北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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お誕生日おめでとう!
何となく自分で言ってみましたが、かなりマヌケですね、、、(^^;)
今日はめでたく・・・?28回目の誕生日を迎えました。
て、全然めでたくありません・・・(--,)
そろそろ後戻りできない年頃になってきました~(笑)
今、これを書いている最中に夕刊が届き、一面に目を通したのですが、どうも経済の雲行きが怪しくなってきたようですね。
ギリシャの財政問題が予想以上に深刻なようで、賃下げや解雇に反対する公務員がストを起こして暴動にまで発展、死傷者も出ているようです。
さらにユーロ圏で経済情勢が厳しい国はギリシャだけではなく、ポルトガルやスペインもかなり深刻な状態のようです。
この先、近い将来にリーマン・ショックを上回る世界的な経済恐慌が起こるとすれば、中国のバブルか、アメリカの財政とドル下落、日本の財政破綻かと目されていますが、もう一つ、ヨーロッパのユーロ崩壊というシナリオが一歩現実に近づいてきたようです。
こういった世界的な財政と経済問題は、単純に各国政府の無駄使いが原因とか、行き過ぎたマネーゲームによるバブルが原因だと単純に言い切れるものではありません。これらはみな、戦前の列強による軍国覇権主義に変わって世界を支配してきた市場原理主義経済の構造自体が、その長年の歪が積み重なって、もはやどうすることもできないほどになってしまったことが原因です。
冷静に考えてみると、世界中のあらゆる国々の通貨や産業、資源や貴金属、食料に生活の糧にいたるまで全部数珠つなぎにして相場にかけられているわけですから、無茶といえば無茶ですよね。一般の民の伺いしらないところで、一握りの投資家たちが目を血走らせながら売り買いしている、言い換えればそういった方々の強欲のバランスで世界の安定が成り立っているわけですから、考え始めると背筋が寒くなってきます。
一般人が伺い知らないところで、、、といえば、日本が先進国で一番の借金大国でありながら財政破綻しないだろうと言われている根拠は、郵貯をはじめ国民の総資産が借金の総額を上回っているために、いざとなればそれを廻せばなんとかなるという理由だそうで・・・これもよくよく考えてみると、いったい国民が自分たちの資産で国の借金を肩代わりすることにいつ同意したんだ?と、首をかしげたくなりますね。何だか最近は約款やら同意事項やら、意に反して約束させられることが多い気がします。
そういった状態に追い込まれる現代経済の仕組みについて何度か知ろうと試みてみましたが、やっぱり難解ですね~。ぼくのスモールサイズの脳ミソで理解するのは至難の業です(--,)
そんなぼくの乏しい認識力の中で何とか理解出来たことは、この複雑怪奇な市場経済の要を担っているのが、各国の中央銀行を頂点とする銀行同士のネットワークからお金が生み出される信用創造という仕組みであることです。信用創造については高校の教科書にも基本的なことが書かれていますが、今一度知りたい方はこちら。信用創造について、ここで一から解説するのは非常に骨が折れるので割愛しますね(^^A)
一般庶民の感覚からすると、自分が手にしているお札の価値が、実際には常に伸び縮みしている事実に何だかピンと来ないですね。そうして信用創造されたお金を元手に経済活動が営まれて、一方では株式や為替、資源や食料などあらゆるものが市場で取引されることを通して、たえまなく利益追求と新たな貨幣創造が繰り返されてきたわけです。その結果、実体経済の実に100倍とも言われるお金が世界中に還流するようになってしまったのです。
つまりは、今、世界中で財政難とか金融危機などで揺れている一番の要因は、無駄遣いでもマネーゲームでもサブプライムでも不景気でも無く(もちろんそれらも主だった要因の一つではありますが)こういった経済構造全体の歪みにあり、例えるなら世界全体がいつかは破裂するであろう特大の風船の中で営まれてきたことにあると言えそうです。それはもちろん、かつて日本が経験したバブルなんか鼻ちょうちん程度の、もはや比較にならないほど巨大なバブルです。
そうやって膨張を続けるマネーに対して、各国の金融当局が対応出来る手段が尽きようとしていることが、さしあたっての状況でしょう。今回のギリシャの財政危機で一気に世界経済が沈没することはないでしょうが、今後もギリシャに続くような国がいくつも出てくると、さすがのユーロも持たないでしょう。中国のバブル、アメリカの財政、そして日本の財政状況も来年度からはいよいよ危険水域に突入すると言われています。世間では米軍基地や与党のすったもんだでモメていますが、本当はそれどころではないハズなのです。一説によれば、上海万博会期中は安心だから、それまでにすべきこと、したいことはやっておいた方が良いなんて見方もあるようです。もう、むちゃくちゃな話ですが、、、(--,)
世界の情勢が後戻りできない状況に突入しそうな最中、塵芥並の自由人が一人、自らの人生もまた、もはや後戻りできない境涯に追いやられたことを悟る、、、そんな感慨を抱いた28回目の誕生日でしたorz
(次回は経済のネタに付いてもう少し書いてみようと思います、つづく。)
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性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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