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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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今日の深く込み入りそうな独り言記事は、それでもあえて読んでみようと思われた方だけ読んでみてください。


夏の暑さが過ぎて、朝晩には早くも秋の肌寒さが感じられるようになりました。


かねてから準備を進めてきた小説作品の執筆を少しづつ始めていますが、まだペースは非常に遅く、作品としての形が出来るのはまだ先のことになります。

前回のように、多少の無理は厭わずに毎日コンスタントに書き続けることを義務とはせず、最初は週一から週二のペースで本当に少しづつ、ゆっくりと書き進めていきます。

日常の生活サイクルの中に小説執筆の時間を無理なく織り込めるようになるまで、出来るだけ心身の負荷を下げて、今でも決して万全ではない体調に配慮しながら無理のないペースでやっていこうと思います。

その執筆作業の合間にこうしてブログの独り言記事を書いています。


連日デモで反対が叫ばれている最中で強行採決される勢いの安保法案も、どこか現実離れした出来事のように静かな日常の中で生活できるのも、嵐の前の静けさの中のつかの間の平穏なのかもしれません。

多くの人たちがデモに参加するだけで世の中が変わるわけはないという意見や、今回の法案が通っただけで日本がそく戦争をする国になったり、徴兵制が復活するような事にはならないだろうという冷静な意見もあります。

過去の経験則からするとそのとおりとなるのですが、今、この世の中の情勢は、すでに過去の事例のパターンを繰り返すような時ではなく、明日にでも何か大きな変化を及ぼす出来事が起きても何らおかしくない状況です。

この国の大多数の人たちは、安保法案に反対であれ賛成であれ、そのどちらとも言えない中間であれ、積極的な戦争状態に自ら進んで行くべきだと考えているような人は一部の特殊な思想の人を除いて殆どいないでしょう。

これほどまで世論が反対しているにもかかわらず、国の法規の根幹である憲法を蔑ろにしてでも押し通す事態はもはや尋常とはいえません。

どこかで、そこまでやらなくてはならない緊急の状況が差し迫っているのかもしれませんが、一方で先の大戦で被害国となった近隣国に対して、日本の政権の意図する方向が決して日本国民の望むところではないということを、デモに参加したたくさんの人たちの行動によって国の内外に示すことができたことは決して小さな出来事ではなかったと思います。

70年前に空前の規模の戦争を引き起こし、同時に最大の被害と犠牲を蒙り、もう二度と再び同じ過ちは繰り返さないという誓いとともに、新しい憲法のもと永久に戦力と戦争行為を放棄すると宣言することで国際社会に復帰したはずの戦後日本が、どうして21世紀の今になって再び永久に捨て去ったはずの戦争に加担する国家に舞い戻ろうとしているのでしょうか。

また、なぜいとも簡単にそれを許してしまうような事態に陥ったのでしょうか。

戦争を経験した人たちが多く健在だったこれまでは、その悲惨な経験の一部始終を語って伝えることで、いかに戦争が酷く残虐な状況に人々を追い込むものなのか、それゆえに絶対に繰り返してはならない罪深き行為であることが、戦争の実態を全く知らない私たちのような若い世代まで繰り返し言い伝えられてきた一方で、なぜそのような戦争が引き起こされてしまったのか、その本当の理由がどこにあり、それは正確にどういった因果関係で為されたことかなのを積極的に追求し明らかにされること無く、戦後70年間の長きにわたってうやむやで曖昧なままにされてきました。

その結果として、常に戦争の悲惨さを繰り返し唱えて反対さえしていれば、日本は無条件にいつまでも平和のままでいられるという、都合の良い思い込みにとらわれるようになっていったのではないかと思われます。

戦争に反対するという意思を持ってデモに参加した人たちを批判しようという気持ちはありません。

むしろ多くの人達が戦争に断固として反対するという良識を示した行為は評価されるべきであり、そこに直接参加することのできなかった人たちの勇気ある代弁者であったと思います。

しかしそこにとどまったままで満足して、今この時期に起きつつある複雑な情勢の変化について、一人一人の理解を深めようとする次のアクションを起こすことができなかれば、かつて同じような主張を集団行動で示そうとした結果と同じように、本当の意味で世の中の流れを変えることはできないと思います。

アメリカの強力な軍事力と核の傘のおかげで、日本のこれまでの平和と繁栄が保証されてきたのだから、これからもそのやり方で安定した時代を維持し続けられるという考え方はもはや時代遅れの信仰と言わざる負えません。

地球上の様々な地域に軍事基地を擁し、全世界の4割以上の戦力を展開する名実共に世界最強の軍隊がアメリカの陸海空軍と海兵隊ですが、これらの軍隊を世界中で日夜活動させ維持していくための費用も桁外れに膨大なものです。

2001年9月11日の同時多発テロを発端に開始され今に続く対テロ戦争に費やされた資金も並外れたものでした。

これらの際限なく増え続ける戦費の負担を、もはや超大国アメリカ一国でも支えきれないほど膨張し続けています。

歴史的に、その国の潜在的な国力を上回るほどの軍事力を備えた国家は中長期的に徐々に衰退していくうえに、その戦力を実際に使用して戦争を引き起こした国や政権は必ず短期間で滅亡に至っています。

際限ない軍拡競争の末に鍋釜まで溶かして破滅的な戦争に自ら突き進んだかつての日本がその典型的な事例の一つです。

明治維新直後から、富国強兵のスローガンのもと当時の国際社会から莫大な額の借金をいきなり背負いながら、過去に前例のない短期間で産業の近代化を成し遂げ軍国化を推し進めた結果、日清、日露と大国相手の大きな戦争に立て続けに勝利し、今の感覚で言えばおそらくサッカーのワールドカップで日本代表チームが優勝した場合を上回るような熱気と高揚感で、当時のほとんど全ての国民がもはや負けなしの国になったとして有頂天になっていきました。

しかしその背景では、当時の欧米列強国のように戦争に勝利した暁として、膨大な利益を搾取できる大きな植民地を獲得することは許されず、その対価としてかかった戦費を賄えるほどの多額の賠償金も得ることが出来ませんでした。

その後の日本が国際社会のルールを逸脱してまでアジア全域で植民地を獲得する侵略行為に手を染める要因となりました。

一説によれば、帝政ロシア軍のバルチック艦隊を日本海戦で撃破した日露戦争に費やした戦費は当時の日本の国家予算の実に60年分にも相当し、その返済負担の苦しみは四十一年後の太平洋戦争の敗戦につづく国家財政の破綻の時まで続きました。

もともと望まないアメリカとの戦争に真珠湾奇襲攻撃で自ら宣戦布告せざる負えないところに追い込まれたのは、国際社会から逸脱したことに対する経済制裁として、日本が自活できない石油をはじめとする重要な資源の輸入と、主要な収入源だった民生品の輸出を封鎖されたことによる国家的な財政危機のためでした。

いかに当時世界最大の戦艦や高性能な戦闘機を保有していても、それらを動かす燃料が底をつけば無力であり、そうなってしまってからでは戦わずして負けを認めるほかに道はなくなり、それまで苦労して獲得してきた植民地や列強国としての高い地位も全て無条件で手放すことになります。

国家の面子と全国民の生命財産を天秤にかけた時、戦前の日本という国は前者を選択しました。

かつての日本が起こした無謀極まりない戦争の事例が示すように、古来から人類の歴史上、戦争が起こる要因の背景には必ず経済的な行き詰まりがあります。

借金につぐ借金の積み重ねによる返済不可能なほどの膨大な負債と引き換えに、どれだけ多くの命の犠牲を伴ったかは、先の世界大戦を始め歴史の有り余るほどの事例が示すとおりです。

国や地域が変わっても戦争が引き起こされる時の要因は根本的に変わることはありません。

20世紀初頭では最も近代的な憲法を定めて公平な民主国家を目指したドイツが急速にナチス化したのも、第一次大戦の敗戦によって課された当時のレートで100年たっても返せないほどの賠償金の支払い負担と、その後の世界恐慌に端を発した極度のインフレに見舞われたことによる全ての国民の生活困窮でした。

第二次世界大戦後、アメリカとソ連の両陣営が競って核軍拡競争を演じた東西冷戦も、国力と経済力で圧倒的に勝るアメリカを中心とした西側陣営に対して、もともと貧しい経済基盤しか持たない東側陣営において、際限ない軍事費の膨張に耐えられなくなったソ連が先に崩壊したことで終了しました。

当時、ソ連の首領を務めたゴルバチョフ大統領の決断によって、まだしようと思えば全軍を動員して戦えるうちに敗北を受け入れたことで、アメリカとの最終的な核戦争の勃発を回避しました。

この時、もしも経済的に追い詰められたソ連が最後の一手に打って出ていたなら、全世界は核攻撃の応酬に遭うという最悪の結末に至っていたかもしれません。

東西冷戦が終結したことで、この地球上で軍事的に並び立つ他の国が存在しない唯一の超大国となったアメリカは、ライバル国のソ連がいなくなったことで相対的にその強力過ぎる軍事力を段階的に手放していく必要がありました。

20世紀も終わりに近づいてきた頃、急速な戦後復興を果たして経済大国に返り咲いた日本を筆頭とする経済新興国の台頭によって、軍事産業以外の民間産業の優位さを失いつつあったアメリカにとって、世界一の超大国としての威勢を維持するために、その強力すぎる軍事力を手放すことができなくなっていました。

21世紀に入ってグローバル経済という言葉が一般的になるごく最近では、経済的なライバル国が日本からより大きな潜在力を持った中国に移り変わる一方で、アメリカは湾岸戦争以来、特に9.11テロを堺に戦争を拡大し続けることで、さらなる軍事力依存に歯止めがかからなくなっていきました。
      






対イラク戦争一つとってみても、最初の大義名分だった大量破壊兵器は最終的に影も形も見つからず、マスメディアを大々的に動員した”見せるショー”としての次世代型戦争も捏造された英雄たちをたくさん生み出すことには成功しても、その戦争の本当の目的だったイラクの地に豊富に埋蔵される石油利権からは当初想定した程の利益は上げられず、儲かるビジネスとしての戦争は早々に頓挫しました。

結局、正義による対テロ戦争は10年以上にわたって泥沼化し、その余波として現在はシリアや中東諸国でのISISの台頭へと繋がりました。

戦争は最大のビジネスと言われますが、それで儲かるのは戦って勝った国ではなく、双方の国や勢力に武器や弾薬を売りさばく軍需産業とそこに投資する国際金融機関です。

戦争のために血税を絞り出した国は急速に疲弊します。

戦場に送られる兵士の命とともに、それらの負担と犠牲は国民としての当然の義務であるとするために過度に熱狂的な愛国心を植え付けさせられるのは、戦前の日本における軍国主義もテロとの戦争に明け暮れる現代のアメリカも同様です。

10年以上に渡り世界最大規模の軍隊を動員し続けたテロ戦争の膨大な費用を賄うためには、とうのアメリカの国民の支払う税金だけでは到底足りず、新たな紙幣を増刷し続けることで賄われました。

新たな紙幣を乱造するという非常手段に打って出た場合(※戦前の日本のような)普通の規模の国家では即座に戦時インフレに陥って国内経済が急速に悪化していきますが、世界一の経済大国である超大国アメリカはその特権的経済力の源である、世界中の貿易における取引の決済代金として唯一有効な基軸通貨としてのドル紙幣の強みを利用して、アメリカを中心とした世界経済が順調であるかぎりその利潤で支えられる仕組みを作り上げました。

たとえアメリカと直接貿易の取引をしなくても、世界中の国々がお互いに貿易の決済をする時、自国の通過を米ドルに両替する度に、その時の為替レートに従った差益が自動的にアメリカ経済の懐に落ちることになります。

世界中の貿易決済から生じた利潤から、新たなドル紙幣を増刷する元手を得ることで、10年にも渡る対テロ戦争と世界中の基地に駐屯する米軍の維持費用と兵士職員の給料まで賄えたのです。

急速に拡大するグローバル経済と長期継続が可能な戦争としての対テロ作戦は、共に車輪の両軸のような関係として同時進行していきました。

その鉄壁のバランス関係を崩したのは、仮想経済の膨張が招いたリーマン・ショックによる世界経済の莫大な損失額を埋め合わせるために、前例のない規模で財政出動したことによる各国政府の急速な財政状態の悪化でした。

すでにリーマン・ショックの痛手から世界は立ち直ったかのように振る舞い続けていますが、その実態は悪化の一途を辿っており、その中心国のアメリカでさえも、先に説明した基軸通貨の優位性を利用した戦費調達方法を、そのまま悪化し続ける国内経済の実態を数値上の利益で覆い隠すために利用するようになりました。

しかし、そういった小手先の延命策も徐々に効果が薄れ始め、ますます実体の経済が悪化し続けることで税収が低迷し、ここ数年の間に政府機関や行政サービスの一時的な停止や職員の解雇などを繰り返すほどアメリカ政府の財政は悪化しています。

そういったアメリカの現状を見越した世界中の他の国々は、貿易や国債決済の代金として、なるべく米ドルを使わないように現物交換を始めたり、今年の春に中国やロシアなど新興経済国とヨーロッパ各国が連携して設立されたAIIBなどを通して決済することで、アメリカ経済を直接通さず迂回することを始めています。

こうして徐々に始まった各国のアメリカ経済依存からの脱却の動きに対して、TPPの締結などで参加国の経済を再びアメリカ経済に強固に結びつけることで、新たなドル紙幣を刷るための財源を確保しようと目論んでいますが、各国の協議は暗礁に乗り上げたまま停滞しています。

今現在アメリカは、かつてソ連が軍事費の膨張によって国家体制を維持できなくなった冷戦末期と同じような財政的な行き詰まりの状況に陥ろうとしていて、さらに太平洋戦争に自ら突入した戦前の軍国主義日本が、世界中の国々から見放され経済的に四面楚歌に陥った結果として真珠湾攻撃を仕掛けたように、アメリカを中心とした勢力が米軍を動員できる財源が底をつく前に世界中を巻き込んだ大きな戦争を引き起こさせることで、地球上唯一の超大国としての体裁を維持しようとする人類全体に対する暴挙に打って出るかどうかの瀬戸際を迎えつつあります。

こういった厳しい現状の中で、もはや古い落日の超大国となったアメリカにいたずらに追従し続ける戦後日本の在り方がどこまで適切なものなのか、個人的にはまったく判断がつかない状況です。

国会議事堂の前で大規模なデモを繰り返して、国会内で与野党の議員が安保法案の可決を巡って紛糾している状況は、まだ日本がかろうじて平和の中にあるからこそ見られる光景です。

世界中の国々を巻き込むような大きな戦争は、普段から各国がそれを起こさせないようにするための不断の努力と相互理解および互恵関係の継続が為されている限りは絶対に起き得ないものですが、逆を言えばそういった世界中の国々の不戦のための連携と意思疎通が途切れてしまうような緊急の事態に陥いれば、即座に現実の猛火として現出されるものです。

一部の識者から核兵器級の威力があったことを指摘されている天津爆発事件はその予兆であり警告であったかもしれません。

いざとなれば、憲法改正の国民投票による手続きや徴兵制の有無について是非を問う議論など全て通り越して、人々に有無を云わせる間もなく呆気無いほどすぐに戦争状態に突入してしまいます。

今はすべての人達が真剣に考えて見定めなければならない時です。

その時が実際に来てしまってからでは遅すぎます。

この法案一つでまさか自分が戦争に巻き込まれることなど有り得ないことだと思っていたとしたら、その考えは甘すぎると言わざる負えません。

これから全ての人たちが直面するかも知れない予期される現実に対して自分がどういった意思を持って向き合うのかを決めなければならない時です。
      
      
      
    

PS.)
戦争を遂行出来るほどの大きな軍事力はそれ自体がその国にとって大変な負担になっていることをもう一度見なおすべきです。軍隊は自力で収入を得ることは出来ません。また自ら作物や製品を生産することで利益を生み出すことも出来ません。ただ破壊して侵略する能力と相手国の同じ類の力を封じる抑止力を備えているだけです。軍隊は他の平和産業の発展から得られた資金があってはじめて設立され維持できるものです。皮肉にも平和な経済社会の発展と繁栄がより強力な軍隊を育む土壌となります。平和な時代が長く続いていたから戦争は起きないのではなく、むしろ平和で豊かな時期が長く継続しているからこそ大きな力が蓄えられて、時の政権と世論の意識次第で大きな戦争へと発展する可能性が高まるのです。矛盾するような話ですが、軍事力は平和な時代の社会と経済に大きく依存し寄生することで成長していきます。世界中の大きな国々が費やす軍事予算を大幅に削減して世界全体の貧困や環境問題に当てることが出来れば、それらの長年に渡って解消されることのなかった人類全体の深刻な問題のかなりの割合を解決できると言われています。互いに最大限の軍事力を対峙させることでパワーバランスを維持するような時代遅れの古いやり方を世界中の国々が放棄し、もはや自衛のための最低限の兵力しか保有しないという強力な取り決めを結ぶことが出来れば、この地球は本当の意味で新しい時代を迎えることができる大きな端緒となるでしょう。また、今回の安保法案の次の行く末として気がかりな徴兵制の復活の有無についてですが、もしも徴兵制が復活されて一般の成年男子が一定の期間にわたって兵隊としての軍事訓練を義務付けられた場合、たとえ実際の戦地へ送られるようなことがないとしても、その後の一般社会において暴行事件や性犯罪が増加する可能性が高まります。軍隊生活には陰湿なイジメとシゴキがつきものです。それには理由があって、実際の戦場で何時自分の身に命に関わる危険な状況が訪れるかわからない極限状態の中で、自分よりも強い敵と遭遇した場合に恐怖よりも先に強い怒りや憎しみといった激情を引き起こし、恐怖の対象から逃げ出したいとする自然な本能を抑え込むためです。相手を恐れる前に憎しみや怒りの感情がすぐに沸き起こるように、脳内がアドレナリンで常に満たされている状態を維持するための訓練としてシゴキがあるのです。極度の緊張状態を長期にわたって強いられる従軍中に蓄積された凶暴なストレスを発散させる捌け口として、どこの国においても戦争中は略奪や陵辱が横行し、それらの蛮行を予防するために慰安婦が充てがわれたりしました。一度でもそういった強い精神的苦痛を伴う軍隊生活を経験して除隊した後、一般社会における普通の生活を送るようになっても、自分の感情を抑えてストレスをコントロール出来なくなった人たちが確実に増えていきます。古くはアメリカにおける泥沼化したベトナム戦争の帰還兵が麻薬中毒となり銃を手にして重大な犯罪を繰り返すことが社会問題になり、最近のテロ戦争においても同様にPTSDで精神を病んだ元兵士がマシンガンを手にして街中のショッピングモールや学校で乱射し多くの一般市民や子どもを惨殺するような事件が跡を絶ちません。徴兵制の義務があるお隣の韓国も同様で、他国に比べて性犯罪と暴行事件が10倍近く多く発生しており、先進国級の国々の中では吐出した犯罪率の高さです。徴兵制や厳しい軍隊生活が男らしく逞しい青年像を生み出すというのは現実とはかけ離れて美化された妄想に過ぎません。実際は、自分の意思に反して感情が暴走し抑えることが出来ない精神的疾患を一生抱えることになる若者を大量に増やす結果につながります。自分が若い男性なら、そういった理不尽で辛い目に遭うことを覚悟しなければなりませんし、たとえ自分自身がそういう目に遭う立場になくても、自分の子や孫や友人恋人など知っている大切な人たちがそういった目に現実に遭うということを肝に銘じなければなりません。今は日本という国がそういった不幸な状況の未来へ向かうかどうかの瀬戸際の位置にあります。心ある人は無知と無理解のままにアグラをかこうとせず、これから自分の身に降りかかる問題としてしっかりと向き合うべきといえます。
         
         
        
     

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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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