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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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RIMG9121.JPG
今日の朝刊の記事で十勝鉄道が今月いっぱいで廃止されることを知りました。

写真は一昨年にJR東日本から苗穂工場を経て十勝鉄道に納車されたDE15の回送時の様子です。ご覧のとおりピカピカに整備されていました。





十勝鉄道は帯広貨物ターミナル駅から芽室方面にある日本甜菜製糖の工場と途中のオイルターミナル積み降ろし線を結ぶ全長5kmあまりの小さな貨物専用鉄道です。

製糖工場のコンテナ出荷とあわせて主要な積荷だった石油タンク列車が今月末で廃止されることで採算が取れなくなったことが廃止の理由だったようです。

上で紹介したDE15の以前にも同型のDE10を1両導入しており、小さな専用鉄道としては破格ともいえる国鉄制式機関車を2両も取り揃えたことからしばらくは安泰だろうと思われていたので廃止の知らせはショッキングでした。

にもかかわらず廃止が急がれたということは、今回の道内石油列車の削減と室蘭の製油所閉鎖問題は事前に計画されていたものではなくかなり急な話だったことが伺えます。(今回同時に廃止される北旭川の石油側線も近年JR北海道からDE15を購入して機関車更新を図っていました。)

十勝鉄道の機関車は食品を扱う企業ゆえに清潔なイメージを大事にするため常にピカピカに磨き上げられていることで有名でした。

また、訪れたファンに対しても暖かい対応で迎えていただけることでも知られていました。


短い区間ですが工場と日高連山をバックに最高時速25kmでトコトコ走るコンテナ列車をもう見られないと思うと本当に寂しい限りです。

最後まできちんと撮影できる機会に恵まれませんでしたが、ネット上で記憶された作品を拝見しながらその勇姿を偲びたいと思います。

 
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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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