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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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他人の善意に期待しない生き方。

世の中の善意にも期待しない生き方。

別に世の中も他人も信じるなとかそんな極端に寂しいことを言おうというわけではありません。

世の中や人に善意を期待しても、たとえその人に善意がしっかりと備わっていたとしても、その期待に応える余裕を誰しもが持っているわけではない世の中になりました。
 
期待感に期待して生きることが苦労の継続の始まりという意外な事実があります。

期待していたことに裏切られた時の落胆の精神的ダメージはそれなりに大きいものです。

期待し続けていたことがいつまでも期待通りに実現しない状況が延々と続く状態も辛いものです。

人生の真ん中に期待感を据えて生きると間違いなく損をします。

期待したことが期待どおりに叶うのは3割未満だと思っていたほうが賢明です。

たった1割でも叶えば感謝すべきことです。

ただ期待するよりも自分の意志と力で実行できることに期待しましょう。

見返りを期待することはなおさら期待しない方がいいです。

これだけ苦労しているんだからそれ以上に報われたいという意識も期待感で生きることの変形です。

自分が人にこれだけ尽くしているんだからという意識も危険です。

その人はそっとあなたから離れていきます。

人にこれだけ期待されているんだからもっと一所懸命に頑張らなければという意識はもっと危険です。

そんな人のよくてデキるあなたに期待感だけで生きている烏合の衆どもが寄ってたかってあなたに期待ばかり寄せて重荷を背負わせようとします。

その勢いに全く手加減はありません。
 
あなたの耐久限度いっぱいまで頑張らせてもまだまだもっともっと評価という見返りをチラつかせながら新たな重荷と期待を寄せてきます。

他人から良く思われたい、評価されたい、認められたいという願望と欲求の期待感がそういう状況を自ら引き寄せます。
 
もう限界だからそろそろ止めにしたいと態度で示しても理解と助けを求めて周囲に期待しても無駄です。

そんなあなたのSOSは徹底的に無視されるのがオチです。

もう我慢の限界を越えたあなたが勇気を振り絞って言葉と態度で直接示したその瞬間からあなたは自分勝手な悪者にみなされてしまいます。

あんなにみんなから必要とされているのになに一人で自分勝手なこと言ってるの、他のみんなだってあなた以上に苦労してるのに!

大して苦労していない人のほうが全員の苦労を代表して雄弁に語るところが非情に滑稽です。

そうやってあなたが倒れるその時まで最大限の負担をあなたに背負わせようとするかもしれません。

そうやって自分の背負う負担と苦労を最小限に節約するのが人間です。

自分が期待していない何かと向きあわされるのは誰しもが嫌なものです。

真面目な苦労が報われるとは限らないのです。
 
人がよくてもデキない人は徹底的に八つ当たりのサンドバックにされてイジメられることもあります。

お前のせいで仕事がはかどらないからこっちは迷惑してんだよ、わかってんのかゴルアっ!

そんな言い草が大体の決まり文句です。

デキないあなたが犠牲になることで大勢の人たちのストレスを発散することに貢献できます。

よりタチが悪ければ言葉の暴力だけでなく実際に殴られます。

もしそうなったら泣き寝入りしないで然るべき行動に打って出て自分自身を守ってください。

イジメる人間にイジメないで仲良くして欲しいと期待したらますますイジメられます。

イジメる人間は人が良くてもすぐに恐れや怒りにとらわれて耐えることの出来ない者を嗅ぎ分ける嗅覚を持っています。

予め餌食にされる人の条件があるものなのです。

予備知識として知っておくだけで自分や大事な人の身を守ることができます。

他人の惨めさを見下ろすことで自分の惨めさから逃げられると期待する人たちが大勢います。

残念なことですがこれが何時も人の世の現実です。

期待感は人間の内側に仕込まれたまるで吸血鬼のようです。

酷い目に合わないためにあなたの意識の中から余計な期待感と依存心を全て消し去ってください。

そして自分の能力をもっと磨いてください。

意識を鍛えてもっと強くなってください。

見返してやろうなんて下らない復讐心にとらわれないでください。

恨み憎しみが強ければその分だけ引き戻されてしまいます。

憎しみや恨みもその悔しさを誰かに分かって欲しいという期待感の裏返しです。

もっと自分の生きる道に集中して自由になってください。

同じような人間にはなるまいと歯を櫛歯って耐えて頑張ったあなたを見ている誰かが必ずいます。

その苦労が報われるために今少し以上の耐え抜く力が必要です。

恨みや憎しみにとらわれない生き方で最後まで耐えぬいた者が真の勝利者です。

これが「PT」の主人公の一人に歩んでもらう大まかな道筋の原型です。

まだ具体的に煮詰めなければならない作業が山ほど控えていますが必ず書き上げます。

これからの時代に向けて少しでも意義のある小説を書ければと思います。
 
期待感は依存心の裏返しでありエゴの一種でもあります。

行き過ぎた期待感にまみれきった人間の群が世界をこれほどまで汚しました。

見た目だけ知的で裏側にドロドロしたものを抱え込んだ今の世の中に期待ばかりしていても時間とエネルギーとなけなしのお金を吸われつくされるだけです。

そして最後は精神と健康まで害されます。

自分の中の他人と外の世界に対する過剰な期待感と幼い依存心が真の敵です。

外部の存在に過剰な期待感を抱かずとも生きられる術を身につけるための弛まぬ努力と人生のあらゆる苦労と負担に対して適切に向き合い続ける知恵を学ぶ必要があります。

幼い期待感はそのまま放置していると年齢を重ねるごとに少しづつ重荷に変わっていきます。

幼い期待感に縛られたまま歳だけとると自然な老いに対抗できる能力を養うことができません。

文句を言うだけでなお期待ばかりしている人たちは誰からも何も期待されないまま放置されます。

詐欺師から電話越しに愛する親族の危機を囁かれた時、そのでっち上げられた危機を次の詐欺師にすぐ解消してもらうことを期待した瞬間その術中に嵌ります。

一番助けが必要な時に期待しても誰も助けてくれない誰も助けられない時代になりました。

寂しさと孤独から救われたいと期待したら悪魔に毒を盛られて殺されることさえあります。

その悪魔でさえも残された遺産というお目当てに自らの幸福を期待していました。

それもこれも人々が無垢な期待感ばかりを積み上げ続けた結果なのかまでは分かりません。

数億の期待感が国も人も全て疲弊させて行きます。

期待感にどれだけ資金や労力を投じても一時だけ大勢で大きな夢を見られるだけです。

それを際限なくやり続けたら最後はどうなるかは言わずもがなです。
 
世の中のあらゆる期待感で成り立つ物事に期待し過ぎないことが賢明です。
 
オリンピックに期待しても、スポーツに期待しても、テレビに期待しても、芸能人に期待しても、政治に期待しても、経済に期待しても、企業に期待しても、科学に期待しても、新幹線に期待しても、宗教に期待しても、オカルトに期待しても、ネットに期待しても、それらは全て期待感の他の何者にもなりえません。
 
それらに期待するのではなくそれら全てから何かを学び取ることに意味と価値があります。
 
世の中と人生に期待することに倦んで恨みばかりを抱く孤独な時間が最後の学びの機会にならないことを祈ります。

人生は自分自身で意図して一所懸命に継続したことだけが実現するというシンプルな法則で貫徹されています。

余計な期待感が実現しない主な要因がそこにあります。

あなたは何かに一生懸命ですか。

それとも何かに一生懸命に期待していますか。
 
お金ですか。

お金を得ることで人生の充足感や心からの安心感までも得られると期待していませんか。

仕事ですか
 
どんな仕事もつらいものですが仕事を通して世界と人生を変えていくことができます。

それが仕事のあるべき姿です。

仕事のつらさを恨む気持ちがあると仕事の醍醐味を感じとることができなくなります。
 
勉強ですか。

勉強は人生の土台を築く作業です。

自分の意思で進んで取り組むことではじめて意味のあるものになります。

イヤイヤやらされているうちは何も身につきません。

楽しいことですか。

楽しい時間は一瞬で過ぎていきます。

好きなことですか。

好きなだけでは他の誰かに必要とされません。
 
努力することですか。

努力することで結果と見返りまで期待していませんか。

愛することですか。

愛されることまで期待していませんか。

祈ることですか。

祈ることで何かを期待できますか。

神様ですか。

神様に期待したら何かいいことがありましたか。

宝くじですか。

もしも3億円当たったら何を買いますか。

友達ですか。

友達に期待されたことにあなたは応えていますか。

恋人ですか。

恋人が期待するあなたに成りきれますか。

結婚ですか。

何を期待すべきかよく分かりません。

子供ですか。

子供の意識の中に親の期待に応えなければという義務感と劣等感が生じます。

親ですか。

期待する以上に期待されます。

ジジババですか。

お年玉をくれるでしょう。

世の中の進歩ですか。

あなた自身が進歩成長しなければ世の中の進歩に一人取り残されるでしょう。

未来ですか。

未来のあなたもそうやって期待ばかりしているかもしれません。

何かに期待することに期待し続けますか。

それとも世の中にも他人や自分にさえも一切期待などしないで生き通しますか。

どんなことにも期待しない生き方に期待するのが一番です。




 
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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