北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
危機感を持ち続けるということはただ不安を抱き続けることではありません。
むしろそのやっかいな不安の種をなくすことはできなくても、その根本をしっかり理解した上で受け入れることです。
ただいまの世の中の雰囲気を見ても何か漠然とした不安感から来る苛立ちのような気配を随所で感じられます。
そして意味もなく物事に反感を抱くような意識に陥り正しく判断できなくなっているような人も見かけます。
それはおそらく言葉に表せない漠然とした不安感やストレスが、ここ最近の不透明な状況が続く中でたまり続けて、自分でも気が付かないうちに行き場を失っているかのように思われます。
そこでその不安の根本と向き合ってその正体を掴むことが出来れば、たとえその不安やストレスの原因を今すぐに取り除くことができなくても、何もわからずただ漠然と恐れている状態よりはずっと重荷が減るはずです。
ただ、ここ最近の状況を察するとその不安を抱かせるものの正体をはっきり見定めることはまだまだ困難なように思えます。
ぼく自身取り組んでいる作業との兼ね合いで常に世の中の掴みどころのない一面を先読みしようとしているのですが、その実感としてはもうしばらく時間が経てば何かはっきりと分かってくるものがあるように感じています。
このブログの中で再三にわたり経済や通貨のことについて何かと言及してきましたが、今の不透明な世の中の掴みどころの無さの中で、そういった分野から最も早く具体的な影響を表すと前々から感じていたからです。
お金や経済がこれからの変化の本質ではありませんが、今の現状ではそのお金や経済がこの世の中のあらゆる分野で関係してそれがなければ全てが成り立たない状況です。
ところがそのお金の価値そのものが大きく揺らいでいます。
ちょっと想像しがたいことですが、ある日から財布の中にある1万円札の価値が揺らいでくるということが現実に起こりつつあります。
つまり自分の持っている1万円札の価値が今日と昨日と明日で異なっているという日常が起こりうるということです。
今までの世の中においてはお金の価値ほど安定した価値判断の基準はありませんでした。
それが常に揺らぐ相対的なものにすぎなくなってしまうのがおそらく近い将来の姿です。
そういった価値判断基準の変化の影響は物価や社会的な問題にとどまらず、その中で生きて生活している仙人以外のすべての人々の人生に影響します。
その大きな変化に対応できるように今のうちに心のあり方を変えておくことが肝要です。
変化に対応できる心を備えておけば移り変わりゆく外の世界の変化に自分自身の根本まで脅かされずに済みます。
そういったことを考えてみると、今の漠然とした不安感の空気の正体は変化に対する本能的な恐れの蓄積にあるように思えます。
たとえ世の中が大きく変化しても人間としての生きる基本は何一つ変わらないとぼくは信じています。
その要の一つが生かされていることに対する感謝です。
こういうと馬鹿にされるかもしれませんが、漠然とした不安に襲われた時、そこからリカバリーする一番の特効薬は何でもいいからとりあえず感謝の念を抱くです。
人間が不安に陥るときは、実は潜在的に一番自分のことだけにとらわれている瞬間であり、その自己中心的な意識のオリを打ち破るには、その正反対にあたる自他の区別がない意識である感謝の念が一番有効なのです。
お金に基づいた意識はとかく自己中心的になりがちです。
当然、お金を中心にそれを一番信じているような状態では不安感は倍増します。
別にお金が悪者なのではなく、それに向き合っている個々人の心のあり方が反映するだけです。
なので、自分の心をシフトすることでお金の持つ意味も変わり状況もシフトします。
この先の時代もお金の存在そのものが無くなったり無価値化することはないと思いますが、その持つ意味やもたらされる価値の性質は大きく変わっていくと思います。
今日は思いついたことを取り留めもなく散文的に書いてみました。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
ご来客数
ブログ内検索
プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
最新記事
(02/22)
(07/28)
(07/22)
(01/01)
(12/30)
(12/15)
(10/10)
(10/08)
カテゴリー
最新CM
[03/29 鈍行翼]
[03/29 北海道鉄道観光資源研究会 永山]
[07/14 鈍行翼]
[07/13 Mori]
[09/17 鈍行翼]
[09/13 神山卓也(リンク先は「美唄鉄道旧東明駅訪問記」)]
[10/15 鈍行翼]
[10/07 チョッパ]
アーカイブ
アクセス解析
フリーエリア
最新トラックバック