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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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気が付くと12月も終盤に入り今年1年も終わりに近づいています。


大掃除に向けてのプレ掃除や家族全員分の年賀状印刷、細かなモノの買出しなど忙しく立ち回っているうちに時間はあっというまに過ぎてしまいました~。

そんな日々の中で最近は鉄分がまったくご無沙汰気味だったので、近場ですが撮影に出かけることに相成りました。

お目当てはDF重連化された1080レ。

気が付くと夏頃にDF化されてからほぼ半年くらい足が遠のいていました。

絶対DDじゃなきゃダメだっ!と言うほどのDD信者ではありませんが、無くなる心配のないDFに変わったのを機に、これまた見納めが近付いている非電化の学園都市線へ足を向けていました。


_IGP6306.jpgそして今日の結果はこちら。

定番、厚別カーブからの一枚です。

オーソドックスな構図ですが、左端の森林公園の看板を入れたのがミソです。構図の安定とピント合わせに苦戦しましたが、何とかイメージ通りにまとまりました。




ただ、この角度だとせっかくのW赤グマさんもよーく見るとほんの僅かに確認できるだけなのが切ないですね、、DD重連だと凸凸なのでこの角度でも十分にそれと分かるはずなのですが。

次回は50mmレンズを使ってアウトサイドから狙ってみようと思います。


この写真の前後にも森林公園駅ホームから行き交うカムイやオホーツクも撮りましたが、結果はフレームアウトやピンボケなど散々でした。久しぶりの冬撮影なので腕も体もブルっていたようですorz



撮影終了後、近くのホーマックで買い物をするついでにセカンドストリートにも寄ってみました。

オーディオやレンズ類の品揃えが乏しい店なので、個人的にはあまり楽しくないのですが、一つだけ興味をそそられる品がありました。

それはトキナーMF90mmF2.5マクロという古いマクロレンズです。

発売当時”カミソリマクロ”という異名を持つほどシャープに写るマクロレンズでした。

そんな往年の名レンズが外観程度も良さそうで3,900円でした。

すぐに飛びつきたいところでしたが、残念ながらペンタックスKマウントではなくキャノンFDマウントでしたので購入はしませんでした。


このキャノンFDマウントというのがクセモノで、現在主流のEOSマウントが登場する以前のシステムなのですが、そのEOSも含めて他の全ての一眼レフシステムと互換性がありません。

それはFDマウントシステムのフランジバック(※フィルムorセンサーの撮影面からレンズマウントまでの奥行き)が非常に短く、反対にレンズは最後面からマウントまでの距離が長いため他の一眼レフシステムのカメラにアダプター経由で取り付けると無限遠にピントが合わなくなってしまうのです。

なのでデジタルEOS+アダプター+ニコンのレンズなど他社のレンズをEOS本体に装着して楽しむことは出来ますが、同じキャノンであるにもかかわらずEOS本体+FDレンズの組み合わせは出来ませんでした。

デジタル一眼レフでフィルム時代のオールドレンズを着けて楽しみたい派の人にとっては、FDレンズ群は出回っている玉数も多く素晴らしい描写の銘レンズが沢山あるにもかかわらず、制約なしには手を出せないもどかしい存在でした。


ところが、そんな状況に終止符を打ったのがマイクロフォーサーズをはじめとするミラーレス一眼の登場でした。

ご存知のとおり、ミラーレス一眼は一眼レフからファインダーとミラーボックスをそっくり取り払った構造をしていますから、マウントからセンサー面までの奥行きは殆どありません。

そのため、各社から出ている各種アダプターを装着するとフランジバックが極端に短いFDレンズのみならず、ライカなどのレンジファインダー用レンズまでデジタルで使えるようになります。

ミラーレス一眼でオールドレンズを使う場合、現在本命なのがソニーのEマウントシステムです。Eマウントシステムは現在デジタル一眼レフで主流になっているAPS-Cサイズのセンサーを使用しているため、レンズ焦点距離の1.5倍の画角で使用でき、画質面でもデジタル一眼レフと全く同等な条件で撮影できます。

ちなみに、マイクロフォーサーズでは焦点距離が2倍になって、望遠面では有利ですが広角レンズでは標準相当以上となりレンズ本来のスタンスとはかけ離れてしまいます。


話をトキナーのレンズに戻しますが、もしミラーレス一眼をお持ちで画質の良い望遠マクロが欲しい方はお買い得かもしれません。

APS-Cでは約135mm、フォーサーズでは約180mmの望遠マクロとなります。また、F2.5とたいへん明るいレンズなのでマクロ以外にも例えば鉄道などの動体撮影に適した中望遠レンズとしても使えます。

ただし、所詮は30年前のMFレンズなので露出もピントも全てマニュアル、逆光などの悪条件にも弱いなど最新レンズに比較すると欠点が多いのは否めません。


またレンズ本体のコンディションにも要注意です。一見してカビなどが見当たらなくても、保管状況によっては胞子が付着していて、状況次第でカビが生え始めるということも考えられます。


実は今年にウチのレンズの中で、東京から通販で買った一本のレンズからカビと粘菌のようなモノが生え始めて、あわてて分解清掃するハメになることがありました。他のレンズの一部にもカビが生え始めていたので、所有する10本全てを順次分解清掃して1本ずつタッパに詰めて隔離して保管方法を改めるなど大変な手間がかかりました。

オールドレンズ遊びは使用上の面倒くさい手間暇とは切っても切れない関係ですから、そういったものの一切合財を”風流”だと錯覚できるくらいの人でないと向いていないかもしれませんね~(^_^;)

 
今日使用したレンズは、XR RIKENON200mmF4.0+1.5xテレコン。

※この組み合わせだとピントが合う範囲が非常に狭くなるのでピント合わせが大変でした(--,)

 

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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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