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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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先週の債務上限問題に端を発しギリギリで危機が回避されたかのように思われたのもつかの間、今度は格付け会社による米国債格下げによる信用不安で世界同時株安が進行中です。


この流れが今後、世界経済全体に対して予想される崩壊的シナリオに結びつくかどうかは現時点でははっきり分かりません。


ただ、いくつかの段階を経ながら確実にそういった方向へ進んでいくことはほぼ間違いない情勢です。


これから起こる変化は今までの金融危機のような一過性の不景気や恐慌に止まらず、これまでの市場経済の仕組みそのものを根底から覆すほどの出来事へと発展していきます。


経済の仕組みが根本から変わり世の中の価値観もそれと連動しながら大きく変わっていきます。


ゆえに今までの価値観の延長線上ではどんなことも通用しなくなります。


そういうぼく自身も含めて個々人の生き方が根本から問われることになるでしょう。


それでも必要以上に恐れを抱くことはないと思います。


ようはこれまでのように決まったセオリーに従うだけでは期待される成果を得られなくなるだけです。


全くの白紙から一つ一つ考えながら変化する状況に対応できるように、今のうちに思考回路を切り替えておく必要があります。


セオリーに沿った青写真は皮算用で終わる時代が目の前まで来ています。


一番怖いのは今起きている変化に目をつぶって思考が停止してしまうことです。


いざというときに状況をしっかり認識できなければパニックに陥りいかねません。


たった今、現在進行中の欧米による経済危機は即日本の経済危機でもあります。


むしろ、この先予想される経済崩壊が起きた場合一番痛手を被るのは他でもない日本です。


なぜなら、日本が今終わろうとしているこの市場経済の仕組みによって長年一番の恩恵を受けてきた国だからです。



しかし、全く悲観する必要はありません。


これまでの仕組みが寿命を迎えて新しい時代に移行するだけのことです。



かつて人間の長い歴史上、幾たびもこういった世の変化を経験してきましたが、人々はその都度右往左往しながらもちゃんと生き延びて生活してきました。


日本の近世だけでも刀の時代から太平の世へ、ちょんまげから西洋近代化へ、勇ましい軍国主義から平和と経済発展の時代へ、そして過度の競争と借金依存の時代から新たな時代へと変化しようとしています。


武士から刀と特権身分が取り上げられ文明開化が叫ばれていたころ、どの人もちょんまげに止まることは許されませんでした。


これからはどの人も古い価値観を変えて新しい価値観を知る努力が必要になります。


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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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