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すすきのにあるロビンソン百貨店が今日をもって閉店しました。昨日、見納めにほんの少しだけ様子を見てきました。
ぼくがまだ小さかったころ、そのときはまだヨーク松坂屋と呼ばれていましたが母親に連れられて来たことを思い出します。地下鉄の改札を出たすぐのところに入口があって、そこから店内に入りエレベーターに乗ってたしか当時5,6Fにあったおもちゃ売り場に行くのが楽しみだったことを覚えています。特に地下からエレベーターに乗ったときに地上に上がった瞬間視界が開けてどんどん上昇してくのが大好きで行く度に乗ろうとせがんでいたようです。そんな思い出深いデパートでしたが札幌を離れてから足が遠のき、いつのまにかロビンソンと呼ばれるようになってついに今年百貨店としての歴史に幕を下ろしました。
(以下、つづく)
ほんの少しですが閉店一日前の昨日の様子を載せておきます。
地下鉄すすきの駅にある地下街入口。
1F入口に掲げられた閉店セールの掲示。
BGMにスピッツのロビンソンが流れていました、スピッツは中学生の頃から好きだったのでちょっと嬉しい演出でした。
お客さんの入りは予想以上で入店制限も行われていました。
廃止路線のサヨナラフィーバーでも思うことですが、このお客さんの半分でもいつも利用していれば続けていけそうです。
今や完全に車社会を反映した郊外大型店の時代ですから、その流れには逆らえないのでしょうね。かつてデパートというものがもっと輝いていた時代をかろうじて知って育った者としてはやはり寂しいことです、その頃はデパートへ行くといことはもっとワクワクすることだった気がします。その当時は子供の目から見ても、お客さんも店員さんも今よりもずっといきいきとしていたように思えますし、人々の間に心の豊かさがまだ確かにあったのだと思います。今の郊外型店舗のほうが品揃えも安さも店の構えもずっと洗練されたものですが、あの頃のようなワクワク感や豊かさというものが感じられません。
時代が逆戻りすることは決してありませんし、ぼくのようなまだ若い者があの頃は良かったなぁ~などとボヤイても始まらないのですが、今の乾いて冷え切った時代から本当の意味での豊かさを回復するためのヒントがあの時代の空気の中に確かにあるような気がしてなりません。ロビンソン閉店後もスーパーが入って営業を続けるようですが百貨店ではなくなっても引き続きすすきのの顔としてがんばってほしいものです。
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発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」