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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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IMGP8346.jpg休日になり、何となく気分転換しようと午後から列車に乗って岩見沢まで行ってきました。いつも列車に乗って出かける時は決まって札幌方面で、都会の景色ばかりであまりリラックスできません。それとは反対に岩見沢方面に乗ると、江別を過ぎた辺りから田園風景にかわり石狩川にかかる美原大橋を見ながら夕張川を渡り、田んぼや畑を見ながらのんびり少旅行ができます。



721系普通列車も江別から先は駅間距離が長いため、かなりのスピードでかっ飛ばします。そのため、車窓をのんびり眺めているとあっというまに岩見沢に着いてしまいます。7番線に到着し降りてみると隣の側線に停車中の711系がお出迎え、野幌からここまで大した距離ではありませんが、広い構内に満ちたのどかな雰囲気もあって思いっきり遠くの田舎までやってきたような錯覚を覚えます。ここはキタカも使える、まぎれもなく札幌圏の一部なのですが、、、


IMGP8351.jpg

構内を一通り散策してから改札を出て、もうおなじみになりつつある待合ロビーを抜けて、まだ足を向けたことのない市民ホールの区画へ入ってみました。そこは中二階の吹き抜けの空間で、ベンチがあり数人の老若男女が談笑しながらくつろいでいました。圧迫感を感じるような巨大さも無く、ほど良いサイズのとても居心地の良い空間でした。




IMGP8357.jpg何となく外へ出て歩き出すと、隣の広場で農業関係のイベントが開かれていました。立派なトラクターやコンバインが展示され、出店には様々な特産物が販売されていました。ここは畑作穀倉地帯なんだと実感できるようなイベントでした。





イベント会場を後にして駅に戻り、今度は自由通路を渡って駅の北側を目指します。途中、通路の窓際では小さい子供連れの親子が数組、行き交うカムイやオホーツクなどの列車を見物していました。開放的なガラス張りの自由通路は、小さな子供に列車ウォッチさせるにはうってつけの場所です。


IMGP8362.jpg北口から赤レンガのレールセンターの横を通り抜けて駅の裏手に出ると、レール運搬用チキがいる小ヤードに出ます。そこで写真を撮っていると、もと保線員の方に声をかけられ色々と興味深い話を伺えました。写真の鉄製荷台のチキ5200は健在ですが、木製荷台のチキ6000は次第に数を減らしているとのことです。




IMGP8365.jpgまた裏手に見えるレール積込み用クレーン群も役目を終えてまもなく解体されるとのことで、その方は非常に残念そうにされてました。長年この場所で保線の仕事に携わり、それゆえにひとかどならぬ深い思い入れがあったのだと思います。レンズを中望遠に付け替えて昭和43年設置のクレーンをしっかり記録、シャッターを押す手に少し力が入りました。




IMGP8396.jpg運転所の裏手を回って薄暗いアンダーパスを潜り抜けて駅前まで戻ってきました。腹をすかせた保護者共々、駅前にある老舗蕎麦屋のこもろそばに初入店。ここは古のSLブームの時代から”その筋の人たち”には有名な店で、今となっては半ば伝説となっている蕎麦屋さんです。ぼくはカレーうどんを注文、あっという間に出来上がりました。とろみがあってコクのあるスープでカレー粉そのままの風味がとても懐かしい味です。麺のほかに具は入っていませんが、トッピングで肉を追加することもできるようです、また今度来たときは肉入りに挑戦しようと思います。






食事を終えた後は、これも有名なてんぐまんじゅうでお土産を買い早々に帰路に着きました。帰りの列車まで30分ほどあったのでお茶を買ってホームに出て、先ほど買った饅頭をさっそくいただきました、暑くも寒くもない夕方の風に吹かれながら心地よい時間を過ごしました。まもなく入線した721系F-1編成に乗り込み岩見沢をあとにしました、今日は小さな旅行で久しぶりに穏やかな時間を過ごすことが出来ました。


RIMG8037.JPG”てんぐまんじゅう”で買ってきた饅頭を紹介します。ごくオーソドックスな饅頭です、中はこしあんで塩味が効いた昔風な味です。言わずと知れた老舗店ですが、今でも遠方から買いに来る客が絶えないほど人気があります。添加物が入っていないせいかたしかに美味しいです、岩見沢に行くと毎回買って帰ります。岩見沢に来られた際は駅前すぐですからお勧めですが日曜は定休日なので要注意です。


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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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