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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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IMGP5035-2.jpg目的はまたまた5772レです、単機でしたが先頭は原色1073号機、比較的キレイな状態を保っています。

今回は望遠200mmで切り取ってみました、前回135mmとはまた違った印象になりました。






IMGP5031.jpgその二つ前の2756Mには今話題のF-5001が単独で充当されていました。相方のF-1009が苗穂工場に入場したためで、しばらくこの姿のまま運用されるようです。







それにしても先週に比べて線路の雪がすっかり溶けてしまい確実に春が近づいていることが分かります。この撮影の前に新札幌~上野幌間の通称「新札カーブ」と呼ばれる定番撮影地に初めて赴いたのですが場所が分からず引き返してきました。それらしき台地の上へ雪をこぎながら2度も登ったのですが、どうやら高架橋を挟んで対岸の台地が正解だったようです。まぁ、これからいつでも行けそうな場所なので焦ることもないでしょう。2度目に雪山に苦労して上ったあと戻る時、おそらく近所の子供たちが作ったと思しき”滑り台”から、これもおそらく十数年ぶりと思しき尻すべりで降りてきました、けっこうスピードが出て気持ちよかったです(笑)

IMGP5062.jpg結局、そのときは何の収獲の無いまま新札幌駅へ戻っていつものパターンで撮影し、冒頭の結果となりました。徒労だったと言えばそうなのですが、けっこうな量の運動になったので良しとしましょう。

シメはこれも撮りたかったタキ1000オンリーの高速貨物です。まるでNゲージのように見える構図です。



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今日は朝早くからたたき起こされ映画を観てきました、邦画初のアカデミー外国語賞受賞作品「おくりびと」です。それだけ話題になっている作品を旬のうちに映画館で観ておくべきだと思い家族揃って早起きして行ってまいりました。

感想は、もはや多くの言葉はいらないほど完璧な作品でした。当初は、マンネリ化したハリウッドの御家事情と本命とされたイスラエルの作品に対する政治的配慮の賜物かとも思いましたが、さにあらず、そんなうがった考えを吹き飛ばすに充分すぎる傑作でした。朝一の上映にもかかわらず売り場に行列が出来ていて大スクリーンが満員になりました、江別のワーナーシネマがこんなに賑わっているのは久しぶりに見たような気がします。

そしてこの映画には気持ちいいぐらいに泣かされました(T△T)
それが同時にあちこちでみんな泣いてずーずー言うものだからたまりません、、、いっぽうで随所に笑えるシーンが織り交ぜられいるので人の死をテーマにしながらも決して重苦しくなりません、それで笑う時も場内の観客がいっせいにワッと声を上げます(笑)
以前、映画全盛時代の映画館は作品と観客が一体となり今とは比べ物にならないほど熱気に満ちていたという話を聞いたことがありますが、今日の上映はそれを髣髴とさせるものがありました。本当に良い映画は観客を飲み込んでしまうほどの力を秘めたものだということを肌で感じることが出来た一日でした。

主演の本木雅弘さんは20代の頃にインドのガンジス川の沐浴に深い感銘を受け、その後、今回の映画の原作となった納棺師を題材とした小説に出会い、以来それを映画化しようと十数年間暖め続けてきたそうです。ぼくも遠藤周作さんの「深い河」を読んでガンジス川の沐浴の有様について知ることが出来ました、ガンジス川では聖地巡礼としての沐浴と生活の営み、さらに亡くなった人達の遺体の火葬および水葬などが同時に行われています。そういった人の生死と聖と汚れが混然一体となっているさまは、それらを見知る人達に大なり小なり衝撃を与えるものだと思います。実際にガンジス川を訪れ沐浴を体験する日本人も少なくないようで、それを体験してから人生観がまるっきり変わってしまう人もいるようです。

ぼくたちの日常感覚からすると死は遠く隔たったところにある事実であまり意識することはありませんが、ガンジス川におけるそういった生死の棲み分けを完全に取り払ってしまったような感覚からすると、人の死は生きる人の日常に限りなく近いところにあるということを否が応でも認識させられます。そこから人の死を直視することからしか本当の人生を何人も見出しえないという根底観念を見出すことができます。こういった根源的なメッセージを下敷きにしたからこそ、「おくりびと」はこれだけ多くの人達の心を無条件に打つ作品となりえたように思います。

作中に「人の死は誰もが潜らなければならない門である、それは終りではなく次へと続いていくものだ」というセリフがあります。死を考えるということは誰にとってもネガティブで忌まわしいことのはずですが、作中で主人公が汚らわしい仕事と差別されながらも故人を丹念に拭き清め送り出すことを繰り返す様を見るたびに純粋な感動が込み上げてきます。生きている人が例外なく約束された死から人生を見つめなおす、ここに人が本当に前向きな生き方を見出すためのヒントがあるような気がします。ひょっとすると、それはぼくたち一人一人の魂の深いところですでに知っていることなのかもしれませんね。

最後になりましたが、「おくりびと」が今までぼくが観た映画やドラマのなかで、他のどの作品とも違っていたことは、ふつう映画やドラマではどんなに純粋に感動できる作品でも、どこかでこれは役者の演技だからとか、創られた物語だからという感覚が片隅にあるものですが、この作品にはそういったものは全くなく、完全に役者と登場人物の区別も消えて、観る人もその世界に浸り全く違和感を感じなかったことです。やっぱりこれはどこか奇跡的な何かが働いた作品だと思います。

すっかり鉄道の話題が脇へいってしまいましたが、それはつづきにて→

IMGP4873.jpg今日は用事もかねて写真のとおり新札幌まで行ってきました。

新札幌駅といえばこの構図というくらいお決まりのパターンですが、ぼくはここで撮るのは意外にも初めて。けっこう長く鉄撮りしていますが、こんな近くで今まで足を向けなかったとは、これまで何をやっていたのでしょうか?われながら不思議なものです。



IMGP4875.jpgそして本命はこちら、ご存知タンカートレイン5772レです。

冬季のみDD重連になる確率が高い列車として有名ですが、この列車を撮るのも初めて。今日は重連を期待していたわけでは無かったのですが、運良く原色先頭で心の中でガッツポーズですv(・_・)



いやぁ~、ホントに久しぶりにDD重連をキチンとした構図で撮れました(笑)
今まで機会あるごとにDD重連にチャレンジしてきましたが、納得いくカットはわずかしかなく今回上手く撮れたのは本当に嬉しいです。来年度もDFを一気に7両も増備する計画らしくかなりの本数のDD使用列車が置き換えられるでしょう。特にあとわずかとなった原色未更新機は風前の灯火といえます、もう原色、更新の区別に限らずDD牽引列車そのものが大変貴重な存在となりつつあります。そんななかでDD重連と相性、めぐり合わせともに良くなかったので、ぼくにとってDD重連を納得いく形で記録するのは夢のまた夢で終わってしまうかと半ば諦めていたのですがようやく運がまわってきたようです(^^)

この後、新札幌をブラブラ見て廻り、ニトリやホーマックまで歩いて調べ物をし森林公園から列車に乗って帰りました。途中、DFが牽引する新鋭タキ1000が通過していくのを見ました。近いうちにこの列車も撮影したいと思っています。帰り際に森林公園駅で1080レもキャッチできたので撮影しましたが、こちらは見事なペケでした~(;^_^A

その惨敗の結果はこちらのオマケで→


IMGP4824.jpg
とにかく運動しなければなりません。

どうも最近原因不明の体調不良がおさまりません、以前血糖値が若干上がり気味だったことがありますが今回もそれかもしれません。

バセドウ病罹患経験者は糖尿病にかかる率が高いそうで要注意です。もうこれ以上病気を抱えて苦しむのはゴメンですぅ~(>_<)

今回も毎日体操とひたすら歩き続ける作戦で乗り切ろうと思います、病院に頼り切ってもお金ばかりかかって一向に改善しませんから、大切なのは自分自身の意思と努力ですね。



考えてみると地元に函館本線が走っていること自体、鉄っちゃんにとって恵まれたことはないですね。この恵まれた環境を活かさない手はありません、某プロのように一日一鉄とまではいきませんが、雨風が強い日や体調がどうしても優れない日意外はなるべく撮影地まで通おうと思っています。そうすればブログの更新ネタにもなりますから一石二鳥です。ということで一発目はおなじみ1080レです、B更新単機牽引で積荷も控えめでした、写真も微妙に傾いていて精彩を欠いています。


IMGP4838.jpg森林公園よりの歩道橋から大麻駅をはさんで野幌よりの地点まで移動、そこで撮った731系です。動体ブレを起こしていてやっぱり微妙な出来です。








微妙といえば、今日はなにやら愛機の調子が悪くシャッターが思ったところで切れません・・・故障かな?と思って一瞬ナーバスになりましたが、よく見るとAF切換レバーが不用意に動いていたのが原因でした。とにもかくにもカメラが故障してなくホッとしました、いざ入院となったら面倒ですし出来上がってくるまでが長いですからね。


IMGP4867.jpg最後はドン曇りの中を行く711系です。

この場所はなかなか晴れてくれませんねぇ~、次回こそは快晴の夕暮れを拝めることを期待します。

また明日もどこかへ出かけて運動しなければなりませんが、せっかくの機会なので色々工夫して楽しもうと思っています。





 


RIMG7621-1.JPG前回に引き続き昨日の散歩から、上江別地区に造成中のショッピングゾーンの様子です。

最初はオープン間近のKsデンキ、江別にこのクラスの大型家電店ができるのはこれが初めてのことです。隣接するベスト電気にとっては脅威となるでしょう。





RIMG7622.JPGその隣にはハードオフやブックオフの姿も、リサイクルショップ巡りが好きなぼくにとってはこちらの方が楽しみです。








RIMG7625.JPG隣接地にはツタヤとベスト電器があります、かつては生鮮スーパーも入っていましたが、今は撤退しそのスペースもツタヤになっています。

できた当時はすごく立派に感じたものですが、今となっては小ぢんまりとして物足りなく感じてしまうのが不思議です。
 



RIMG7628.JPGこちらはきらら街道沿いの店舗予定地、まだ看板はありませんが左の店舗は模様から恐らくシマムラでしょうか?

店内整備や商品の搬入などの活動は一切している様子は無く、オープンはしばらく先のようです。





これらの店舗の造成が始まったのは、恐らく去年の春くらいからだったと記憶していますが、ご存知のように去年秋のリーマンショックから経済情勢は一変してしまいました。上江別のショッピングモールはそれ以前の経済が好調に推移するという想定の元に計画されたわけですが、今となってはその目論見どおりの成果を上げるのは厳しい情勢でしょうね。ぼくが小学生に上がった頃にバブルが弾けてから、今に至るまで北海道の景気が上向きになった記憶はありません。にもかかわらず大型店舗が次から次へと建設され、さらに巨大化していきその勢いが留まることを知らないさまは素人ながらに疑問でした、どう考えてもそれほどの需要があるとは思えないのです。たぶん、それは実態の景気と数字の景気がかけ離れてしまった結果起きた現象だったのでしょうね。アメリカが金融マジックで、資源国が市場をつり上げて、それに連動して株価も上がり、それらが世界中の経済に数字だけの好景気をもたらし末端の小売業界も銀行からバンバン融資を受けて我先にと言わんばかりに出店攻勢をかけ続けたのでしょう。

実態の経済を見れば不景気なのは明らかなのに、数字の上では空前の好景気と写る、つまり企業や銀行の立場から見ると景気が良いようにしか見えない、目の前の数字の変化しか見ていないわけですから。ところが小売業は実体経済と数値経済の接点となるような産業ですから、その矛盾と歪がこれからはっきりと表れてくる分野だと言えそうです。これから消費低迷、株価低迷が長引くことははっきりしています、そんななか強気に出店攻勢をかけたところほど負担が増しますし、下手をすれば今までの投資がそっくり負債にもなりかねません。ここ数年のあいだに小売業界大手の中で大きな激震が走ることもあるかもしれませんね、上江別のショッピングモール予定地の静けさが、嵐の前の不気味なそれというような気がしてなりません。


RIMG7619.JPG今日は市役所に用事があって、行きはバスで行きましたが帰りは運動のためあちこち廻って帰りました。1型糖尿病予備軍?かもしれないので運動は欠かせません。

その途中、道道江別恵庭線陸橋にてちょうど1080レが通過する時刻だったので、手持ちのコンパクトで撮ってみました。普通にB更新の単機牽引でした。

 

 

RIMG7620.JPGその後すぐにやってきたオホーツクもパチリ。

生憎の天気で露出もあがりません、、、









RIMG7630.JPG

そこからしばらく歩いて、旧夕張鉄道跡のきらら街道に立つ腕木式信号機のモニュメントです。

このあたりは比較的最近まで夕張鉄道の遺構が色濃く残っていましたが、線路跡は広域農道になり北海鋼機前駅跡はパチンコ屋となり、さらに野幌駅高架工事の進展によりそのほとんどは跡形も無く消えてしまいました。








ちなみに、かつてこのモニュメントの裏手のトタン工場まで野幌駅から専用線が延びており、夕張鉄道廃止後もここまで昭和60年くらいまで貨物列車が走っていたようです。モニュメント真後ろの柵の中がまさにその線路跡で、滑車と立ち木の後ろのシャッターがついた健屋はかつての入換え機関車の車庫だったそうです。

高砂駅周辺もマンションや大型ショッピングゾーンが造成中で、このあたりも様変わりしつつあります。そのあたりの様子も次回アップしたいと思います。

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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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