北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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高砂駅手前の地平合流点が見られるポイントまで往復して新駅まで戻ってきました。
今度は最初とは反対の札幌方面上りホームを歩きます。
計画図を見たところかなり狭いスペースを予想していましたが思ったよりも広々としています。
開業後は日常のアングルとなる上から見た南口駅前風景。
高架駅開業後は本格的な区画整理事業に入る予定で周辺の道路整備とあわせて100億円以上の予算が投入されるようです。昨今の危機的な財政状況を考えるとスムーズに予定通りとはいかないような気がします。
真新しい駅名板の下に電光行き先掲示板が置かれているところが開業前らしい光景です。
ホーム床は普通のアスファルト舗装ですがややデコボコした仕上がりでした。
このあたりは一時工事が中断したことから急ピッチで作業を進められた影響でしょうか。
上下ホーム間に設けられた仮の橋の上から札幌方面を向いた構図。
これも営業開始後では見られないアングルですね。上りホーム端から札幌方面に向かって望遠レンズを構えたらイイ画が撮れそうです。
ホームから線路面に降りて後半コースを歩き始めます。
大麻方面へ若葉町の地上合流点手前まで歩きますが、前半で大方の人が満足したのか歩いている人は半分ほどに減りました。
締結前のレール面です。
一般的なスラブ軌道に見えますが、真ん中が空洞になっていて中に砂利を敷き詰める防音仕様になっています。
奥に見える側壁も大形状の断面で内側が中空になっていることで防音防振対策なされています。
レール断面から見てみるとその構造がよく分かります。
計っていませんが(メジャーを持って来れば良かった)写真から寸法比を割り出してみると、おそらく最上級の60kgレールが使われていると思われます。
勘違いなら一般的な幹線用の50kgですが、もし60kgレールなら新幹線と同等の規格です。レール締結装置も弾性バネを介した新型のものです。
側溝部分にも砂利が敷き詰められ防音対策がとられています。
さらにその上からネットで袋詰めされた砂利を敷き詰めて冬期の砂利飛散を予防しています。
遠くから見ると赤いネットがレンガ色に見えるので、全て敷き詰められるとこれまでにない線路面になるはずです。
視線を下から上へ向けると信号機がすでに取り付けられているところもあります。
三角屋根の雪除けがついた新型信号機です。
LED式と思われ奥行きがかなり短いです。
後半コース中間地点にある展望台から白樺通りのアンダーパスを望みます。
列車が走るようになるといつでも見られる車窓になりますが止まってゆっくり見られるのは今日だけですね。ここも高架線開業後に埋め戻される予定です。
大麻方面を向くと地上接続部が見えます。
こちら側は紡績ネットがすでにかなりの部分で敷き詰められて完成時の様子が想像できます。
高架線ウォーク到達地点まであともう少しです。
若葉町、9丁目通り付近の高架線終端部まで来ました。ほどなくして特急サロベツが通過していきました。
このあたりはマイホームタウンです、高架線が出来て9丁目通りがつながると行き来が便利になります。
終端部の足下に目をやると、ちょうど高架スラブ軌道から地上バラスト軌道へと変わる継ぎ目がありました。
何となくレンガっぽいセラミック製?と思われる珍しい枕木が使われています。
こういった部分も走行中の列車から確認するのは至難の業ですね。
白樺通りアンダーパス上の展望台まで戻ったところで、現在の地上線と高架新線を俯瞰できるポイントを見つけたので列車を待ちます。
もう時間ギリギリで最後部のお客さんが来てまもなくのところで下りカムイが通過してくれました!
歴史的一枚(笑)を記録したところでもう人気の無い高架線を急いで戻ります。
途中、踏切の様子も記録しながら結局最後から2番目の客として見送る係員の人たちにお礼の挨拶をしながらそそくさと退散してきました、、(^_^;)
これにて野幌高架化記念ウォークの長いレポートを終了します。
最後までご覧になっていただきありがとうございましたm(_ _)m
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プロフィール
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鈍行翼
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性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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