北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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海外製レンズの話題パート2です。
Samyang 35mmF1.4というレンズで韓国サムヤン社製です。
日本では聞いたことの無いメーカーですが、もともとは韓国で防犯カメラ用レンズを製造していたメーカーだそうです。
35mmF1.4というとプロ用高級広角単焦点レンズとしておなじみの焦点距離です。
このレンズが話題になっている理由はそのコストパフォーマンスの高さで、マニュアルフォーカスであるものの日本国内でおおよそ4万円前後で入手できるところにあります。
スペックが高いだけで描写がメタメタなダメレンズは古今東西のBC級レンズの中にたくさんありますが、このSamyang35mmF1.4は非常に優れた描写性能を発揮して、キャノンやニコンの同スペックレンズとタメを張る実力があるそうです。
もちろん細かな描写性能においてはキャノンやニコンのプロ用に及ばないでしょうし、MF専用という操作性の悪さはどうしようもない差ですが、実売で20万円近くするレンズに匹敵する描写が1/5の値段で手に入るのですから話題になるのも当然ですね。
作例画像を見た感じではたしかに噂通りの高解像度の画質で中級以下のズームレンズを完全に凌駕しています。
ただ色の出方がやや独特でアンバーよりに偏った印象を覚えます。
このあたりは日本メーカーと韓国メーカーで発色の解釈が異なっている点だと思います。
ユーザーにとっては好みが分かれるところですが上手く活かせば魅力的な描写を引き出せそうです。
またニコンFマウント、キャノンEFマウント、ソニーαマウント、ペンタックスKマウント、フォーサーズと主要なデジタル一眼レフ用マウントの全てをカバーしているのも嬉しいポイントです。
特にペンタックスKマウントなどはもともとレンズレパートリーが乏しいために35mmでF1.4の大口径は現行品では唯一の選択肢だったりします。
一般的なAPSデジタル一眼レフで大口径標準レンズとして使える35mmF1.4以外にも、大口径ポートレイトレンズ85mmF1.4、大口径広角レンズ14mmF2.8、対角魚眼レンズ8mmF3.5など、普通のズームレンズではカバーできない領域の単焦点レンズが発売されています。
一歩間違えると日本国内のレンズ市場で価格破壊を引き起こしかねない黒船レンズ群ですね。
以上、息抜きのカメラネタでした~。
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1982/05/07
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趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
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