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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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前回、昼間の撮影からちょうど5日後の夜。来てくれるかなぁと地元駅までカメラ担いでいそいそ出かけてきました。

入場券でホームまで上がり待っていると予想よりも一本早く全速力で目の前を通過していきました。慌てて横に振って何とかお顔が止まってくれた一枚。




お見送りにもう一枚は遠ざかっていく小さめの後ろ姿。

予定ではこの後すぐに到着する普通列車の後追いのはずでした。それなら超低速の徐行で通過するので夜の低速シャッターでも余裕で止まってくれたはずなのでしたが、、。





イレギュラーな列車なので毎年確実に決まった時刻で運行されているわけではないようですね。

ここ何年間は道内に上陸してからほぼ決まったスケジュールで全道の主要路線を巡っているので地元近辺を通過する日時をある程度特定することができましたが来年は新幹線の開業が控えているので大幅な変更も予想されます。

とりあえず今年も二度地元でお見送りできたので満足しています。

来年は予想不能の中で出会えるかどうかという完全な運任せかもしれません。
 
 

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初夏の新緑の谷間を通過するアノ青い列車。

久々に実見した青い客車寝台列車はやはり格別でした。

線路際からのささやかな対話も終わりが近づいていることは知っていますが、もう余計な言葉はいらないですね。

今はその走りと音と風格をファインダー越しに味わいながら最後まで見送り続けるのみです。









 
今日は若干病み上がりの体でしたが、今年も年に一度の機会がめぐって来る日で体調の加減も思ったよりも悪くなかったので、恒例の近場までカメラを持って出かけてきました。




向かった先は市内の自宅から反対にあるいつもの場所です。

今年はちゃんとおがってるかなあと心配しましたが、いざ現場に着いてみると去年以上に元気よく勢力範囲を守っているようで一安心。毎年この季節になるとこの場所に一度は訪れないとどこかしっくりこないのです。





 
例の列車が通過すると思われる予想時間まではまだしばらく間があります。

一定の間隔で行き交う普通列車や区間快速を撮りながら構図を見定めます。晴れた青空のもと江別を発車したキハ201系区間快速も気持ち良さそうに加速していきます。





本番は35mmの広角レンズを使いサイドから収める構図を取りました。

遠くから気の抜けたラッパのような聞きなれない独特の汽笛が聞こえてからしばらく待つとあの白い列車がほぼ予想通りの時刻に姿を見せました。





 
バックショットもどうにかなんとかまとめることが出来ました。

カメラのファインダーを覗きながら追いかけている時間はあっという間の一瞬です。最後の去り際に手を降った時にはもう白い列車の姿は見えませんでした。





バスを降りてからいつもの撮影場所へ向かう途中の庭先でにゃんこちゃんと遭遇。木陰に向かってとぼとぼ歩いて横切ろうとしていましたが、こちらがカメラを取り出してちょっと一枚撮らせてと声をかけたら振り返ってポーズをとってくれました。最近、猫となんとなく意志創通が出来てしまうことがたまにあります。一言お礼を言って立ち去りました。






ちなみに今日の本番の撮影は先日の記事にちらっと紹介したクラシック一眼レフカメラといつも使っているオールドレンズの組み合わせで撮りました。その他のカットはサブ機のコンパクトデジカメです。

リサイクルショップで安値で転がっていたところを拾ってきたカメラですがフィルム一本分を無事トラブル無しで撮り切ることが出来ました。

懸念していた光漏れや巻き上げ不良によるコマ落ちも全く無く、これでとりあえずは実用品として使えることが判明したので一安心です。

今日の撮影でちょうど全て撮りきることが出来たので、帰る途中にあるカメラチェーン店に立ち寄りそのまま現像に出しました。

いったん帰宅してから再び来店し出来上がったネガとCD-ROMを受け取って確認してみると思ったよりも良好な画質クォリティーにとても満足しました。

とくに35mmレンズで撮ったカットが発色、解像度ともに良い出来で感心しましたが一歩立ち止まって考えてみると、カメラ本体と同時期に同じメーカーで製造された純正品の組み合わせですから、これで本来持って生まれた使われ方でその性能を発揮しているわけなので当然といえば当然な結果なのでしょう。

今回はカメラの健全性を確かめるためのチェックということで24枚分をなるべく早く撮りきるようにしましたが、このペースでいつもいつも撮りまくっていたら、プリントを注文しないことでいかに費用を抑えようともお財布の余裕が無くなってしまうので使うべき時をじっくり考えて判断しながら撮らなければなりません。

とはいえ、世の中の写真用途のほとんど全てがデジタル化した今となってはフィルム撮影による写真が一般からいつの間にか絶滅してしいることも十分に有り得ることです。

フィルム写真には被写体の存在の際まで写り込むような独特な質感と存在感が醸しだされているような気がします。

以前からフィルム写真を再開したいと密かに思い続けていましたが、まだ一般の市場に手頃な価格で買える商品として各種のフィルムが並び、撮り終わった後の現像も近くのお店で短時間で出来る今が丁度良い頃合いなのかもしれません。

鮮明な画像が手軽で確実に撮れるデジタル写真とは一味違った表現手段として新たな視点からフィルムによる写真撮影を活用出来ないか模索を始めようと思っています。






ここ最近、出不精が続いていたので重ダルさを振りほどいて午後から出かけてきました。

向かった場所は千歳線平和駅隣接の札幌貨物ターミナル駅近傍です。

貨物会社所属のDD51型機関車最後の1両が入換機代用をこなす姿を名残惜しみに撮影した昨秋以来の訪問です。

地元駅から札幌方面へ各駅停車に乗車して1、2、3、4駅目で乗り換えて少し戻るかたちの隣駅で下車、改札を出て細長い階段を登り駅内を出ると貨物ターミナルを横断する南北自由通路に出ます。

発着する長大な貨物列車や広い操車場の風景を一望できる自由通路ですが、窓ガラスの曇り汚れが年々激しくなっておりせっかくの隠れた眺望の名所も型無しの状態です。

そんな按配なので、通路上での撮影は早々に諦めてスルーしました。

自由通路を抜けてしばらく歩くと札幌新道上からのビューポイントへ繋がる階段の前までたどり着きました。




階段を登り切った踊り場から撮影開始です。

最後のDD51が火を落としたのと入れ替わるように最新型のハイブリッド機関車HD300型の寒冷地仕様車が導入されました。一冬を無事に乗り越えて今春からは元々の主だったDE10型へも完全に引導を渡してあっという間に世代交代を完了させました。




視点を遠くへ向け直すと、今年の3月で御役目を終えた定期北斗星用青い客車群が大量に縦列駐車していました。

海外譲渡を念頭に置いた一時的な保管措置というのがもっぱらの予測ですが、実際は海外輸送時の手配の関係などから中止されることも考えられます。




気を取り直して視線を手前に戻すと、目の前に遅咲きの八重桜が見頃を迎えている様子が目に止まります。以前からのこの場所の桜は電車の車窓から目についていたので気になる存在でした。もとの主だった国鉄型機関車たちが活躍しているうちには間に合いませんでしたが今日ようやくハイブリッド機関車とのコラボを撮影することが叶いました。





発着する貨物列車の出し入れが一段落すると定位置に駐車し一休みとなります。

わずかトラックほどの馬力しかない発電用のエンジンとバッテリーに蓄えられた電力だけで重量級の貨物編成を出し入れする姿に軽いショックを受けながらも感心しながら見ていました。

つい最近まで貨物ターミナル駅構内のいたるところで鳴り響いていたV型12気筒エンジンの吹き上がる咆哮の音に代って、聞こえてくるのは物静かな交流モーターの控えめな唸る音だけという変化に移ろう時代の流れを実感します。




せっかく普段来ることのない場所まで来たので、撮影を程よく中断してあたりのショップなどを散策しました。

それからまた元いた場所まで戻り夕方まで観察し満足したところで帰路につきました。

国鉄時代からの古強者は去りましたが、赤い小さなハイテクロコが行き交う風景もまたヨシかなという気持ちで帰りの列車の車窓から彼らの姿を見つめていました。

今日は相変わらず重くかさばるカメラバック一式を担ぎながらの行動でしたが、途中、長い階段の昇り降りや街中の散策を楽しむなど、いつも使われず惰眠を貪っている身体にとっては確実に良い刺激と適度な負荷となりました。

いつも家の作業場に引きこもったまま今詰めていると頭の中も徐々に煮詰まってきてよくありませんが、たまに他所の場所まで出かける目的をもって行動してみると、意外に新鮮な刺激となって思わぬアイディアが浮かんできたり、今までずっと整理がつかないままだった事柄が知らぬ間にスッキリまとまっていることさえ起こります。

これからも多少の体調の浮き沈みがあっても積極的に外の町まで出かける機会をもうけたいと思っています。
 





今年も近所の跨線橋沿いの桜をお一人お花見を兼ねて撮影してきました。

今年は毎年追いかけていた赤い電車もすでに来ることはなく、よって無理をして朝早起きをして駆けつける必要もありませんでした。 




ただ待っていれば無条件に行き交うステンレス製の電車を撮りながら失敗カットをいくつも重ねていきました。

あえて雑な構図を繰り返しながら、これまでのパターンやクセを壊すつもりで新しい視点を探るように撮り続けました。





列車が来るまでの合間に桜の花々にレンズを向けて時間を潰します。

目の前に咲き誇る桜の花をレンズの最短撮影距離めいいっぱいで接写しました。 

かえって列車よりもスッキリとしたカットが撮れてしまいました。



 
撮影に何かと余計な制約が多い”鷹の目テッサー”を久しぶりに持ちだしたところ、その不便さが逆に功を奏したのか、いつもと一味違った雰囲気の写真が撮れた気がします。

一つの節目を迎えたように、これまでの問いかけの数々が自然に集約され、何か新しい手応えのような回答が得られたように感じました。




ごく短時間の滞在でこの場所をあとにしました。

今年は例年に比べて桜の開花時期が早く、気温が低めな江別でもすでにピークは過ぎて散ってしまった木も見かけました。

今年も変わらずいつもの場所で桜の花々を目にすることが出来て良かったです。




急ぐことなく、さりとて休み過ぎることもなく、ただ必要な変化の過程を今は一歩づつ踏みしめていこうと思います。

今回のささやかな撮影の中で今この時にもっと集中できるようになることが鍵だと気が付きました。

良い意味でもう古く無意味な常識や価値観を解体して新しくシンプルな観念に置き換えられる表現を見出したいです。

今日は貴重な気づきをもたらしてくれるよき一日でした。






 
おおよそ47年間にわたり北の大地を走り続けた赤い電車を未来に残すためのプロジェクトが出発進行中です!

これからも未来の人たちの思い出を乗せて走り続ける「赤電」の応援をよろしくお願いします!!



 
「47年間愛されて引退した北海道初の電車「赤電」を残したい!」プロジェクト
 
 

⇧⇧保存資金募集サイトの有効期限が残り0日を切ってカウントダウンに変わりました!

⇧⇧駆け込み乗車は危険ですので参加をご検討の方はお早めにご乗車ください(^^ゞ

⇧⇧
無事一つの山場を超えて資金募集プロジェクトが成立しました。

⇧⇧たくさんの人たちの温かい支援が実を結びました。

⇧⇧自分としても感無量の気持ちで一杯です(ToT)ノ

⇧⇧皆さんの思い出が詰まった赤い電車こと711系電車の保存活動を立ち上げて

⇧⇧くださった方々へこの場を借りてあらためてお礼申し上げますm(_ _)m

⇧⇧引き続き保存車両の移動設置などの作業の安全と成功を見守りたいと思います。




 
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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