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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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今日は久しぶりのカメラネタです。

以前、このブログでも紹介したペンタックスのK-01というミラーレス一眼が、生産中止後にユーザーからの要望が多数寄せられたことから、NEWカラーモデルとして異例の再発売に至ったという話題です。



K01.jpg 
K-01は2012年に発売された大型APS-Cセンサー搭載のミラーレス一眼です。著名なオーストラリア人デザイナーを起用した独特なスタイルで話題となりました。ただ、そのデザインが独特すぎたためか、あるいは一眼レフと同じKマウントのため、ミラーレスとしては大柄なサイズが微妙に評価を分けたところがありました。






製品としてはほぼ標準的なサイクルともいえる、発売から1年後にあっさりと生産中止が発表され、個人的には残念な気がしていました。

たしかに、手にとってみるとずんぐりとしていて、本来ミラーレスカメラが得意とする軽快さはありませんし、かといって光学ファインダーを搭載していないことから、同じKマウントの一眼レフモデルに比べてどういったメリットがあるのか、すぐにはわかりませんでした。

でも、さすがに世界的な工業製品デザイナーが考え尽くした設計だけあって、持った時のバランス感が秀逸で、直感的にこれは他のカメラにはないリズムで撮影できる面白い機種だと思いました。

写真のモデルで装着されている、セットでデザインされた40mmパンケーキレンズも秀逸で、ズームレンズでは出せない奥行き感を醸し出すスナップレンズとしてとても魅力的です。

こういった、マイナーであっても唯一無二の個性と魅力を備えた製品が、あっさり店頭から姿を消してしまうのはとてももったいない事だと思います。

こういった製品は無闇にデザインコンセプトを変えず息の長い製品として育てていけば大手には無い魅力の一つになるかもしれません。

奇しくも、合併先のリコーの製品群には高級コンパクトのGRシリーズや、レンズユニット交換式のGXRなど息の長い販売戦略を取って成功している機種があります。

また、40mmだけではなく、もっと広角寄りのレンズを増やすとか、収納時に出っ張ってかさばらない沈胴式標準ズームレンズなどを増やして、システム全体としての魅力を増すといったことも一興かと思います。

いずれにしても、こういった独自のコンセプトを持った製品は、その本来持っている魅力が認識されて広く浸透するまで時間がかかるものですから、このせっかくの優れたデザインコンセプトをあっさり一代限りで捨ててしまわずに、今後も撮影素子やAF廻り、動画撮影機能の充実など、世代を重ねて進化した製品が登場することを期待しています。


 
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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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