北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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まず最初の印象はとにかく小さい、写真で事前にイメージしていたサイズよりもさらに一回り小さい感じでした。どこかのレポートにもありましたが、持った感じはエントリー機のK-mに近い感じです。本体はマグネシウム製ですが、思っていたよりも重量感は無く、冷やりとした金属的質感もあまり感じませんでした。
グリップは前作K20Dからかなり改良されているらしく、全体に小ぶりながらよく考えられた造形で指が余ることもなくしっかりおさまり良好なホールド感でした。スイッチを入れて視野率100%のファインダーを覗きながら試写、シャッター音は非常に柔かく拍子抜けするほど静でした。続いて連射モードにしてシャッターを切ると、音が静かで分かりにくいのですが、PENTAXのデジ一では今までに聞いたことが無いような小気味よいリズムで連写されます。
いつも使っているK10Dと比較すると、指のおさまりがイマイチなグリップも改良されてデジタル水準器も装備して水平が格段に出しやすくなっていました。また、これもいつも不満だったシャッターレスポンスの悪さも改善され、高速移動する物体を撮影しても失敗する確率がかなり低減されると思います。持った時のバランスが良いせいか、K10Dよりも格段に軽い持ち味で、サイズの小ささも手伝ってかなり軽快に取り回すことができそうです。
今日初めて店頭で触れただけなので正確な比較対照は出来ませんが、K10Dは巷で言われているとおりけっこうじゃじゃ馬なカメラ、対してK-7は小型で取り回しが良く、手の感覚がストレートに伝わって常に意のままに操れる、例えて言うなら飼い主にどこまでも忠実なワンコ?のようなカメラです。今回は初めて手にとってみた全体としての感想は、前評判に違わぬ出来の良いカメラだな~というものです。今までに小型でこれだけの内容を備えたカメラは無かったので、これから市場でK-7がどのように受け入れられるか非常に楽しみです。正直、もしお金に余裕があるなら欲しいカメラですぅ~←贅沢(゚д゚lll)
これまで新製品のK-7をベタボメして、わが愛機K10Dについてはさんざん欠点をあげつらってしまいましたが、それでも発売当時は世界三大カメラ賞を総ざらいした銘機です。K-7はK10Dに比べて全ての面において格段に進化した魅力溢れるカメラですが、仮に今持っているK10DのかわりにK-7を手に入れられるとしても、K10Dはけっして手放したくないカメラです。
でもそういったマイナス点が逆に魅力的に感じる時もあります。K10Dは決して使いやすいカメラではありませんが、だからといって表現力のないカメラというわけではありません。むしろ、じゃじゃ馬なところがある分、使い手はより意識的にカメラと接する姿勢が求められます、それがかえって撮影の際の集中力を高めて結果として作品のクオリティを高めてくれるような気がします。
ペンタックスのカメラはどちらかと言うと家庭向きのやさしいカメラという印象を持ちますが、実際に使ってみると、使い手の手元の加減一つを敏感に察知してシビアに結果に反映させる、例えて言うならスポーツカーのステアリングのような繊細な表現力を備えたカメラだと思います。新製品のK-7は、そんなペンタックスのカメラが持つDNAを受け継ぎながらもジャジャ馬さを躾け直した、鋭さと使いやすさを兼ね備えた完成度の高いカメラと言えそうです。
表面は布地でマジックテープによって簡単に組み立て分解ができるようになっています。
この収納箱、何に使うかというと、、、
防湿庫を持つことが理想なのでしょうが高価ですし、そもそも防湿庫の中で保管するような上等なレンズは持ってませんので、そこまでする必要は今のところありません。そして北海道はありがたいことに一年を通して湿度が低く、押入れの奥に長年放置しない限りレンズにカビが生えるということはほとんどありません。また、買ってきた布地収納箱はプラスチックBOXとは違って通気性が期待できるので、レンズ保管にはより向いていると思います。
それにしても無印良品はけっこう使える商品がたくさんありますよね、たまに出かけて見てみると日々の生活を良くしてくれそうな品々に出会います。デザインも自己主張の少ない落ち着いた好ましい感じですし、質感も高級感があってなかなかいいものです。今回は収納箱を買ってレンズを整頓しましたが、これでパソコンデスクの上もかなりすっきりしましたし、思ったよりも安上がりに済んだので大変満足しています(^^)
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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