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今日は先日オープンしたハードオフ江別店に赴いてゲットした戦利品を紹介します。
どちらも1970年代の古めかしいカメラとレンズです。右のレンズはペンタックスのS-M-C TAKUMAR 28mm/F3.5、カメラはかつて富士フィルムから出ていた一眼レフカメラです。
富士のカメラは本体がシャッターも切れない完全なジャンクで3,150円、タクマー28mmが程度良好で5,250円でした。今回の本命は何といってもジャンクカメラに付いている富士のレンズです、EBC FUJINON 55mm/F1.8という一見ありきたりな古い標準レンズですが、実は銘レンズとして認定されている逸品だったりします。
EBC FUJINONのEBCは"Electron Beam Coating"の略だそうで、当時最先端の技術を駆使して開発された富士フィルム独自の多層コーティング技術です。いささか古臭い仰々しいネーミングですが、その名に恥じぬ?すばらしい画質をもたらすコーティングです。まだ試写していませんがネット上で作例を拝見すると、色乗りが良くコッテリとしていながら透明感を失わない絶妙な描写に驚かされます。
今回そんな銘レンズをジャンクとはいえ3,000円程度で購入できたのはラッキーでした。レンズの程度は内部に点カビが数個ある点を除けばすこぶる良好で、簡単な分解清掃ですぐに復旧できそうです、ただしこのレンズをペンタックスのデジタルにくっつけて使う場合いくつか問題が発生します。レンズ自体のマウントは古のユニバーサルマウントであるM42スクリューなのですが、フジ独自の開放測光用の連動ツメがあり、そのままアダプターを介して装着してもそのツメが引っかかって完全に結合しません、そのために無限遠が出なくなったり絞りリングが廻せなくなったりします。
このほかにも、これはFUJINONに限ったことではないのですが、絞り切換レバーやプレビューボタンなどが付いていないため純正のマウントアダプターKでは絞りが開放でしか撮れません。そのために、新たに絞りピン押し込み機能付きの社外品アダプターを購入する必要があります。それは5,000円くらいしますからレンズ本体よりも高くついてしまい何だか本末転倒のような気がしないでもありません。まぁ、いろいろ手間暇かけなければ使えませんのでゆっくり取り組んで、その描写を堪能するのは少し後の楽しみに取っておこうと思います。
一瞬、口から怪光線が出そうになりましたが渋々納得しました。それにしても広告に日曜日グランドオープンと書いてあったからてっきり全館オープンするもんだと思いますし、普通に店内を歩いて商品を見ることが出来るのに欲しいものが買えないなんて、どうしてせっかく来たお客に対して無駄に不快な思いをさせるようなことをするのか、買取期間中なら分かりやすく買取用カウンターだけ開けておくとかグランドオープンなら全館一斉にオープンしろだとか、じゃあ全館オープンの時はウルトラスーパーグランドオープンにしなきゃ筋が通らんじゃないかなどなど・・・その日はブツブツ文句をつぶやきながらふてくされて帰ってきました。
それで本当のオープン日である今日は朝早起きして開店30分前に自転車で駆けつけました。すでに若干の行列が出来ていましたがそこに並び強風のなかひたすら待ちました。開店間近になると続々と人が集まってきてけっこうな行列に成長しましたが特に混乱もなくあっさり入店、すぐに店員を捕まえてブツをゲット!!さいわい他に狙っていた人も無くあっさり購入することが出来ました。まぁ、こんなマニアックなモノを朝から並んで買うような暇人は他にいないでしょうけど、、、購入後店内をうろついていた時、日曜日の店員さんに「例のカメラは買えましたか?」と声をかけられましたが笑顔で返事を返すことができました、その店員さんも日曜日には申し訳なさそうに応対していましたので気にかけていてくれたようでした。
今回、思い切って封印していた自転車をとうとう引っ張り出して1年以上ぶりに走りました。懸念していた膝の痛みや動悸、息切れ、胸苦しさも全く無くすこぶる快適なサイクリングでした。物欲パワーの力も借りて自転車解禁も思い切ることが出来ましたし、念願のFUJINONレンズとこれも評判の良いタクマー28mmも安価で手に入れることが出来てもう言うことなしですね。
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発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」