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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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秋も終わりを迎えつつあり初雪の便りが各地から聞こえてくる季節になりましたが本格的な冬場の到来まではまだ若干のタイムラグがあります。

毎年この時期は慌ただしく冬場の準備を急いでこなさなければならない時期ですが、今年も時間に追われながら一つ一つ片付けて全部完了した頃には来月の中旬くらいになっているはずで、その頃は年賀状作成に追われているはずです。

それでも今この時期は、ある種の谷間における安堵感というか、ほんの一時だけ妙に穏やかな空気が流れる時期でもあります。

世間を見渡せば冬の便りの他に毎度の政治ショーとでも呼べばいいのか、消費税再増税の可否や異常な円安による燃料費が高止まりや輸入コスト増による衣食住品の値上がりや、はては個人的にパソコンのメンテ用に購入を考えていた部品まで高騰するはで良い知らせはほとんどありません。

降って湧いたような札幌五輪誘致決定の話題は早くも忘却の彼方へ遠退き同じ頃H5系が初上陸し試運転開始の日が近づく夢の北海道新幹線も、その莫大な運行コストを青函間の収益だけで札幌延伸までの約20年間を乗りきれるのか不透明な経緯は触れられることすらありませんでした。

海外のニュースに目を向ければ中間選挙で共和党が圧勝しオバマ政権が窮地に立たされたとありましたが、今となってはなぜか今更のような白けた感じを受けるのはなぜでしょうか。

トヨタが空前の2兆円に登る利益を上げたと言いますが、そこまでの黒字を叩き出したのなら来年の10%消費増税の前に特別に法人税を徴収するべきですね。

アベノミクスだか日銀バズーカだか詳しい手口は知りませんが、莫大な借金を増やしながら紙幣を刷りまくって税金や年金の元本まで投入して国内と国外の大企業の株価を買い支えて景気回復を演出しているのですから、筋としてはそれで高収益を上げた企業から+αで税金を徴収してもおかしくないはずですが、そいういう市井の人目線からすればもっともらしい正論はまったく通じない世界なのでしょうね。

せめて原油価格の低迷による灯油ガソリン価格の低下を期待していましたが、これも降って湧いた極端な円安のせいで帳消しになるどころか、輸入品全般と同じく輸入に頼る原材料費が高騰することで今後生活用品全般が一気に値上がりしていく方向に進むそうです。

もうなんでもいいから勘弁してくれという声があちこちから聞こえてきそうですがお上の世界はそんな底辺で暮らす大衆の声なんかどうでもよいことなのでしょう。

まるで虫けら扱いされているとさえ卑屈にも思ってしまう底辺層の一個人としては自宅外壁窓部の密閉を徹底(※いざという時の逃げ口と寒気には配慮しています)と昼間の燃費節約術という昭和アナクロ合わせ技一本でどうにか耐えしのぐほかありません。

そんなナサケナサスな状況を耐え忍びながらやがて廻り来る朗らかな春の季節に期待を寄せるのは毎年恒例の精神行事のようなものです。

という個人のちっぽけな生活上の愚痴は現実社会において最もどうでもいいことですが、それでいて実は一人一人の個々人にとって無視しようのない一番切実な問題でもあり、ここで再び広い社会全体の上層階層に苦々しくも視点と意識を向け直して見ると、世の中の大方の人達がこんなガタピシな現実の中を生きるしかない現状で、やれ2020年東京オリンピックだの札幌冬季オリンピックも勢いでやってしまえとか地下鉄伸ばしまくっちゃえとか夢の新幹線列島縦断達成でバラ色未来の世界が弾け飛ぶとか、他にもダムとか高速道路とか原発増やすぞゴルアとか、電気代庶民の首根っこから絞り上げとか、日本全国昭和イケイケな時代に建設された古い道路や橋やトンネルの嵩む補修費や40年かけて廃炉しなければならない古くて危険な原発の後始末代金や被災地の復興費用はどこに消えてしまったのだろうかなどと疑問符?????が次々と脳内に浮かび上がってはうず高く積み上がっていくのは自分一人の脳内だけの特異現象なのでしょうか。

これら新たな夢の日本列島改造プランは全て借金に借金を積み重ね続けなければ実行できないことばかりですよね。

借金の大車輪はこのまま永遠に回し続けられるものなのでしょうか?

日本の借金は全て国民の資産で賄われているから大丈夫なのさ!

それは本当なのですか?いまいち信用出来ないなあ、、
 
超高齢化社会において収入も税収も全て落ち込んで医療介護費用だけが上がり続けるのに財源は足りるのですか?

うーん、その頃は消費税を30%くらいまで上げていればきっとだいじょうぶだよ。だってヨーロッパだってそのくらいがフツーなんだから。

政府の新たな借金を日銀が買い取り続けていますが、それはこの先もずっと続けていけるのですか?お金を無限に刷り続けると最後は価値が無くなってしまうと聞いていますが日本のお金の未来は大丈夫なのですか?

えーとね、ちょっとまってね・・・、

それは金融緩和っていうんだけど、別に今までもどこの国だってだいたいやってきたし、つい先ごろアメリカはやめちゃったけどまたどこかでやるだろうしヨーロッパはずっとやり続けてるし、あとはだいたいどこの国も同じようにやってることだから大丈夫だよ。第一、日本の円は国際通貨として信用度はトップクラスだしいざとなればドルやユーロやその他の優良通貨が助けてくれるから絶対に大丈夫。ジンバブエ・ドルや北朝鮮ウォンのようにちゃんとした国際秩序に則っていなければ危ないけど。

ふ~ん、ということはしばらくは借金し続けても大丈夫ってことかなのか。

まあ多分そういうことなんだろうね~。

でさ、ところで日本の借金総額って1,000兆円超えてたよね、大丈夫なのお?

えーと、それはね、、

以下延々と禅問答よろしく続く、、、という感じで右脳と左脳のキャチボールのように一人勝手な問答を続けることでどうにか疑問と不安を鎮めるように納得させているわけですが、はたしてこんな程度の認識で間に合っているのか甚だ疑問ではあります。

ただここまで述べてはっきり感じ取れることは、もしもこのままこんな状況の世の中が10年、20年、30年、と続いていけば、おそらく殆ど誰も納得もしなければ幸せな人生や生活をエンジョイすることも出来なくなってういくんじゃないかということです。

借金と増税の繰り返しで巨大公共投資の新幹線や高速道路だけはスケジュール通りきっかり開通し、そのたびにクス球が割られ世の中総出でお祝いモードとなりオリンピックやその他の大きなスポーツイベントが開催されるごとに世の中”躁”ハッピーハッピーの有頂天状態が露骨に演出される街角の一丁外れたうらぶれた建物の影で、一人また独りと絶望の影に打ちひしがれながら鬱向き頭を垂れるまま蹲る膨大な人数の個々人たちの群として逝くほかなしという想像するに余りあるほど厳しい状況の未来しか思いつきません。

少なくとも自分はこういう世の中で自分一人だけが頑張りぬいて幸せになれる自信は全くありませんね。

だからといって根っこがノーテンキ人間なので、たとえ余程のことが起きても絶望してどん底まで落ち込んで立ち直れないとかそれで自己完結を図るといったこともないとは思いますが、、。

問題はこんな嘆かわしくもどこか切なく物悲しい現実社会を誰もどうにかしようしようとしませんし、もはや誰もどうにもしようがありませんが、せめて日本列島改造論の夢の世界の奥深くへ皆が皆雁首揃えて目隠ししながらハミングを口ずさみつつ微笑みながら行進するような群の中の見苦しい一人にならないよう現状をしっかり見据えて生きたいものです。

これではいかんから立ち上がろうとか、真剣にもう一度、今度は本物の構造改革を実現せよとか、日本の国内から現状を打破しようとか、それらを声高に主張したり期待することすらこの先は不要なことかもしれません。

こんな夢も希望の欠片もない有り様は実は地球上のどこの国も同じような状況か、あるいはもっと悲惨な状況に陥っているかのどちらかです。

そんな夢も希望も抱けない現実に世界中の大勢の人達がもうこれ以上何をやっても実るものも得られるものも無くなったから全く別な世界へ移行したいと思っていたとしても何ら不思議なことではありません。

そのような人間社会全体の大きな集合意識のエネルギーが寄り集まって予期しない力が働くことで全く予期しない方向に向かって時代を大きく揺り動かしていくようなことが稀に起こることがあります。

日本と同じように借金と投機の泥沼に嵌って身動きの取れなくなった様々な国々がもうこれ以上地球規模の丁半博打場と化したマネーゲームに依存した世界は維持できないからある日の今日を持って一切の仕組みをあらためて新しい未来の世界へ一斉に歩みを進めると宣言される日が来ることも全くありえない非現実的な希望的観測として否定できるものではないと思います。

その時がもしも全く予期していなかったタイミングで突然やってきたら、この国も人々もその変化の大波に嫌がおうにも向き合って乗らなければならない状況に置かれることでしょう。

まさか21世紀の現在に鎖国して日本独自の世界観を維持しながら他の国々に対して一切門戸を閉じるなど出来るはずもありませんから。

世界が変わるタイミングで日本も必然的に変わることになるはずです。

ここで超個人的で矮小な視点に一気にスケールダウンされますが、個人的にそういった歴史的大変化の影響を最も被る可能性が高い日常生活以外の部分が、ほかでもない文筆家志望の端くれとして自ら取り組んでいる小説作品の行く末です。

時代の大変化をまたいでも作品としての生命力を失わないような物語の構成をこれまで慎重に慎重を重ねながらじっくりと練り上げてきました。

(※言うなれば、もしも自分が幕末のような時代で芝居の台本とかこしらえることを生業としていて、尊王攘夷派とかが幕府や夷国を打掃し晴れて新生大和王権を樹立する物語を本気で書いている間に明治維新が起こって武士の時代も武士自体もいなくなっていたとか、あるいは軍国主義たけなわの時代に生まれて本気で大東亜共栄圏を樹立してゆくゆくは日本軍の破竹の活躍で世界を制する一大叙事詩をまとめあげようとしていたら戦争が終わっていたというような、今の時代で言えば猛烈若手サラリーマンが奮起して伝説のエンジニアやしがない派遣の兄ちゃんからリストラ組のおっさんからニートの息子まで団結してグローバル企業連合体とそれを影から操る闇の組織に立ち向かいもう一度MADE IN JAPANで世界を席巻させるまでの汗と涙と友情の冒険物語とか、、、あっ、これは書いててちょっとイケてるかも?テーマ曲はXファイルならぬプロジェクトなんちゃらのヘェッドライト~テェールライト~♫のエンディングソングだね、、、というような感じの物語を真剣に考えたり書いたりしているうちに現実の時代背景が様変わりしてしまって作品の読まれる値打ちが消えてなくなってしまうことが、こういった時期に起こりうる物書きにとっての一つの悪夢であり悲劇だと思われます。)


これまでに心血を注いで形造った小説作品の構想は大、中、小あわせて12作品ほどにもなりました。

最初から多くの作品をいっぺんに書き上げようとは思っていませんでしたが、様々な人間的テーマを追求していくうちにそれぞれにあった作風と舞台の小説が生まれて数えてみると12作品になっていました。

これらの作品が一体どれほどの意味と価値を未来に読んでくれるであろう人たちに提供できるのかは未知数ですが、こんな奇っ怪でカオスな時代を生きている証人としての人生を無駄にせず有効活用したいとの意図のもとで小説作品としてまとめようと決意を固めています。

ひとりごとが長くなったので今日はこのへんでアディオゥス(汗)



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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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