忍者ブログ
北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



RIMG8283.JPG
カメラバックを換えてみました。

といっても、新しく買ったわけではありません。我が家の押し入れの中で眠り続けていた古いのを引っ張り出したモノです。

バブル期に買ったものですから、かれこれ20年位前の製品でしょうか、ほとんど使用していなかったようで状態は思ったよりも良好でした。



341a182b.jpegバッテリーグリップを常時付けた上で、さらに望遠レンズを付けた状態でそのまま収納出来るバックを探していましたが、家で眠っていたバックで間に合ってしまいました。

ちょっとしたバックでも自分の要望に合ったモノに拘るとすぐに一万円以上いきますから、間に合わせで済めばそれに越したことはありませんね。





このバック、古いわりにデザインが極端に古臭くなく作りも割としっかりとしています。ただこのバックには致命的な欠点があることを使っていて思い出しました。それはカメラを収納する中央部の剛性が低いので、スリングを通して荷重がもろに肩にかかってくるために長時間持ち歩くと非常に辛い思いをするということです。実は一眼レフカメラを使い始めた頃に使っていたのですが、望遠レンズともろもろの物品を入れて持ち歩くと殺人的な痛みが肩を襲うために、早々に別のバックに選手交代した事をすっかり忘れていました(--,)

そこで何とか使い物になるように出来ないかとあれこれ思案して、保護ボックスを新たに買ってきて入れてみました。そうすると、あら不思議といった感じでスリングが肩に食い込まなくなりました。保護ボックスはエツミ製でわずか955円でした、中に入るカメラの保護強化にもなります。スリングはこれまで使っていたロープロの縦型バックのものですが、肩の食い込み対策のために別に買った大型バック用なのでこれも効果的でした。まさか20年前のバックを今更使うとは思いませんでしたが、ちょっとした工夫を施すだけで予想以上に快適に使えるのはうれしいことです。これからは物質的に贅沢三昧することが困難な時代になりそうなので、すでにある古いものでも上手に使うことが大切ではないかと思います。


今日は貧乏暇人の戯言と小ネタでした~(^^A)

PR


RIMG8191.JPG今日、またまたレンズが一本増えてしまいました(^^A)

別に探していたレンズというわけではないのですが、近所のリサイクルショップで偶然見つけてしまいました。ペンタックス純正のMFレンズでSMC-M28mmF2.8です。これですでに持っているリケノン、タクマーと合わせて28mmばかり3本目になってしまいました(笑)



近所のリサイクルショップに足を向けた際に偶然棚の中に発見、レンズにキズ、カビありのジャンク品で1,600円でした。ここは大手リサイクルチェーン店ですが、カメラ、レンズ関係の品の回転が悪く、N社やC社系の古いレンズがかなりボッタクリに近い値段で棚に居座っています。KマウントorM42党のぼくにとって魅力的なレンズが置いてあることは滅多に無いのですが、今回の28mmは珍しく純正Kマウントだったのと、手にとって確認したところ言われるほど状態も悪くなさそうなので即決しました。

家に帰って確認してみると、レンズ傷アリとは付属のフィルターに付いていたもので、カビアリとされていたものは単なる前玉の拭き残しでした。レンズも本体も多少汚れているだけで並品~良品クラスです、もちろん絞り羽根の汚れなども見当たりません。どうやら値付け査定した店員さんがカメラ関係に疎いために、並品クラスの品をジャンク扱いで出してしまったようです。まあ、専門店ではないリサイクル店ではよくあることですが、まともな中古品店では1万円近くするレンズですからラッキーでした(*^^*)

ただ、よーくレンズの中をのぞきこんで見ると絞り羽根付近のレンズがうっすらと曇っています。これは冬場に屋外で使用したあとに暖かい室内に持ち込んだときに生じる結露の跡で、そのままにしておくとレンズの解像度が落ちて本来の描写力が出せなくなります。北国で使われたレンズによくある症状で、カビのように増殖することもありませんし写りも多少悪くなる程度なので気にしないでそのまま使うのも可です。

しかし、発色が良く解像度の高いレンズでは「アレ?こんな写りだったけ?」ということになりかねませんので、できれば一度クリーニングに出すなりして、以後、結露に対して細心の注意を払いながら使うのが望ましいです。ぼくはそのまま放ったらかしておける性分ではないので、レンズ分解用ゴムアダプターを取り出して手早く分解掃除してしまいました(^^A)

方法は簡単です。フィルター枠の内側にハマっている飾りリングをゴムアダプターで回して、続いて前玉ブロックもゴムアダプターで外せます。カニ目レンチを使う場合は一番外側のカニ目です、内側は前玉レンズを止めているので回してはいけません。また、フィルター枠を止めている+ネジも外す必要はありません。分離した前玉ブロックの後ろのレンズと絞り直後のレンズをそれぞれ、レンズクリーナー→無水エタノール→レンズクリーナの順番で清掃して組み立てたら完了です。前玉ユニットを取り付ける際に、適度にカシメる必要があるのでこのときはカニ目レンチを使います。


RIMG8186.JPGわが愛機に付けるとこんな感じ、さすが純正レンズなのでしっくりときます。まだ実践投入はしていませんが、今後じょじょに外に連れ出してスナップ撮影に活躍してもらう予定です。

ちなみに、下のバッテリーグリップは某有名中古カメラ屋さんの通販でたたき売りされている新品をポチして買ったものです。8,000円+送料、手数料だったのでお買い得でした。



 これでなんちゃってプロ機ごっこが楽しめます(笑)←ボソッ


200918-02b.jpgペンタックスからデジタル一眼レフの新作エントリーモデル「K-x」が発表されました。K-mの後継モデルで外観はそのまま踏襲されています。

一見ただのマイナーチェンジに見えますが、中身は大幅に進化しました。K-mでは一世代前のソニー製1020万画素CCDでしたが、K-xでは同じソニー製の1240万画素のCMOSセンサーに、画像処理エンジンも上位機種のK-7と同等のPRIMEⅡとなりました。





200918-01b.jpg今回搭載されたCMOSセンサーは、ソニーのα700やニコンのD300s、D90、D5000に搭載されているセンサーと同系統のもので、画質や高感度特性に定評のあるものです。今回、K-xに採用されたことで前作に比べて飛躍的に性能が向上し、同時にライブビューやHD動画など最新の付加機能も追加されました。

また、今回はカラーバリエーションがちょっとありえないほど豊富で、レギュラーカラーの中には以前紹介した牛柄模様も復活しています。





200918-03b.jpgちょっとドギツイ赤モデルもあります、これは何となく某ロボットアニメの有名キャラを連想させますね。

ここまでがレギュラーカラーですが圧巻なのはこの先で、20種類のカラーバリエーションの中から、それぞれ5色のグリップを組み合わせることによって100パターンのカラーバリエーションを用意、その中から好きなものを受注生産してくれるという大変に力の入った販売方法が企画されているようです。






こっけいな色物企画として眉をひそめる人もいるかと思いますが、個人的にはとても楽しい企画のように思います。色の組み合わせをシュミレーションできるサイトも用意されていて、試しに自分の好きな色を組み合わせてみると、もしお金に余裕があるなら何台か注文したくなってきます(^^A)

このような前代未聞のカラーバリエーション展開から、ナンパな企画製品のような印象を受けますが、カメラとしての基本スペックもなかなかなもので、最高シャッタースピード1/6000、秒4.7コマの高速連写など中級機並みの性能を有しています、もちろん他社のエントリークラスと比較してもダントツのスペックです。これまでのペンタックスの一眼レフは、画質やボディの造りの良さには定評がありましたが、スペックに関しては控えめな場合が多く他社の製品に比べて見劣りしていました。しかし、今回のK-xではスペックもトップクラスと肩を並べるかそれ以上の内容でペンタックスの本気の度合いが伺えます。


昨今、マイクロフォーサーズに代表されるミラーレス一眼の台頭が著しいですが、ぼく個人としては、やはり従来のミラー式一眼レフのほうがカメラとしての完成度が高く、道具としての実用性も勝っていると思います。ミラーレス式では背面液晶によるライブビューかビデオカメラのようなビューファインダーをのぞきながらの撮影となりますが、やはり液晶画面を見続けての撮影は目が疲れやすく、この点ではシンプルな光学ファインダーのほうが格段に目の負担が少ないです。また、ミラーレス機は常時ライブビューとメカニカルシャッターとの兼ね合いで、どうしてもシャッターレスポンスが悪くなるという致命的な弱点があります。その点では電子シャッター式のコンパクトデジカメのほうが勝っているほどです。

こういった理由から、これから本格的に写真を始めたいという方には従来からのミラー式デジタル一眼レフがお勧めです。そのなかでも、小さくて軽いK-xのようなエントリークラスが理想的です。先に述べたとおり画質やスペック面では大型の高級機とほとんど差がなくなっていますし、ファインダーの質を除けば差があるのはボディの大きさと重さ、剛性とメカの耐久性くらいです。ただミラーレス機に関してはまだまだ未発展なジャンルでこれからの進化次第では弱点を克服する可能性があります。(※未確認情報ですが、ペンタックスやリコーも来年に向けてミラーレス機を開発している噂があるので将来的には要注目なジャンルには違いありません。)


K-xは一眼レフのサブカメラとしても魅力的です。ぼくはメインでK10Dを使用していますが、サイズはまだしもけっこう重量があって本気撮り以外のスナップ用として持ち歩くには少々かさばって負担です。かといって、コンパクトではいざというときにベストなパフォーマンスを期待できないので、K-xクラスのカメラは非常に魅力的です。しかも高感度性能は軽くK10Dを上回りますから、夜間の手持ち撮影や露出の厳しい条件での動体撮影など時にはメインとしても活躍できる高い潜在能力があります。

上位機種のK-7と比較しても、高感度性能では上回っている可能性があります。画素数こそ劣りますが、K-7のサムソン製オリジナルCMOSセンサーよりもソニー製汎用CMOSセンサーの方が高感度特性は一枚上手なようです。作例を見て画質を比較してみると、K-7はペンタックス自身が設計から関与しているオリジナルセンサーを搭載しているためか、ポジフィルムを髣髴とさせる深い発色の独特な画質、一方K-xは万人受けしそうな非常にニュートラルな発色で、逆にペンタックスらしい個性は抑えられた感じがします。このように、同じCMOS機でもけっこう個性の違いがありますから、その違いを楽しみながら撮影するのも良いかもしれません。
 


今日、ソニーから世界初となる裏面照射型CMOSセンサーを搭載したコンパクトデジカメが2機種発表されました。これによって今まで足踏み状態が続いていたコンパクトデジカメの世界にもブレイクスルーが訪れそうです。以前の記事にも書きましたが、CCDから取って代わった従来の表面照射型CMOSセンサーでは表面に配線層があり、これがギャップになって受光効率が下がるという弱点がありましたが、裏側から受光することによってギャップを挟むことなく直接光を取り込むことが出来るようになり、その結果従来の2倍の感度性能を達成したそうです。気になるお値段も、4万円前後とこれまでの少し高めなコンパクトデジカメと変わりなく思ったよりもリーズナブルです。

この新技術は、画素面積に余裕のない小型センサーほど有効とされているので、これから徐々にコンパクトカメラのセンサーの主流になるものと思われます。これまで、コンパクトカメラにおいてベストな画質が期待できるのはISO200くらいまでで、ISO400あたりからノイズが出始めたりのっぺりして立体感のない描写になりがちでしたが、裏面型になることで一眼デジ並みのノイズ低減とダイナミックレンジの拡大、それによって発色の大幅な向上が期待されます。

大型センサーを搭載する一眼デジに関しては、技術的およびコスト的課題があるようで製品が登場するのはまだしばらく先のようです。もしAPS-Cで裏面型CMOSを搭載された製品が登場すると、同じ画素数で従来型のフルサイズ機に匹敵する性能になる見込みです。まぁ、思ったよりも早く登場したとしても高価な製品であることは想像に難くないので、まだまだぼくのような貧乏人には無縁な存在でしょう。

個人的には、この新技術がケータイカメラに採用されることを望みます。ケータイカメラはデジカメを持っていないときのサブカメラとして重宝しますが、画質に関しては極小センサーにプラスチックレンズとお世辞にも褒められたものではありません。それが裏面型CMOSセンサーの搭載によって従来のコンパクトデジカメ並みの画質まで向上されることを期待しています。そうなると静止画だけでなく、ハイビジョン動画も含めて立派なサブカメラとして活用できるようになります。今使っているケータイは6年前の200万画素カメラを初搭載したモデルですが、その画質については今の基準と照らし合わせると最低限の記録としても微妙なクオリティーです。裏面CMOSセンサーを搭載したケータイが発売されたら、多少の出費があっても機種交換しようと思っています。


   デジカメWatch記事  ソニーDSC-WX1 ソニーDSC-TX1

RIMG8021.JPG今日は札幌まで夏モノなどを買うために出かけてきました。さらに今日はPENTAX一眼レフ期待の新製品「K7」の発売日、さっそく量販店によって触ってきました。

まず最初の印象はとにかく小さい、写真で事前にイメージしていたサイズよりもさらに一回り小さい感じでした。どこかのレポートにもありましたが、持った感じはエントリー機のK-mに近い感じです。本体はマグネシウム製ですが、思っていたよりも重量感は無く、冷やりとした金属的質感もあまり感じませんでした。





グリップは前作K20Dからかなり改良されているらしく、全体に小ぶりながらよく考えられた造形で指が余ることもなくしっかりおさまり良好なホールド感でした。スイッチを入れて視野率100%のファインダーを覗きながら試写、シャッター音は非常に柔かく拍子抜けするほど静でした。続いて連射モードにしてシャッターを切ると、音が静かで分かりにくいのですが、PENTAXのデジ一では今までに聞いたことが無いような小気味よいリズムで連写されます。

いつも使っているK10Dと比較すると、指のおさまりがイマイチなグリップも改良されてデジタル水準器も装備して水平が格段に出しやすくなっていました。また、これもいつも不満だったシャッターレスポンスの悪さも改善され、高速移動する物体を撮影しても失敗する確率がかなり低減されると思います。持った時のバランスが良いせいか、K10Dよりも格段に軽い持ち味で、サイズの小ささも手伝ってかなり軽快に取り回すことができそうです。

今日初めて店頭で触れただけなので正確な比較対照は出来ませんが、K10Dは巷で言われているとおりけっこうじゃじゃ馬なカメラ、対してK-7は小型で取り回しが良く、手の感覚がストレートに伝わって常に意のままに操れる、例えて言うなら飼い主にどこまでも忠実なワンコ?のようなカメラです。今回は初めて手にとってみた全体としての感想は、前評判に違わぬ出来の良いカメラだな~というものです。今までに小型でこれだけの内容を備えたカメラは無かったので、これから市場でK-7がどのように受け入れられるか非常に楽しみです。正直、もしお金に余裕があるなら欲しいカメラですぅ~←贅沢(゚д゚lll)

これまで新製品のK-7をベタボメして、わが愛機K10Dについてはさんざん欠点をあげつらってしまいましたが、それでも発売当時は世界三大カメラ賞を総ざらいした銘機です。K-7はK10Dに比べて全ての面において格段に進化した魅力溢れるカメラですが、仮に今持っているK10DのかわりにK-7を手に入れられるとしても、K10Dはけっして手放したくないカメラです。


RIMG5247.JPGたしかにK10Dは欠点の少なくないカメラかもしれません、実際に撮っていてもグリップのすわりが悪いためか水平を取るのが難しく、撮影する際は傾かないように常に注意する必要があります。他にもサイズの割りに質量があって左のような金属製オールドレンズの長玉を付けるとかなりの重量になります。ぼくのような華奢な腕で長時間構えていたり、肩にかけているとけっこうな負担です。


でもそういったマイナス点が逆に魅力的に感じる時もあります。K10Dは決して使いやすいカメラではありませんが、だからといって表現力のないカメラというわけではありません。むしろ、じゃじゃ馬なところがある分、使い手はより意識的にカメラと接する姿勢が求められます、それがかえって撮影の際の集中力を高めて結果として作品のクオリティを高めてくれるような気がします。

ペンタックスのカメラはどちらかと言うと家庭向きのやさしいカメラという印象を持ちますが、実際に使ってみると、使い手の手元の加減一つを敏感に察知してシビアに結果に反映させる、例えて言うならスポーツカーのステアリングのような繊細な表現力を備えたカメラだと思います。新製品のK-7は、そんなペンタックスのカメラが持つDNAを受け継ぎながらもジャジャ馬さを躾け直した、鋭さと使いやすさを兼ね備えた完成度の高いカメラと言えそうです。

※これから述べるレンズの分解法は全くの素人分解です。これを参考にして起こる事故や損失に対して当方では一切責任を持てません。大切なレンズのメンテナンスは信頼できるプロの業者に依頼することをお勧めいたします。


RIMG8004.JPG先日、リサイクルショップからサルベージしてきたEBC FUJINON 55mmF1.8のレストアが完了しました。→買ってきたときの記事はこちら。

分解の手順などは、詳しく紹介されたサイトがありますのでそちらをご参照ください。いたって普通の分解手順で、簡単にバラすことが出来ました。ただ一つ注意することは、初期型と後期型で若干パーツ構成に違いがあるためか、先の分解方法を記したサイトのとおりに分解を進めても、絞りユニットまでスムーズに外すことが出来ませんでした。ちなみに、ここに紹介しているのが初期型で、先のサイトで分解方法を紹介しているのが後期型です。




RIMG7958.JPGイモネジを精密ドライバーで緩めて飾りリングを外し、カニ目レンチを前玉ユニットの外側の溝にはめて廻すと、前玉ユニットが外れます。後ろ玉は、ゴム手をはいて廻すと簡単に外れます。通常のレンズ清掃のみならここまでで充分です。





写真では、ヘリコイドのグリスアップのために、ピントリングを外していますが、これをやると無限遠の位置がずれてしまいます。もし必要ならば、きちんともとの位置をマークしてから外すことをお勧めします。ここまで分解したあと、絞りリングを分解しようとマウント周りの分解に進みましたが、それが原因で絞りユニットの位置がズレて絞りがスムーズに作動しなくなりました((( ;゚Д゚)))

力技で絞りユニットを外そうとしましたが、思いとどまって冷静にユニットの位置を直しました。今回はそれで事なきを得ましたが、深追いは禁物ですね。レンズに付いた若干の点カビを無水エタノールで除去し、レンズクリーナーで磨いてから元通りに組み立てて完成です。

RIMG7986.JPG前の記事にも書きましたが、このレンズには自動絞りの切換スイッチがありません。純正のマウントアダプターKでは絞りを調節することが出来ません。

そこで、近代インターナショナルの絞りピン押し機能付きのアダプターを通販で購入しました。送料込みで6,240円なり、3,000円で拾ったレンズにさらに2倍の額の投資です(笑)



RIMG7993.JPGこれだけではまだこのレンズをデジタルで使うことが出来ません、例のフジの独自規格のツメが残っています。このツメ、悩んだあげくすっきり削ってしまいました。

ある意味、文化財であるオールドレンズに復元不能な手を加えたくはなかったのですが、もとがカビジャンクですし素人分解によって精度も落ちてるので、完全なMyレンズとして使い倒すことにしました。買ったアダプターもこのレンズに付けっぱなしで使おうと思います。(※純正アダプターではカメラに負担がかかるので不向き)





RIMG7989.JPGその他にも、ヘリコイドのグリス交換、あわせて無限遠をテキトーに調整など、様々なテマヒマをかけてようやくK10Dに装着することができました。デジタル一眼レフに付けても違和感はありません。

さっそくテスト撮影をしてきました、作例は後半にて。



カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ご来客数
ブログ内検索
プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
最新CM
[03/29 鈍行翼]
[03/29 北海道鉄道観光資源研究会 永山]
[07/14 鈍行翼]
[07/13 Mori]
[09/17 鈍行翼]
[09/13 神山卓也(リンク先は「美唄鉄道旧東明駅訪問記」)]
[10/15 鈍行翼]
[10/07 チョッパ]
アーカイブ
アクセス解析
フリーエリア
最新トラックバック
忍者ブログ [PR]