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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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今日は南空知界隈をドライブしてきました。

馬追の丘の上からの眺めが素晴らしかったです。

遠くの夕張岳は真っ白な雪でまだ覆われたままです。




一つ目の目的地はここ。

一見何の変哲もない空地ですが、何とここが赤い電車の保存されるファームレストランの建設予定地と思われる場所です。若干フライング気味ですが待ちきれなくなって来てしまいました (汗)

※公開前なので詳しい場所は伏せておきます。



 
まだ区画工事が始まったばかりのファームレストラン予定地を後にし、近隣の旧万字線跡地の遺構を巡ることにしました。

旧万字線を偲ばせる最大の遺構である旧朝日駅に20分ほどで到着。ご当地の至宝B20型ミニSLはまだ冬囲いの中で眠っていました。




廃止から30年の歳月を経ていながら、古の木造駅舎は 綺麗に整備され現役時代の面影を十分に残しています。

廃止後ですが、この場所は幼児期にはじめて訪れてから何度も来ているお馴染みの場所です。




 
先ほどのB20型SLの展示線を兼ねたホーム前後に線路が残されています。終点万字炭山方面に向かって伸びている線路を眺めていると現役時代の情景が目に浮かぶようです。

炭鉱全盛期はC11牽引の客車列車が、閉山後の末期はキハ40の単行列車がコトコト走っていたようです。




旧朝日駅を後にして美流渡方面へ向かう途中で小さな河川を渡る橋梁の跡を発見しました。

旧万字線は沿うように流れる幌向川を何度も橋梁で超えていましたが、そのほとんど全て跡形もなく撤去されています。橋台のみとはいえ原型を留めているこの遺構は貴重なものです。

 


沿線最大の市街地である 美流渡地区とその先のメープルロッジスパを通過し終点一つ手前の万字地区に到着しました。

終点の万字炭山駅は最近まで現存していましたが今は土台しか残っていません。写真の万字簡易郵便局はかつての万字駅舎そのもので役割を変えつつ今でも現役です。




旧駅舎の簡易郵便局の横の空地から裏手に回ってみると、ホーム跡へ続く階段に近づくことが出来ました。

万字線の旧線路は集落よりも一段低い低地にあり、現役時代は改札を抜けた直後にこの階段を下って旅客ホームへ行き来していました。





再び旧駅舎横の斜面から線路が敷いてあった構内を見渡します。

およそ100年前に万字炭鉱の石炭を輸送するために軽便線として開通して以来、本線と接続する側線や機関車庫、ターンテーブルなども備える運行の拠点として機能していました。末期は一日数本の気動車が通過するだけの棒線駅となっていたようです。



 
万字地区からの帰路の途中、美流渡の集落の近くにある民家の屋根上に鯉のぼりがたなびいていました。炭鉱が閉山した後も旧万字線の沿線には果樹農家を中心に温泉施設や病院など人がまとまって暮らす町の機能が維持されています。家々の屋根の煙突から白い煙がたなびいている様子を目にするとなぜかホッとします。





遺構を撮影中、振り返ると岩見沢ターミナル行き路線バスが通過していきました。

乗客は全く乗っていない空気を運んでいる状態で何だかもったいないような気がしました。路線名は鉄道を引き継いだ万字線ですが、現在は終点の万字よりも手前で折り返しています。




かつて万字線が接続していた室蘭本線を走るキハ40系2両の岩見沢行き普通列車と遭遇しました。

ダイヤよりも数分遅れでやって来た列車を踏切横から狙いましたが正面カットは目測を誤って見事撃沈の結果でしたorz久しぶりの動体撮影で感が鈍っていたようです。




今日は春の行楽シーズンの本格的な到来を前にして赤い電車の保存予定地の偵察と旧万字線の遺構めぐりをしてきました。



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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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