したそうです。
札幌市南区澄川の森収吾さんのブース。ここのマグカップは熱のとおりがよく、熱い紅茶をいれて飲むと体の芯まで温まります。
ここでも縦長のグラスを一つ買いました、角の取れた柔かい曲線が特徴的です。物腰静かな女性の方の作品で人柄が表れている気がします。
精巧に作られたミニチュア陶芸で、急須のふたもピンセットでつまむと外れるという懲りようです。ほんとうに良く出来ていて、見ていると和風ドールハウスでも作りたくなる気がします。
このほかにもプロ、アマ含めて300店以上の出店がありとても見応えがありました。次々と気に入った作品が見つかり、一度手にとってしまうと間違いなく欲しくなってしまうので要注意です。父母も案の定たくさん買い込んでしまい予想外の大散財です、ぼくも自分で使うモノの分は自腹なので財布が少し寂しくなってしまいました(--,)
休日になり、何となく気分転換しようと午後から列車に乗って岩見沢まで行ってきました。いつも列車に乗って出かける時は決まって札幌方面で、都会の景色ばかりであまりリラックスできません。それとは反対に岩見沢方面に乗ると、江別を過ぎた辺りから田園風景にかわり石狩川にかかる美原大橋を見ながら夕張川を渡り、田んぼや畑を見ながらのんびり少旅行ができます。
721系普通列車も江別から先は駅間距離が長いため、かなりのスピードでかっ飛ばします。そのため、車窓をのんびり眺めているとあっというまに岩見沢に着いてしまいます。7番線に到着し降りてみると隣の側線に停車中の711系がお出迎え、野幌からここまで大した距離ではありませんが、広い構内に満ちたのどかな雰囲気もあって思いっきり遠くの田舎までやってきたような錯覚を覚えます。ここはキタカも使える、まぎれもなく札幌圏の一部なのですが、、、
イベント会場を後にして駅に戻り、今度は自由通路を渡って駅の北側を目指します。途中、通路の窓際では小さい子供連れの親子が数組、行き交うカムイやオホーツクなどの列車を見物していました。開放的なガラス張りの自由通路は、小さな子供に列車ウォッチさせるにはうってつけの場所です。
食事を終えた後は、これも有名なてんぐまんじゅうでお土産を買い早々に帰路に着きました。帰りの列車まで30分ほどあったのでお茶を買ってホームに出て、先ほど買った饅頭をさっそくいただきました、暑くも寒くもない夕方の風に吹かれながら心地よい時間を過ごしました。まもなく入線した721系F-1編成に乗り込み岩見沢をあとにしました、今日は小さな旅行で久しぶりに穏やかな時間を過ごすことが出来ました。
読んだ感想を一言で言い表すと、物凄く陰気な小説です。読んでいて楽しくなったり愉快に感じる人はまず居ないと思われるような小説です。にもかかわらず、歴史に残る世界的な名作の一つに数えられている作品です。あらすじは、営業マンの主人公グレーゴルが出張に出かける朝、目覚めると巨大なイモムシ?のような昆虫に変身していて、それを家族や上司に発見されてから仕事を失い家族にかくまわれて生活するようになり、以後、主人公と家族間に葛藤が生じるといった内容です。
主人公が朝起きたらイモムシになっていたという設定から古典的なSFホラーのような印象を受けますが、その現実離れした設定を覗けば、現実の家庭に起こりうる様々な人間模様と心理が丁寧に描かれて非常にリアリティを感じました。巻末の解説でも似たような解釈が述べられていましたが、イモムシに変身するという非現実的な設定を除いてこの小説を読み解いてみると、まるで、ある日突然家族のうちに介護が必要な者があらわれて、そのほかの家族が否が応でもそれに当らねばならず、そこに生じる様々な葛藤がそのまま描かれているように思えるのです。
最後まで読んだ人なら分かると思うのですが、この小説は陰気を通り越して残酷な結末を迎えます。救いはある歪んだ形をしたものを除けば全くありません、正直、哀れな主人公に同情を禁じえませんでした。その歪んだ形の救いというのは、主人公の残酷な結末が残された家族にとって悲しみとはならず、むしろ確かな希望と救いに結びついているということです。ここに、ある人たちの幸福は同じ交わりの中にいる誰かの上に負わされた不条理の上にしか成り立たず、しかもそれは全く顧みられることがない、そんなリアルな現実を読む人に訴える作者の強いメッセージが読み取れます。
作者カフカがイモムシを執拗に観察している姿が目に浮かぶような描写とあわせて、こういった人間の根底的なエゴと人生の不条理を描ききった点に、この『変身』が単なる薄気味悪いホラー小説ではなく、世界的な名作たる理由があることを素人のぼくにも合点がいきました。それにしてもです、たしかにニヒリズムというのか悲観的な現実主義の観点から見れば、人生の不条理も人間のエゴも全くそのとおりなのですが、やはりぼくにはそこが人生の終着地点とは思えませんし、より高い到達点や真の希望といったものが存在するように思えてなりません。それはまだぼくが若いからそう思えるだけかもしれませんが、、、
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
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