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土曜、日曜と二日続けて毎年地元で開催される江別やきもの市へ行ってきました。写真は土曜日のレンガドミノのスタート直前の様子です、見てのとおり沢山の人出で賑わっていました。小さな子供の列に地元選出の有名代議士の姿も見受けられます、近づく選挙対策のためでしょうか。
ドミノが通過したあとの江別駅方面です。
いつもは異様なほど人が居なく閑散としている江別駅前ですが、この日ばかりは大挙して人が押し寄せ、活気に満ち溢れています。今年は過去最高の来場者数を記録したそうです。
イベントが終わったあと、さっそく各ブースを見てまわります。もう何年も通っているので、お馴染みになっているお店もいくつかあります。
札幌市南区澄川の森収吾さんのブース。ここのマグカップは熱のとおりがよく、熱い紅茶をいれて飲むと体の芯まで温まります。
小樽市張碓の日日工房の作品です。控えめな色彩の作風で一見地味ですが、そのぶん料理が引き立ちます。母が大のお気に入りで毎年何かしらの器を買っています。今年も料理皿と小どんぶりを買いました。
ガラス工芸の出店もいくつかあります。
ここでも縦長のグラスを一つ買いました、角の取れた柔かい曲線が特徴的です。物腰静かな女性の方の作品で人柄が表れている気がします。
こんな変った出店もありました、旭川市の工房てるとさん。
精巧に作られたミニチュア陶芸で、急須のふたもピンセットでつまむと外れるという懲りようです。ほんとうに良く出来ていて、見ていると和風ドールハウスでも作りたくなる気がします。
このほかにもプロ、アマ含めて300店以上の出店がありとても見応えがありました。次々と気に入った作品が見つかり、一度手にとってしまうと間違いなく欲しくなってしまうので要注意です。父母も案の定たくさん買い込んでしまい予想外の大散財です、ぼくも自分で使うモノの分は自腹なので財布が少し寂しくなってしまいました(--,)
休日になり、何となく気分転換しようと午後から列車に乗って岩見沢まで行ってきました。いつも列車に乗って出かける時は決まって札幌方面で、都会の景色ばかりであまりリラックスできません。それとは反対に岩見沢方面に乗ると、江別を過ぎた辺りから田園風景にかわり石狩川にかかる美原大橋を見ながら夕張川を渡り、田んぼや畑を見ながらのんびり少旅行ができます。
721系普通列車も江別から先は駅間距離が長いため、かなりのスピードでかっ飛ばします。そのため、車窓をのんびり眺めているとあっというまに岩見沢に着いてしまいます。7番線に到着し降りてみると隣の側線に停車中の711系がお出迎え、野幌からここまで大した距離ではありませんが、広い構内に満ちたのどかな雰囲気もあって思いっきり遠くの田舎までやってきたような錯覚を覚えます。ここはキタカも使える、まぎれもなく札幌圏の一部なのですが、、、
何となく外へ出て歩き出すと、隣の広場で農業関係のイベントが開かれていました。立派なトラクターやコンバインが展示され、出店には様々な特産物が販売されていました。ここは畑作穀倉地帯なんだと実感できるようなイベントでした。
イベント会場を後にして駅に戻り、今度は自由通路を渡って駅の北側を目指します。途中、通路の窓際では小さい子供連れの親子が数組、行き交うカムイやオホーツクなどの列車を見物していました。開放的なガラス張りの自由通路は、小さな子供に列車ウォッチさせるにはうってつけの場所です。
北口から赤レンガのレールセンターの横を通り抜けて駅の裏手に出ると、レール運搬用チキがいる小ヤードに出ます。そこで写真を撮っていると、もと保線員の方に声をかけられ色々と興味深い話を伺えました。写真の鉄製荷台のチキ5200は健在ですが、木製荷台のチキ6000は次第に数を減らしているとのことです。
また裏手に見えるレール積込み用クレーン群も役目を終えてまもなく解体されるとのことで、その方は非常に残念そうにされてました。長年この場所で保線の仕事に携わり、それゆえにひとかどならぬ深い思い入れがあったのだと思います。レンズを中望遠に付け替えて昭和43年設置のクレーンをしっかり記録、シャッターを押す手に少し力が入りました。
運転所の裏手を回って薄暗いアンダーパスを潜り抜けて駅前まで戻ってきました。腹をすかせた保護者共々、駅前にある老舗蕎麦屋のこもろそばに初入店。ここは古のSLブームの時代から”その筋の人たち”には有名な店で、今となっては半ば伝説となっている蕎麦屋さんです。ぼくはカレーうどんを注文、あっという間に出来上がりました。とろみがあってコクのあるスープでカレー粉そのままの風味がとても懐かしい味です。麺のほかに具は入っていませんが、トッピングで肉を追加することもできるようです、また今度来たときは肉入りに挑戦しようと思います。
食事を終えた後は、これも有名なてんぐまんじゅうでお土産を買い早々に帰路に着きました。帰りの列車まで30分ほどあったのでお茶を買ってホームに出て、先ほど買った饅頭をさっそくいただきました、暑くも寒くもない夕方の風に吹かれながら心地よい時間を過ごしました。まもなく入線した721系F-1編成に乗り込み岩見沢をあとにしました、今日は小さな旅行で久しぶりに穏やかな時間を過ごすことが出来ました。
今日はGW締めくくりの日曜日。家族揃って近場の平岡公園の梅園まで行楽してきました。
平岡公園は札幌市の東部、清田区にあります。江別からはバスに乗って新札幌で乗り継いで行く事ができます。
公園内の梅園には道内一とされる1200本の梅の木が植えられています。近場なのに今まで足が向かず、今回ようやく訪れることができました。
写っていませんが、園内は入園者でごった返しており、梅だけキレイに写し撮るのに少々難儀しました。
今年はピークが早かったのか、もう散ってしまった木の方が多かったです。それでも、半分くらいは今が花盛りで、紅白や大小の梅を楽しむことができました。
園内には期間限定の売店があって、軽食や梅のお菓子やソフトクリームなどを販売しています。梅のソフトクリームを頂きましたが美味かったです(^^)
梅には桜とはまた違った味わいがありますね。桜のような迫るようなインパクトはありませんが、こじんまりとしていて家庭的、どこかホッと心を和ませるものがあります。
休み明けの疲労も考えて、昼過ぎには公園を後にしました。新札幌で遅い昼食をとって、来た時と同じバスに揺られて帰りました。
わが家の一家もささやかながらGWの日帰り行楽に行ってまいりました。いつもの小樽より一歩足を伸ばして余市のニッカウィスキーの工場まで行ってきました。
ここに来たのはかれこれ20年ぶりくらいになります。余市はニセコや積丹方面に行く際の通り道ですから幾たびも通り抜けていますが、通過点になりやすくあらたまって訪ねたのは久しぶりです。
以下、中の様子を簡単に。
入口から入ってすぐ左手にある蒸溜棟の中の様子です。かまどの上にポットスチルという蒸溜器が並んでいて、ここで大麦麦芽(モルト)を醗酵させた液を過熱してアルコールを採り出しているそうです。
その他にも広大な敷地の中に沢山の建物が並んでいます。
1934年創業ですから、古くて立派な石積みの建物や瀟洒な木造洋館など味わいのある建物が点在し、その多くが内部を見学することが出来ます。
敷地内に植えられた桜の木も満開の花を咲かせていました。工場内は広々とした公園のように整備されていますから、今日のような穏やかな天候の日は気持ちよく散策することが出来ます、またウィスキーのなんとも言えない甘くて良い香りがたちこめています。
ウィスキー博物館ではウィスキーづくりやニッカウィスキーの歴史について知ることが出来ます。
奥には高級バーのような一角があり、高そうなウィスキーの有料試飲ができます。ほんの一杯分ですがかなり値がはります、ビンボーケチケチ旅行者には手が出せません、、、(^^A)
創業者の竹鶴正孝、リタ夫妻を紹介するコーナーもあります。正孝氏が若かりし頃、本格的なウィスキー作りを学ぶために単身スコットランドへ留学、そこで出会ったリタ夫人と半ば駆け落ち同然で結婚して帰国。以後、幾多の困難と挫折を経て、ウィスキーづくりの理想の地を北海道の余市に定め工場を建設、ウィスキーづくりを開始して現在に至ります。
敷地の外れにはレストランとお土産屋さんがあります。レストランの2Fには無料試飲コーナーがあり、無料のソフトドリンクとわずかですがウィスキーをただで味わうことが出来ます。それでも水で割って氷を入れればそこそこの量になるので充分に味わうことが出来ました。
そういえば、20年数年前にここを訪れた時もこの無料試飲サービスが行われていました。その時、ウィスキーの甘い香りをかいで飲みたいとせがんだことを覚えています。でもまだ小学生にも上がらない幼児だったために叶わぬのも無理はありません、はからずも20数年を経て幼児期の念願をかなえることが出来ました。
このあとちょうど昼時になったのでレストランで食事となりました。一昔前の観光レストランそのものといった趣でメニューも洋食と海鮮を中心としたオーソドックスなものです。父と母はジンギスカン定職と手作りカレー、ぼくはウニの玉子とじ重にしました。味付けはやや甘口ですが美味しかったです、かつてのデパートの食堂を彷彿とさせる味わいでなんともいえなく懐かしい感じがしました。
食後はお土産屋さんを物色しました。余市限定の原酒は高いのでまたの機会とし、かわりにこれも余市オリジナルのアップルワインを買いました。いわゆる果実酒ですが、ブランデーが入っていて甘さのなかにも本格的な味わいがありけっこうクセになります。
このほかにも余市特産の海の珍味をいくつか買いました。また、お土産屋さんのなかにお決まりのソフトクリーム販売所があるのですが、ここのブランデー入りソフトクリームなるものを買って食べてみました、、、なまらウマイですっ!!
このレストランとお土産屋さんは国道を外れてすぐのところにあり、駐車場もありますからお近くをお通りの際はぜひ寄って食べてみてください。
あっ、でも運転する方はちょっと無理ですね(^^A)
今日は札幌市豊平区の中の島まで行ってきました。
ここはぼくの生まれ育った故郷の街です。この街を離れたのは小学校2年生の時ですから、もう20年くらい経ちます。
その後も通りかかることは度々ありましたが、じかに訪ねるのは10年ぶりくらいになります。
中の島の名前の由来は、すぐ近くに流れている豊平川と、その反対に流れるかつて豊平川の分流だった精進川という小川に挟まれた地帯を川の中州という意味で「中の島」と呼ばれるようになったそうです。
中の島は地下鉄の駅もある札幌市の中心に近い都会の街ですが、隣町の平岸地区とは崖となっており、その下を流れる精進川と合わせて、さらに反対側の豊平川の堤防に周囲をぐるりと囲まれた南北に細長い独特な地形をしています。その名前のとおり、まさに都会の中の島のような町なのです。
地下鉄の駅の周辺はマンションが多く都会の趣ですが、南に下ると下町といった風情で町を横切る幹線道路を除けば車の通りも比較的少なく大都会なのに何とものどかな感じがします。精進川の周辺には隣町の平岸との崖があるおかげで、都会には貴重な河畔林が残され野鳥や緑が多くその大部分は公園になっています。
そんな町を母と一緒に歩いていると思い出話がつきることはありません、登下校で使った道、買物に利用していた商店や行きつけだった食堂や理容店などすでに無くなってしまったものや、いまだ健在な姿を発見して嬉々としたりしました。
マンションが多くなったり、かつて友達が住んでいた公務員団地が取り壊しているさなかだったりと、今なお街の変化は進んでいるといった様子でしたが、それ以外は概して変わりなく、ぼくが幼児期に暮らしていた頃の感覚を驚くほど違和感無く呼び覚ましてくれました。
ぼくにとってなんと言っても思い出深いのは、幼稚園には行かずに通っていた保育園と、そこから近い自然の遊び場だった精進川の河畔公園です。
その保育園は子供を徹底して外の空気の中で自由に遊ばせ、毎日泥だらけ傷だらけになるほど公園を駆け回り、時には崖によじ登って飛び降りるなど今思い出してもみんな逞しく育っていたと思います。
さらに奥の精進川の上流方面へ行くと、このような小さな滝もあります。ちょうど春の雪解けにより水量も豊富で勢いよく流れていました。
この滝のまわりもかつての遊び場の一つです。
このあとも思い出の名残を辿りながら中の島を後にして、これも思いで少なからぬ真駒内方面へ抜けて帰りました。まだまだここに書ききれないほど思い出は尽きないのですが、それは近々また訪れた時に書こうと思います。
今日は家族揃って久しぶりの一日散歩です、行き先はお決まりの小樽、我が家はなぜか日帰りでどこかは出かけるときは必ず小樽、どうしても小樽なのです。
まずは野幌から区間快速に乗って南小樽へ、今日は絵に書いたような快晴です。
途中、銭函の海岸では冬の波乗りニーサンたちを目撃。さらに、今年は鰊の群来がありましたがそれに群がるカモメの大群も見られました。
南小樽に到着後、まずは住吉神社へ向かいます。
その途中、住ノ江町界隈の光景。写真を見る限り穏やかな天気ですが、風が猛烈に強くけっこう寒かったです。
鳥居をくぐり参道を登ってお参りします、三が日に来て以来ですが今回は青空でとてもすがすがしい感じでした。
右に張られた今年の運勢も変らずありました、ぼくの生まれ年の場合やはり今年の運気は停滞期で消極策が一番だそうです。
自分でもそんな気がします、今年一年慎重にです。
お参りを終えた後、父のリクエストに応えて酒蔵巡りです。
途中の勝納川にて、まもなく雪解けの季節を迎え徐々に水量も増してくるでしょう、春が近いですね。
一件目は北の誉れ酒造です、工場が稼動中でスチームと共にに甘い香りが漂っています。手前の東屋は水汲み場です。
中は売店と展示コーナーになっていてお酒の試飲ができます。
二件目の田中酒造に向かう途中、雰囲気のある銭湯と踏み切りを行く列車をあわせて一枚。
二件目の田中酒造に着きました、ここは石造りの古い酒蔵をそのまま利用して売店としています。
写っていませんが右隣すぐにセブンイレブンがあるのが凄いミスマッチです(笑)
ここは製造工程を自由に見学することができます。また例によってお酒の試飲も可能です。
ちょうど昼時となったので、南小樽駅まで戻り列車に乗って一駅、小樽へ移動しました。後半はつづきで→
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発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」