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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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午後から機関車検修場を再び訪れ入場中の赤熊さんをつぶさに観察するなどして時間を過ごしていました。

すると場内に次の実演イベントが開かれる旨のアナウンスが流れて、それはどうやらこの場所で行われるとのことでした。





整備上の天井の両端にまたがった巨大なクレーン装置2台が前後して轟音を立てながら奥から近づいてきました。

今眼の前で見ている赤熊さんトップナンバーのDF200-1号機をこれからクレーンで車体を吊り上げるようです。周囲に規制線が貼られるとギャラリーが沢山詰めかけてきました。






後ろのギャラリー特に背の低い子どもたちを遮らないように低い姿勢でしゃがみながら見ていましたが下から見上げるととますます迫力があります。

天井の巨大なクレーンが赤熊さんの前後に配置されると、その下に吊り下げられたアタッチメントを作業員の方々が息のあった連携で手際よく手繰り寄せていきます。

見守る小さなギャラリーたちは夢中で作業の進展を追いかけていました。




 

赤熊さんの車体側面下4か所に空いた穴にクレーンのアタッチメントから伸びたロープの先の爪を順番に差し込んでいきます。

現場監督さんがそれぞれの爪がロックしたことを確認して廻ります。





前後のアタッチメントが揃い爪がロックした赤熊さんの車体が軽く持ち上げられました。

緩みなどの異常が無いことが確認されると今度は一気に車体が持ち上がり地面の線路に置かれたままの台車から分離しました。宙に浮いた赤熊さんの姿に歓声が湧きカメラのシャッター音が鳴り響いていました。





しばらく空中で静止していたという間もなく急激に平行移動を始め元の位置から離れて行きました。

さらに間を置かずに移動を開始すると整備場奥の方へ向かってそのまま後退し始めました。






この間の作業がとても素早いものでした。

予想以上のスピードで遠ざかる赤熊さん車体をカメラで追いかける間もありませんでした。呆気にとられているとすぐに目の前の規制線が解かれ一人のオジサンが猛然とダッシュして追いかけていく姿が見えました。少し遅れてギャラリーの集団も移動し始め自分もその流れについて行きました。





今度は先程とは反対の手順で赤熊さんの車体をゆっくりと仮台の上に降ろしていきます。

慎重に下降と停止を繰り返しながら無事仮台に接地したことを確認するとクレーンに吊るされたアタッチメントが外されていきました。まもなく実演の終了がアナウンスされるとギャラリーから惜しみない拍手が送られました。




車体と分離された状態でピット上に残されたDF200-1号機の台車です。

この後、別々の整備上に送られエンジンやモーターなど主要な機器すべてを分解整備した上で組み立て直されます。数カ月後には検査が終了し本線上で再び貨物列車の先頭に立つ姿が見られるでしょう。(つづきは後半で)




  



 
整備場内には先ほど実演が行われたDF200-1号機とは別の赤熊さんの部品がところ狭しと並んでいました。運転席の椅子の横にある大きな円筒形の物体2つは2台あるエンジンに直結した発電機です。赤熊さんはディーゼル発電機で発生した電力でモーターを駆動させて走行する電気式ディーゼル機関車です。原理的にはエンジンと発電機の代わりに変圧器とパンタグラフなどを載せれば電気機関車になります。





続いては赤熊さんの心臓部の エンジンです。

コマツ製のV型12気筒1,800馬力のエンジンです。出力は大きいですが国鉄時代のエンジンよりも二回りほど小さな大きさです。メーカーによる整備上がりなのかビニールで梱包された状態でした。




 
実際に車輪を駆動するモーターは意外なほど小型です。

釣掛式と呼ばれる頑丈な方法で車軸に直接固定されます。6軸ある車輪に1台づつ計6機のモーターを搭載しています。出力はモーター1台につき320kwで普通の電車のおおよそ1.5~2倍の出力です。






整備場の片隅に目を向けると魚の骨のような若干憐れな姿を晒すJR北海道所属のDD51が整備中でした。かつては貨物会社のDD51も多数入場し整備を受けていましたが今ではすべて見られなくなりました。この日に見えるところだけでも4両の赤熊さんが入場していましたが時代が確実に移り変わっていることを象徴する光景でした。




その旅客会社の青いDD51の足元に目をやると何やら無骨な構造の台車を履いています。整備中なので本来の台車ではありません。実はこれD51型蒸気機関車の炭水車の台車らしいのです。 

かつてこの場所で整備を受けていたSLの部品が今でも活用されていたことに驚きを感じます。






機関車検修場を後にしようと思って外に出ようと思った時、急ににわか雨が降り出してきました。

天気予報では丸一日晴れマークでしたので油断して傘を持ってきていませんでした。その場で20分以上雨宿りして晴れ間が戻ったことを確認して外に出ました。

屋外には見学用のくまさんが展示されていましたが、今回は中に入らず雨上がりの晴れきった空の下のスッキリとした顔立を撮ってあとにしました。




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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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