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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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かねてから取り掛かろうと思っていたメインPCのHDD交換作業を始めました。


旧PCの中身を自作に更新した時に大型CPUクーラーを取り付け(CPU部のみ)ファンレスとしたのですが、今年の猛暑で熱暴走でシャットダウンしてしまいました。


誤算だったのはCPUの発熱ではなく近くのノースブリッジの発熱がひどく、大型CPUファンのせいで熱が篭ることで動作が不安定になったようです。


あわてて12cmのCPUファンを取り付けたのですが、今度は電源の12V供給がやや怪しくなってきたので、苦肉の策としてケースのフタを外して扇風機の風を当てるなどしてしのいできました。


CA3J0616-001.JPG
そこで抜本的な解決として、システムHDDをより低消費電力な2.5インチに交換することにしました。(SSDは見送りました)

主にノーパソで使われる2.5インチHDDは使用電圧が5Vなので、その分CPU系統の12Vに余裕が出ると思われるからです。






ついでにマザーボードのBIOSからオーバークロック機能を呼び出し、逆にCPUとメモリークロックを約30%下げてダウンレートしました。


こうすることでスペックが落ちますが消費電力が下がり動作が安定します。


SSDなどの高速ストレージを装備していないPCでは、従来のシステムHDDに対してCPUとメモリーのクロックが過剰気味なので、処理速度の遅いHDDに合わせてダウンクロックすることによりシステム全体の処理がスムーズになります。あわせて消費電力を抑えることにもなりますから一石二鳥です。


以上のような目論見で作業を始めたのですが、要所要所で問題にぶつかりなかなか思うようにはできてません、、。



CA3J0618-001.JPG
最初に買った時の部品はケースとドライブとネジ類だけで、もはやサイボーグPCと化したわが家のメインマシーンです(^_^;)

右の3.5インチマウンタにアダプタを介して取り付けましたが、微妙に引っかかって取り付け不能でした。仕方なく糸ノコとヤスリで成形加工して取り付けました。





CA3J0620.JPG
SATAケーブルと電源ケーブルをつないで組み込み完了。

PCを起動して無事ドライブとして認識していることを確認。

これで物理的な交換作業は完了しました。ここからシステムドライブの移行作業に移ります。





ウィンドウズ7標準のシステムバックアップ機能を使ってシステムドライブをコピーできるということなのでチャレンジしてみました。

最初にシステムだけのバックアップイメージを作成して合わせて作成した起動ディスクから新しいHDDへ移行しようとしましたが、ここで問題発生。

起動ディスクからシステムイメージの復元に移ろうとしても復元先のドライブが見つからないというエラーメッセージが出続けます。何度も再トライしながら頭を悩まし続けて原因を検索しました。

ウィンドウズ7のシステムイメージの復元では元のドライブよりも総容量の小さいドライブへ復元できない仕様になっていました。今回の作業もこれにあたり2TBから1TBのドライブへのコピーだったので引っかかりました。元のドライブの使用量は1TB未満だったので大丈夫だろうと単純に考えていましたが甘かったですね。

そこで回避策として元のドライブのパーティションを圧縮して1TB未満とし、残りの領域を未割り当て状態に戻して見かけ上1TB未満のドライブにしてから復元イメージを作成して実行するとうまくいきました。

残りのデータドライブからデータをコピーしようと思いましたが、普通にコピーするとアプリケーションとの兼ね合いが面倒くさいので、再度データドライブも含めた復元イメージを作成してコピーしようとしましたが、バックアップイメージを作成する段階で以下のようなメッセージが出て先へ進めなくなりました。



CA3J0644.JPG
復元元及び復元先のドライブに余裕が無いとの記述ですが、どうもウィンドウズ側のエラーらしく、調べてみると30分待てば解消するとありましたが上手くゆかず、更に調べると意外な原因が明らかになりました。

その原因は一見全く関係無さそうに見えるシステムの予約領域と呼ばれる小さな領域です。




当初、元のHDDのシステムとデータ双方のドライブのデータを圧縮して、さらにバックアップ用の外付けHDDをフォーマットまでしたのですが一向に解決しませんでした。

そこで調べてみると、システムの予約領域と呼ばれる普段触れることのまったくない、わずか100MBの論理ドライブが何らかの理由で肥大化し、元の容量の半分の50MBを超えると先のエラーに抵触するそうです。

システムの予約領域は普通には開くことの出来ない領域で、HDDの管理機能でも容量を直接拡張することができません。

そこで苦肉の策として、元のHDD内に490MB以下の比較的大きめのドライブを別に作成しておき、コマンドプロンプトを用いてシステムの予約領域をコピーしてからレジストリを書き換えて予約領域そのものを置き換えてしまうといった荒業が紹介されていましたが、ここまでくると素人領域ではないので出来れば避けたい解決法です。

しかし事実上これ以外の解決法は再インストールするか、そういった制限のない専用のバックアップソフトを用意するしかありません。


そこで思案した結果、今後の利用価値も考慮しておとなしく専用のバックアップソフトを購入することに決めました。

年末を控えて少々イタイ出費になりましたが、問題に費やす時間とエネルギーを節約することと確実性を優先することにしました。




追記)
こういったエラーは前世代のVistaからあるもので、MSもエラーとして認識しているにもかかわらず7になっても改善されずそのままにされているそうです。本来はシステムドライブが物理的に故障した際の緊急避難用の機能であり、ドライブコピー用ではないので、不要なコピーを許したくないというMS側の本音もあるのかもしれません。あとはうがった考え方ですが、標準の復元機能が高性能になったことで専用のバックアップソフトの需要を落としてしまうことへのソフトメーカーに対する配慮もあるのかもしれません。いずれにしろ、末端のユーザーにとっては面倒くさい話でしかなく、まったく利益にならないことなので歓迎できないものですが、、。


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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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