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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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ここ最近、熱い日が続いています。

こうしてタイプしているすぐ側からアブラゼミの鳴き声も聞こえています。

午前中のまだ涼しい時間帯に裏庭の名ばかりのベランダに腰をおろしている時に今年はじめてのトンボを見かけました。

北国の短い夏真っ盛りですが季節の移ろいは確実に進んでいるようです。

機会を見つけて撮影に出かけたいのはやまやまですが、最高気温が30度にもなる炎天下の中で1時間近くも列車を待っていなければならないことを考えると二の足を踏んでしまいます。

近距離とは言え自宅から徒歩と交通機関を乗り継ぎながら撮影地までカメラ一式を担いで往復するだけでも相当な負担になります。

もうラストまでチャンスは限られていますが、まずは無理をしないで天気と体調のタイミングが良い時に見計らって撮りに行こうと考えています。

寝台特急に関しては赤い電車の時のように出来る限り沢山のパターンを記録に残そうとは最初から考えていませんでした。

自分の家がある町の目の前の路線を走っていた赤い電車とは条件が大きく異なり、遠く本州と北海道を行き来する寝台特急は、その走行する全区間の全貌を捉えることは遥かに難しく自分が追い求めるには事実上不可能なテーマだからです。

なので、あくまで地元のごく手の届く範囲の中で自分が思い描く寝台特急の勇姿を象徴するようなカットをあと数パターンずつ最後までに記録できれば十分満足なのです。

それに、終焉を迎えつつある寝台特急を始め鉄道写真を撮ることに日々血眼になっているのかといえば決してそうではなく、日々こなさなくてはならない家庭内の庶事をかかさず片付けながら本命の創作活動を中心に作業を進行させなければなりません。

あと、もう一つ日々の生活で欠かせないことは基本的な体調を維持するための運動です。

若い時にホルモンのバランスを調整する機能を大きく壊してしまい、それ以来まともな体調だったことはほとんどない状態ですが、そういった半ば宿命的な体調不良と向き合い続けるために基礎的な体力と健康状態を維持することは少しでも健全な生活を送るために必要不可欠な要件です。

具体的に何か特別効果的なメニュー等をこなしているわけではありませんが、食事の内容を気をつけることと合わせて、よほど悪天候の日や寝こむほど具合の悪い日を除いて、ほぼ毎日買い物や銀行、郵便局などに行く用事をこなすとともに約3~5kmくらいの距離を歩くようにしています。

それだけの簡単なことですが、かれこれ10年以上続けてきたお陰なのか、最悪一歩手前の状態に陥ったごく一時を除いて本当に絶望するほどの過酷な状態までには至らずに済んでいます。

そういう経験から得たものも含めて創作の中で活かしていこうと思っていますが、なかなか自分が思い描いた通りの理想の物語まで到達できずに足踏みしている状態です。

でもそれは仕方なくそうしているのではなく、むしろ自分の意志でわざと歩みを遅くしている側面があります。




自分の創作活動を進める過程の傍らで現実社会の変化に対して常に鋭くアンテナを貼り続けてきました。

かなり以前から、今自分が目の前にしている現実の社会の様相は近いうちに何らかの形で大きく様変わりするかもしれないという一創作家の視点からの直感が働いていたからです。

問題はいつ何時どういったことがきっかけでその変化が起きるのかということだったのですが、そこはネット社会の恩恵のお陰で様々な分野の情報源を縦横無尽に検索しながら追いかけ続けることで徐々に全貌が明らかになっていきました。

ただそれらは未だに一般的な現実社会において実際に起こったことではありませんし、その情報源のうちの多くは社会一般の常識から大きくそれた視点からのもので、それをそのままの形で語るにはあまりにも荒唐無稽で普通に常識が働く人間からすると重度の妄想癖の類として一笑にふされてしまうのは目に見えていました。

ところが「事実は小説より奇なり」という有名すぎるフレーズがよく指摘したように、現実の社会およびその長い歴史というものは分厚い建前のベールを一枚剥ぎとってしまえば、そこには常識的な現実社会の様相と並行して一言で喩えるならSFとオカルトと神話をごちゃ混ぜにしたような都市伝説的カオスな別世界が水平線の越えたはるか先の宇宙空間にまで広がっていたのです。

それら未知の水平線上の先の普通の視野の範囲では届かない領域に閉じ込められていた現実の一部分が、一般的な現実社会に静かに漏れ出し続けている様子が目を皿のようにしてようく見ると難なく確認できます。

これはあくまで現時点では一創作家の取り扱う空想的な話題として留めておくべきかもしれませんが、毎日のように新たに明らかになりつつある奇妙な事象を面白おかしくSF的なネタとして捉える気はなく、むしろ歴史上の大転換点の到来として将来は教科書が書き換わるくらいの重大な出来事として大真面目に捉えて見たりもしました。

でもそれらの隠されてきた事実の数々はそれら自身で明らかになるのは時間の問題で、個人的にはそれが成る可くしてそうなるのを気長に待てば良いだけのことで、すでに重要な問題ではなくなっています。

それらの外の世界の情勢の変化よりも優先すべき課題は自分自身の古い価値観にまみれた意識のあり方の意図した建て直しです。

古い意識に基づいた作品はもう間もなくその意識そのものと共に要らなくなりゴミ箱行きになるからです。

新しい精神と意識に基づいた時代の到来が目の前まで来ています。

物質に限定した科学信仰に基づいた古い意識構造のままではそこに入ることはできないでしょう。
 
その一例をあげれば人間の感情と思考の作用が遺伝子レベルで身体の健康にどう影響するのか客観的な事実として解明される時が来ることです。

それによって健康と医療のあり方が根本的に大きく様変わります。

意識の在り方の正しい方向性を持った改善よって大病が予防されたり、これまでは誰しもが避ける事ができないとされていた老化による様々な症状が大幅に緩和されたりするでしょう。

それはこれまでの常識的な意識の範囲で生きてきた人たちに対して、自分の意識のあり方と向き合う必要性がこれまで以上に高まると同時に、心のうちで思うことに対してあまりにも無頓着なままでいると健康的な生活と健全な人生を送ることはできないという厄介な事実と新たな課題を突きつけられることを意味します。

新しい時代は一人一人の人間の意識の変化によって形成されます。

自己の内面に矛盾を多数抱えたままの精神的なモラルに対して無関心で幼い状態ではますます生きづらくなる、ある意味ではこれまでになかったほどハードルの高い意識的な現実を伴う社会です。

多くの人達が現実の変化を拒みながらも新しい状況に適応できるようになるために今まで求めることのなかった精神的指標と道標を欲するようになるでしょう。

その時、古い宗教や哲学の形式張った枠組みの中で語られてきた理屈のたぐいは全く役に立ちません。

それらの本来意図された真意と全体性がバランスよく理解された時にのみ新しい展望の片鱗を見ることが適います。

新しい人間の意識は困難な状況に直面した時、辛抱強く耐えることを続けてもその状況の困難さによって支配されることはありません。

人間には本来その置かれた状況に隷属するものではなく、粘り強くかつ賢く向き合い取り組み続けることを通して、自らが望む状況を産み出しコントロールする力があることを徐々に学び取っていくからです。

人間は長らく定められた状況にうまく対処する能力を高めることを求められ、その手段と決められた方法ばかりを幼い時分から繰り返し教わってきました。

結果として自ら望む世界と方向性を実現させる自由な創造性=真の実現力を早くから幼さの類として見失わさせ、ついで自分に設定された環境や立場からもたらされる必然的な課題と用意された解決策を用いて素直に従うことが成功であり幸せにつながると自ら信じ込むように仕向けられました。

そうして設定された状況に従順なだけのリアクション人間を幾世代にわたって大量生産してきたのが今の文明社会の実情でありこの終わりゆく時代の真の有り様なのです。

しかし、そのような低次な意識でまかり通る時代が必要とされる以上に長く続いてしまったせいで、長らく自分の本心に蓋をし続けて与えられた状況や無理な期待に応えようとした結果、心身のいずれか両方を病んでしまった人たちや、自己中心的な視野に捕らわれた利害勘定に陥り過ぎて良識やモラルの自主的な判断力まで見失ってしまった人たちを多く生み出してしまう不幸な状況を招いています。

人間性の劣化はその時代と社会の劣化そのものです。

一握りの人間たちだけが社会全体の状況を細かく設定する影の権限と個々人の生活と経済的な自由の範囲を規制する組織的実行力を握ることができたピラミッド型文明社会の終焉の時が今この時なのです。

与えられた状況とそれがもたらす課題に対して優れた対応が出来る人間がピラミッドの上位を占めるこの構造の重大な欠陥であり最大の弱点は、それが政府や大企業、国際的な金融機関であれ、その肥大化しすぎた組織構造が巨大なほどに幾重にも重なる上意下達の意思決定の煩雑な過程ためのタイムラグが大きすぎて世界で起きている目まぐるしい状況の変化に素早く対応することができないことです。

21世紀に入り情報ネットワーク技術の急速な普及によって世の中の変化の速度は加速度的に上がり続けました。

皮肉なことに、自らのピラミッド構造を強固に完成させるために築いた情報ネットワーク社会の新たな息吹によって、個々人の意識の変化が活性化され多様化しながら広がり続けることで既存の社会構造による単一的な掌握の仕方の限界を露呈することに繋がりました。

今よりも緩やかな時間の流れが支配的だった時代においては、個々人を統率する状況を人工的に創り出してコントロールできた立場にあった人間たちは今、その状況の変化の早さと多様さに翻弄されるばかりで、かつては十分に掌握していたはずの大多数の市井の人たちよりも却って、自分たちのほうがあさっての方向を向いたまま自らが現実に置かれた立場と状況を正しく把握することさえ困難になっています。

いらないものは組織であれ個々人の意識や存在価値であれ順番にことごとく消え去っていく無常な時代に入りつつあります。

状況に従順にしているだけでは行き詰まり追い詰められる人たちも多く出てきます。

いったい何が変わっていくのか考えることさえできないまま混乱の坩堝に陥いる人たちの群れの中からでも開き直ってそこから這い出して一歩づつ前進を始める人たちも表れます。

そう遠くない未来には上意下達式のピラミッド組織とその複合体として成立した現行の文明社会様式は歴史上の考古学的な記録の中へと追いやられてやがて消滅するでしょう。

それと同時並行して個々人の間で新たに芽生えた意識に即した実践的な生活によって成り立つ未だ誰も実際に見た者のいない斬新な社会構造が自然発生的に姿を表します。

何者かによって人為的に捏造された危機的とされる経済状況とそこから導き出されたもっともらしい理屈で説明されたもはや聞き飽きたお決まりの議論によって、誰も彼もが現状を一切疑うこともなく従順に付き従い受け入れることで最も理不尽な要求と重い負担、時には犠牲まで強いられた挙句に泣き寝入りさせられる可哀想なほどに不幸な時代を今この時をもって一刻も早く終わらせる必要があります。
 
そのためには自分が住むべき相応しい世界を創造する権限と能力が自分自身にあることを知り人間一人一人が取り戻すべき時期に辿り着きつつあると今は理解を進めるべきです。

これから先の時代は世の中の基準や常識が自分の進むべき方向と安住できる領域を他の権限者によって予め決められた枠の中から容易に選択できるものとは限りません。

現実が変化すると自分自身の理想の生き方を反映したビジョンの有無が本当の意味で問われるようになります。

この先、必然的に起こるとされる未曾有の大変化に対応しながら自分自身の相応しい生き方を実現化するためには引き続き高い能力と自覚が必要とされます。

自分が見定めた分野と道において見出された技能や研鑽はまったく無駄になることはないと思えます。

今日の話題は空想的な時代の変化を推し量るための単なる目安でしかありません。

再び一創作家の感受性による具体的な根拠を持たない感慨について述べれば、ここ一週間位の間に時代の空気は大きく澄み渡り、古く淀んだ時代を暗く深い谷間に残したまま水の流れは新たな分水嶺を越えて日の光に明るく照らしだされた肥沃な斜面を一気に大海原を目指して流れ始めた確かな脈動が感じ取れます。
 


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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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