北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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前回に引き続き昨日の散歩から、上江別地区に造成中のショッピングゾーンの様子です。
最初はオープン間近のKsデンキ、江別にこのクラスの大型家電店ができるのはこれが初めてのことです。隣接するベスト電気にとっては脅威となるでしょう。
その隣にはハードオフやブックオフの姿も、リサイクルショップ巡りが好きなぼくにとってはこちらの方が楽しみです。
隣接地にはツタヤとベスト電器があります、かつては生鮮スーパーも入っていましたが、今は撤退しそのスペースもツタヤになっています。
できた当時はすごく立派に感じたものですが、今となっては小ぢんまりとして物足りなく感じてしまうのが不思議です。
店内整備や商品の搬入などの活動は一切している様子は無く、オープンはしばらく先のようです。
これらの店舗の造成が始まったのは、恐らく去年の春くらいからだったと記憶していますが、ご存知のように去年秋のリーマンショックから経済情勢は一変してしまいました。上江別のショッピングモールはそれ以前の経済が好調に推移するという想定の元に計画されたわけですが、今となってはその目論見どおりの成果を上げるのは厳しい情勢でしょうね。ぼくが小学生に上がった頃にバブルが弾けてから、今に至るまで北海道の景気が上向きになった記憶はありません。にもかかわらず大型店舗が次から次へと建設され、さらに巨大化していきその勢いが留まることを知らないさまは素人ながらに疑問でした、どう考えてもそれほどの需要があるとは思えないのです。たぶん、それは実態の景気と数字の景気がかけ離れてしまった結果起きた現象だったのでしょうね。アメリカが金融マジックで、資源国が市場をつり上げて、それに連動して株価も上がり、それらが世界中の経済に数字だけの好景気をもたらし末端の小売業界も銀行からバンバン融資を受けて我先にと言わんばかりに出店攻勢をかけ続けたのでしょう。
実態の経済を見れば不景気なのは明らかなのに、数字の上では空前の好景気と写る、つまり企業や銀行の立場から見ると景気が良いようにしか見えない、目の前の数字の変化しか見ていないわけですから。ところが小売業は実体経済と数値経済の接点となるような産業ですから、その矛盾と歪がこれからはっきりと表れてくる分野だと言えそうです。これから消費低迷、株価低迷が長引くことははっきりしています、そんななか強気に出店攻勢をかけたところほど負担が増しますし、下手をすれば今までの投資がそっくり負債にもなりかねません。ここ数年のあいだに小売業界大手の中で大きな激震が走ることもあるかもしれませんね、上江別のショッピングモール予定地の静けさが、嵐の前の不気味なそれというような気がしてなりません。
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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