北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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中島公園を後にして、行啓通電停から市電に乗って一つ手前の中央図書館前で下車、歩いて電車事業所に向かいました。
入出庫線に沿って中に入ると、ササラ電車3号と3304号が展示されています。ササラ3号は旧タイプで、台車などは古い単車の流用です。モーターや制御機にいたっては70年以上前の米国製の舶来品です。
3304号は330形を2000年に車体更新したもので、今のところ札幌市電で最も新しいグループの1両ですが台車やモーターなどは古い釣り掛け式のままです。330形は昭和33年東急車輛製で、その後の道産電車210~250型グループのベースとなった車両でした。台車は当時としては近代的なインダイレクトマウント式で、見た目、乗り心地ともにあまり古さを感じさせません、今でも3300形の足として現役です。
その後ろの251号は昭和36年に製造された道産電車の最終グループの1両です。電装品は戦後まもなく製造された札幌市電初のボギー車500形からの再利用で、それまでの240型に比べて車体が長くなり台車が330形と同様のインダイレクトマウントタイプへ進化しているのが特徴です。完成度が高く、道産電車の決定版と呼べる形式です。
庫内には道産電車や3303号と並んで、異端車であり札幌市電名物のM101号の姿も見られました。まわりは人の往来が激しく、4両並びの写真をキレイに収めるのは至難の業でした。親子が一組入ってしまったものの、粘り続けて何とか撮ったのがこの一枚です。親子連れが多く、会場は常に満員状態だったのでイベントとしては大成功だったのではと思います。
研修庫の中も見学可能で、奥に入場中の243号広告車の姿が見えました。台車が抜かれた状態で検査中とのことでした。その他にもインバーター車の8522号が入場中で、パンタグラフなどの装備品も展示されていました。
243号の台車のフレームです。車軸やモーター、ゆれ枕などが外された状態で完全に分解されています。台枠の銘板を見てみると、川崎重工KW181台車、2006年製造となっています。どうやら更新工事が施され、その際に台車枠が新製されたようです。といっても、構造自体は従来と変らない下ゆれ枕式の古典的なものです。
一通り見終わって、インフルエンザも流行っているので早々に電車事業所を後にしました。
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プロフィール
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鈍行翼
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性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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