北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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前日までの記録活動の疲労を引きづりながらも頑張って早起きして高架駅開業朝一番列車に乗ってきました。
起きれるかどうか不安でしたが何とか目を覚ますことが出来ました(+_+)
5時10分頃に到着しましたが、まだ切り替え工事の真っ最中でした。
すでに旧線の一部は撤去されて下りホームがあった場所に新駅へとつながる通路ができあがっていました。
開駅を待つ人だかりが出来ていましたが、それほど多くは無くあっさり入場となりました。
駅の入り口で再び入場規制。
しばし待つことに・・・
別に一番乗りを狙っていたわけではありませんが、結構前の方まで来ていました(^_^;
扉が開くと同時に待っていた人たちがなだれ込むように入っていきましたが、慌てて先を急ぐようなことはせず、先月の高架ウォークの時見聞した場所をつぶさに観察しながら進みました。
午前10時頃から始まる開業記念式典の準備も行われていました。
おきまりのくす玉や音響設備、外ではイベントブースも用意されていました。
さすがにその場面まで見送る根性はありませんでした。
始発列車は5時46分発札幌行き普通列車で「ファースト・トレイン120M」と銘打たれています。
いつの間にか改札も解放されていたようで、記念オレンジカードと入場券を買ったりしたあとさっそくホームへ登ってみることに。
改札を出たところのエレベーター前のホールではまだ作業が続けられていました。
新設のエスカレーターに乗って上りホームへ上がります。
さすがにこのときはドキドキしましたね。
エスカレーターを登り切ってホームへ出るとそこには見慣れた赤いボディのディーゼル機関車が!
どうやら開業前の試運転列車は旭川運転所のDE15がつとめていたようです。
しばらくすると反対方向からもう1両のDE15が近づいてきました。
下り線を札幌方面に向かって走っているので逆走ということになります。
2両が並んだ瞬間をなんとかキャッチしました。
露出が厳しく手ブレ気味ですが、もう少し設定を詰めれば良かったものの、寝ぼけた頭ではそこまで気がまわらず・・・。
しばらくして手前の1両も発車。
上下線を互い違いに同じ方向へ走る光景を見ることが出来ました。
もはや何が写っているのか分からない画像ですが2両のDE15の姿がかろうじて写っています。
試運転列車が去った後は「ファースト・トレイン120M」の到着を待つだけです。
ハイビームのまま近づいてきたので露出的に厳しい結果に、、、
やってきたのは721系エアポート編成F-4201、ヘッドマークも無い普通の姿にやや拍子抜け・・・。通常3両のところを6両で運転ということで、ひょっとするとデビュー前のアルミ電車735系の登板もあり得るかと思っていましたが結果はごく普通のAP編成でした。
江別駅始発客限定の乗車証明書目当てなのか、ほぼ満員の列車に揺られて短い高架線の旅を終え隣の大麻駅で下車。
折り返し下り一番列車の旭川行き921Dを待ちます。
ホームで待っていると不意に通過警報が鳴りカメラを構えているとDD51重連の貨物列車が通過していきました。
列車番号は分かりませんが普段は真夜中に通過しているところを切換工事のために抑止されていたものと思われます。
夜が明けて辺りが明るくなってきたころ、キハ40x2連の921Dが到着。
気動車のゆっくりとしたリズムで揺られるながら高架線を堪能。江別駅で降りる予定でしたがそのまま岩見沢まで乗車しプチ乗り鉄してきました。
岩見沢に着いてみると雨が本降りになっていたので外には出ず南北自由通路を行き来して時間をつぶし待合室で熱い紅茶を頂いたあと帰路につきました。
帰りは711系6連の札幌行き先頭のクハに乗車、その静かでゆったりとした乗り心地を堪能しました。
最後は国鉄型三昧になったプチ乗り鉄を終えて再び野幌高架駅で下車。
さすがに疲れと眠気が差してきたので高架駅の詳細については次の機会にということで、、、
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今日は地上野幌駅の最終日です。
朝から札幌へ出かけて夕方に帰ってきました。
廃止というわけではないので夜を待たずにこれでお別れと言うことにしました。
帰りの列車から降りた下り線ホームの様子です。
午前中は薄曇りでしたが、午後から雨が降り出し夕方には本降りとなりました。
振り向くと仮設の窓から新駅舎の待合室の灯りが見えました。
球体の証明が目新しいですが、明日からはこっちで列車を待つことになると思うと妙な感じがします。
下りホーム札幌方を振り返って
高架工事が始まってから元のホームや線路は全て仮設のものに入れ替わりましたので、このホームのお世話になったのはわずか3年ほどです。
それでも慣れ親しんだ光景が去るのは寂しいものです。
最後の改札をくぐる前に記念の一枚を
キオスクはすでに営業を終えて引っ越しの準備に入っていました。
ここからはキオスクが営業していた1日前の様子です。
地元の華道愛好会が週替わりくらいでいけていた生け花です。
これは旧駅舎時代からずっと続いていました。
元の駅舎の時は改札口のすぐ横に置いてありましたから記憶されている方も多いと思います。
パンフレット棚が並ぶ待合スペースの様子。
広々としていて居心地の良い空間でした。
何よりも飾らず気取らずといった雰囲気が好きでした。
冬場も扉が開け放たれている時以外は暖かかったです。
旧駅舎時代からある木枠の行灯広告です。
こういった古いパーツも新駅舎に持ち越してうまく調和させれば面白いと思います。
でもそういった意見は統一感を損ねるという理由で即却下されるでしょうね。偉い人たちほど統一感のあるものを好みますから。
統一感とは権力趣向の裏返しです。
それはさておき、4年近くお世話になったプレハブ駅舎ともこれで本当にお別れです。
地上時代の野幌駅とあわせて今までお疲れ様でした、そしてサヨウナラ~(T_T)/~
今回撮った記録の中から夕景と夜景の写真をいくつか紹介します。
まずは日没間近の国道踏切を渡る731系普通列車の光景です。
夕方1本だけ走る711系手稲行き普通列車。
この季節になると露出はギリギリ・・・
旧式デジ一では盛大にノイズが出てしまいます。
鉄東線に沿って伸びる新設高架線。
夕焼け空に高架橋のシルエットが浮かび上がってとてもキレイでした。
野幌は地味に夕日の美しい町です。
日が完全に沈みかけていますが、まだ午後5時を回ったばかりです。
三脚を構えて通過するカムイを光軸撮影しました。
車のライトの列からもお分かりの通り国道踏切が一番混み合う時間帯です。
また別な日の夕方、711系手稲行き普通列車232Mを上りホームで撮りました。
このたった1本ですが夕方に赤い電車が走ってくれることで変化が生まれます。
高架線になった後も走り続けてほしい列車です。
高架開業2日前の夜、三脚とコンデジ+ワイコンを持って歩道橋へ出かけました。
18:59発岩見沢行き243Mをバルブ撮影。
試験点灯中の高架駅と地上線を行く711系との組み合わせが見れるのもあとわずかです。
ライトアップされた丸時計がチャームポイントのプレハブ駅舎。
簡素な駅舎ですが必要にして十分な機能性を備えています。
夜の下り線ホームにエアポート予備編成である721系F-1009+F-5001の普通列車が到着。
ドアが開くと札幌方面から来た帰宅客が一気に降りて改札口を出て行きます。
かつての北口駅舎から通りを挟んだななめ向かいの焼き鳥屋さん。
野幌駅北口は焼き鳥屋さんが軒を連ねて味を競い合っていますが、通りがかる帰宅客にとってはその匂いと赤い行灯はたまらないでしょうね。新しい高架駅になってもその人気は変わらないでしょう。
野幌駅高架化の核心部分である国道踏切の様子を紹介します。
国道踏切は函館本線と8丁目通りが交差する踏切で、線路で分断された野幌地区の北部と南部を結ぶ主要な通路です。
”道内でも有数の開かずの踏切”とされていますが、ご覧の通り、朝夕の限られた時間帯以外は終日閑散としているのどかな踏切です。また、通過する列車本数は多いですが、大方は鳴り始めてから3分以内に通過していきますので、首都圏で見られるような数十分にわたって交通が遮断されるようなことは全くありません。
150+100億円も費やして事実上この1ヶ所の踏切をパスするために高架化する必要があったのか今でも大いに疑問です。
まぁ、改めて説明するまでもありませんが、某大臣経験大物代議士の政治力の賜であることは言うまでもありません。
この踏切における問題点は交通量の多さよりも、渡った先がすぐに鉄東線とのT字路になっていることで、通行する車にとって余裕が無かったことです。ところが皮肉なのは高架工事が本格化したことで線路を北側に寄せることになり、そのおかげで車3、4台分ほどのスペースが出来て交通がスムーズになったことです。
ここまで高架線が出来上がってしまった以上、今さら何を言っても無駄ですが、もうこういった無理な公共事業を乱発するのは辞めるべきですね。
とにもかくにも長年にわたって野幌の下町を走り続けてきた線路も踏切も今日をもってその歴史に幕を下ろすことになります。
高架開業を2日後に控えた今日は午前中に野幌の一つ隣の高砂駅まで行ってみました。
高砂駅すぐ手前の6丁目踏切付近が地上線と新設高架線の旭川方切り替え地点で、作業員の方々が見守る中、旭川行き2149Mが通過していきました。
踏切を渡って場所を移動、望遠レンズで切り取った構図がこちら。
ちょうどキハ201系回送列車がこちらへ向かってくるところでした。手前に砂利が積まれて線路が隠れてしまいました。もっとはやく記録しておけばよかったと少々後悔、、、
踏切を渡りながら野幌方面の地上高架接続部分を見た構図です。
高架線の新設されたレールが現在のカーブする地上線ギリギリの地点まで伸びてきています。明日22日の最終列車が通過した後、明朝の一番列車が走る前までに一気に切り替え工事が行われるものと思われます。
再び踏切を渡って鉄東線よりへ移動。
踏切が鳴り出して札幌方面行き普通列車が高砂駅へ到着。
しばらくして駅を発車した列車が踏切を通過するところを撮影。
鉄東線を渡って6丁目踏切の全体像を撮影。
今度は731系ほしみ行き区間快速列車が通過していきました。
この踏切は明日の最終列車より一足早く午後9時をもって閉鎖されその役目を終えます。
特に自転車通学する高校生は上り下りが必要な歩道橋しかありませんからなおさら不便になります。
野幌のプレハブ駅よりも簡素な高砂駅です。
当初の計画では高砂駅も含めて高架化することを目指していましたが、国の補助枠をオーバーすることから野幌駅単独になったという経緯があります。6丁目踏切をわざわざ開業日前に撤去するのも名目を造るという意味合いがあったのかもしれませんね。
帰り際ホームに出たところ、ちょうど721系どうしの普通列車と区間快速が離合していきました。
あわててカメラを構えたので柵が顔にかかってしまいましたが、一応の記録写真にはなりました(^_^;
列車に乗った後、野幌駅では下車せずに大麻まで乗車し、わざわざ改札を入り直して折り返しの列車から高砂とは反対の札幌寄りの地上合流点を撮影しました。
この辺りはフェンスで囲まれていて地上からではその様子をうかがえないので、車内から強引に記録するしかありませんでした。(つづく)
メインの北口駅舎から札幌方面へ向かう際は、改札を出てから下りホームの端にある跨線橋を渡ってようやく上りホームへたどり着くことが出来ます。
左の写真がちょうど上りホームに札幌方面行き普通列車が到着するところです。左端は前述の旭町通りの工事現場です。
上りホームからは発車していく下り列車をこのように眺めることが出来ます。
線路際には通過列車監視用の見張り台があり、作業員の方が列車が通過する直前にメガホンで他の作業員に呼びかけるのが通例でした。
待っていると午後の赤熊貨物がやってきました。
ド逆光ですが何とか写し止めました。
こういった光景もあと数日で様変わりします。
仮設上りホームの様子はこんな感じです。
2007年秋に北口がプレハブ駅舎に変わった後も南口駅舎と上りホームはしばらく使用され、2009年に下り線を仮設線に移行したのと同時に仮設南口駅舎、仮設上りホームとして使用され始めました。仮設とはいえかなり立派な造りで、2年ほどしか使っていないので傷みはほとんど見られません。
高砂寄りの端っこはまで来てみました。
北口駅舎からここまでかなりの距離があります。
喫煙コーナーが設置されていますが、愛煙家の方々はここまではるばるやってきて一服してから、電車が来るまでに戻って並ばなければなりません。
高架橋と地上線の位置関係はこんな感じです。
高架橋の建っているあたりは旧下り線と夕張鉄道線跡地の敷地です。
参考までに2009年5月の仮設上りホーム完成時の同アングルの写真を載せてみます。
こうして見ると、わずか2年ちょっとの間に高架橋が完成したことが分かります。
何というか、日本の建築技術の高さはハンパでないなぁ~と感心してしまいます。
再び走り去る下り普通列車を後追いで撮りました。
列車の横に建っている鉄骨の架線柱は仮設ではなく元々あったもので、駅舎からホーム、線路に至るまでほとんど全て仮設のものに入れ替わった中でほぼ唯一確認できるオリジナル構造物です。
最後は近くのショッピングセンター屋上から見た中原通りアンダーパスの工事現場の様子です。完成は来年の春頃を予定しているそうです。
次回は地上、高架区間の接続部が間近で見られる高砂駅の様子を紹介します。
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HN:
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年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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