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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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今日、ソニーから世界初となる裏面照射型CMOSセンサーを搭載したコンパクトデジカメが2機種発表されました。これによって今まで足踏み状態が続いていたコンパクトデジカメの世界にもブレイクスルーが訪れそうです。以前の記事にも書きましたが、CCDから取って代わった従来の表面照射型CMOSセンサーでは表面に配線層があり、これがギャップになって受光効率が下がるという弱点がありましたが、裏側から受光することによってギャップを挟むことなく直接光を取り込むことが出来るようになり、その結果従来の2倍の感度性能を達成したそうです。気になるお値段も、4万円前後とこれまでの少し高めなコンパクトデジカメと変わりなく思ったよりもリーズナブルです。

この新技術は、画素面積に余裕のない小型センサーほど有効とされているので、これから徐々にコンパクトカメラのセンサーの主流になるものと思われます。これまで、コンパクトカメラにおいてベストな画質が期待できるのはISO200くらいまでで、ISO400あたりからノイズが出始めたりのっぺりして立体感のない描写になりがちでしたが、裏面型になることで一眼デジ並みのノイズ低減とダイナミックレンジの拡大、それによって発色の大幅な向上が期待されます。

大型センサーを搭載する一眼デジに関しては、技術的およびコスト的課題があるようで製品が登場するのはまだしばらく先のようです。もしAPS-Cで裏面型CMOSを搭載された製品が登場すると、同じ画素数で従来型のフルサイズ機に匹敵する性能になる見込みです。まぁ、思ったよりも早く登場したとしても高価な製品であることは想像に難くないので、まだまだぼくのような貧乏人には無縁な存在でしょう。

個人的には、この新技術がケータイカメラに採用されることを望みます。ケータイカメラはデジカメを持っていないときのサブカメラとして重宝しますが、画質に関しては極小センサーにプラスチックレンズとお世辞にも褒められたものではありません。それが裏面型CMOSセンサーの搭載によって従来のコンパクトデジカメ並みの画質まで向上されることを期待しています。そうなると静止画だけでなく、ハイビジョン動画も含めて立派なサブカメラとして活用できるようになります。今使っているケータイは6年前の200万画素カメラを初搭載したモデルですが、その画質については今の基準と照らし合わせると最低限の記録としても微妙なクオリティーです。裏面CMOSセンサーを搭載したケータイが発売されたら、多少の出費があっても機種交換しようと思っています。


   デジカメWatch記事  ソニーDSC-WX1 ソニーDSC-TX1
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鈍行翼
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性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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