北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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今年もこの日がめぐってきました。
現時点での人生行路を再点検しながら見なおしてみる一日です(-_-;)
もうすでに特別お祝いすべき年齢は過ぎていると思いますがケーキ買ってもらえました(;_;)
そして、ささやかながら自分自身へのご褒美としたことは、今日一日だけ残りの分量を気にせず好きなだけ青汁を飲みまくることです、、、orz
何もないと絵面がさびしいのでテキトーに庭のタンポポの写真なんぞを貼ってみました。
黄色い雑草花の輝きが眩しいくらいです。
自分の人生こうありたいものだとまでは思いませんが、そういえばタンポポってお茶にもなるんだっけと思ってみたり。
特別これといった感慨はないのですが、三十路の道に入り込んでから早三周年ということで、あらためて自らの思いのたけを確認したいといったところでしょうか。
毎年歳を重ねる毎に悲壮感とやらが募っていくのかと思いましたが、予想に反して気分が軽やかになってきたというか、二十歳代の頃まであった根拠のない無謀な自信過剰や自意識が消えて無くなったかわりに、今度は妙に根拠のない精神的な余裕のようなものさえ感じられるようになりました。
どちらにしても根拠の乏しい内面的な実感なのですが、確かに、若い時に在りがちな余計な思い込みからくる強い錯覚に縛られなくなったようで、わりと物事や自分の置かれた状況をありのままに近く見渡せるようになってきました。
もう少し分かりやすく言い換えると、自分の置かれた状況や関わる物事との関係に社会的な良し悪しはあまり関係がないということに思い当たったということでしょうか。
もっと単純に言えば他人の考え方や判断を気にする必要は無かったということです。
自分に自信がないと知らず知らずのうちに他人様の判断基準や考え方を仰ぎ見てしまうものですが、一見して自分とは正反対に自信満々に見える他の人の行いや考え方も、実はその人自身が必ずしもしっかりとした考え方や信念に基づいてそうしているのではなくて、その人もまた他の人からの視線や評価を仰ぎ見ながら、恐る恐る旗色をうかがうことで自信に代えているといった様相が透けて見えてくるようになったりもしました。
そんな未だ甲斐性のないアホンダラな飼い主を黙って見つめているにゃんちょんさん。
ちゃんとこちらの体調加減や機嫌の良し悪しまで推し量ってくれる飼い主とは似ても似つかぬほどお利口さんです。いつも無条件に寄り添っていてくれるにゃんちょんさんには言葉には言い表せないほど感謝しています。
創作活動の方は思いのほか順調に推移しています。
物語の骨格と主要な人物像のカタチがようやく固まってきました。
序章の一部分だけでも実際の原稿に書き出せる日は近いです。
一番の課題は体調管理で、それに次ぐ課題は書き手である自分自身の心境の変化によって作品の表現スタンスが二転三転してしまうことでした。
世の中の流行の先端を追いかけるようなことは最初から考えていなかったので、その点ある種のブームやトレンドに乗り遅れるのではないかという不安や焦りに陥ることはありませんでした。
次に懸念されたのは、ここ最近の予想を上回る勢いでめまぐるしく変化する社会情勢に呼応するように、人々の価値観の在り方や趣味趣向の矛先が微妙にかつ断続的に変わり続けているという難しい情勢が上げられます。
ついこの前まで輝いていた比較的に有名な作品のストーリーパターンや人物描写が急に色褪せてしまったように魅力を感じなくなったり物足りなさを覚えるようなことが立て続けに起きています。
ある意味、創作家を志望する者にとっては残酷かつ高難易度な時代になったと言えます。
自分自身の作品の構想に向き合う段階でも、いったいどういった方向性と視点からストーリーを決めて人物像を描き出せばよいのか、迷いながら手探りで思考し続けるしかありませんでした。
そういった出口の見えない長いトンネルの中を進むような時期が続いた後、どうにかして自分なりの対応策と主に自分の内面の意識構造を見直すことで、この激しい変化の時代にも意識的に追い付いていける道筋が見えてきました。
よく作品の中の人物が一人歩きを始めるというようなことが言われますが、作品それ自体に生命が宿るように、半ば自動的に物語の構成と登場人物たちが動き始めるようになれば理想的です。
一昨年の全く勢いだけで書いた短編作の執筆時は途中で作風や人物像がブレて変わってしまうことを懸念するあまりに、合間の休息を極力避けて気合と根性で一息に書き上げるといったスタンスを採りました。
結果は理想には程遠い出来栄えだったことは以前の記事の中で吐露しましたが、今回はその反省を十分に踏まえた上で新たな対応策を練って名づけて”牛歩戦術”を採ろうと考えています。
一つの作品の構想につき、ほぼ無限とも言える視点と書き方のスタンスが存在します。
この最初の選択の違いで同じ構想と人物像の作品でも全く別な個性を持った異なる趣向の作品に変化します。
それは作品の最終的なクォリティーをも決めてしまいます。
自分が長年かかって生み出し育んできた作品の構想のどれ一つとっても無意味な駄作で終わらせたくありません。
これまでは失敗しないことに重きをおいて来ましたが、これからはもう一歩積極的に、どの一つの作品をとってもベストを尽くして傑作レベルを貪欲に狙っていけるように一層のレベルアップを心がけていきたいと考えています。
牛歩戦術を実施することで、執筆作業を1シーンずつ細かく区切りそれぞれの作業に専念し、疲れたら合間をおいて十分な休息をとり、体調が回復してから執筆作業を再開することで出来るだけ良好なコンディションを維持しながら作業を継続していきたいと思います。
一見してもっとも効率の悪い方法のように思えて出来れば避けたいと考えていましたが、作業の中断によるモチベーションの低下や作風の乱れさえ予防できれば、かえって慣れてリズムを掴んだ頃には効率よく書けているような気がしています。
頭の中で次から次へとランダムに湧いてくるアイディアを創作ノートに書きとめながら、未完成の断片がグシャグシャな状態で溜まっていく状態を繰り返すよりはずっと効率的で生産的だと思われます。
まあ、今のところはそんな感じですが、とりあえず今回の記事をもって三々三十路突入時の所信表明のようなものとさせていただきたいと思います。
今後もあまちゃん創作家の前途と成り行きを木陰からこっそり見守っていただけたら幸いです。
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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