北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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相変わらず寒いです、、、こういう天気は身体に応えますし気分も塞ぎがちです。
甲状腺疾患を抱えている人は大なり小なり避けられないことですが、この果てしなく続くような疲労感も何とかして欲しいですね。
気温が極端に低い日や低気圧が近づいてくるといつもこうです、、、
もう数えきれないくらいに繰り返していることなので、今さらボヤいたところで何とかなるわけではないことは分かり切っているのですが。
でも、体の不調だけは何度繰り返しても慣れるものではありませんね。それでも何年か前は、こうしてPCに向かってボヤく余裕すら無かったわけですから、今は随分良くなったものです。
病気と向き合いながら治していくことは、とても時間がかかる長い道のりです。無理なく出来ることをしながら時間を無駄にせず、一方でどうにもならない時はジッと耐えながら待つ。それを辛抱強く繰り返しながら、少しづつ良くなっていくことを信じる、ただそれだけなんですけどね。人間の心というものなかなか思う通りにはならないものです、分かってはいてもしんどい時はしんどいものですね~。
今日はそんな浮かない気分の日ですが、自分のこれまでの病気の経過について、少し考えながら綴ってみたいと思います。
☆
今の自分の状態をつぶさに観察すると、体は疲れてしんどい筈なのですが、頭の方は逆に(変に?)冴え渡って次から次へと思念が湧いてきては何かを形作って休むことを知らないところがあります。ゆえに365日、起きている時間は、時には寝ている時も何らかのことを考え続けているという、我ながら実にやっかいな性分を抱えていると思います。
それはすでに病気ではないかと思われるかもしれませんが、それで今まで特に問題も無くバランスが取れてますし、別に支離滅裂な妄想やもはや誰にも理解不能なことを考えているわけでもありません(^^;)
たしかに、ぼくは精神にも少なからぬ影響を与える病気を患っていますから、その分ではたしかに病気なのですが、経験則としてここまでがセーフ、この線を超えたらアウト!という境界がはっきり分かります。
それはあくまで、ぼくが長年自分の病気と向きあってきた主観的な経験による判断なのですが、そこから人間の心と体の関係について、おぼろげながら分かってきたことがあります。でも、ぼくはその道の研究家ではないので、それらを具体的にかつ的確に説明することが難しいです。
何よりもぼく自身の病気が沈静化してきたとはいえまだ現在進行形ですし、もう少し時間が経って自分自身の症状や過去の経過についてもっと冷静に振り返られる余裕ができたときに、今よりもはっきりと分かりやすくまとめることが出来ると思います。以下に、現時点で思いつく限りのことをまとめてみました。
☆
一般的にストレスによって心身に負担が溜まりすぎて何らかの病気になると言われています。ストレスが体や心の不調に多大な影響を及ぼし病気の原因になっていることは間違いないと思います。しかしここで単純にストレスを絶対悪視してそれさえ取り除けば健康になれるという考え方には大変な落とし穴があります。
ストレスを貯めすぎれば病気になります、そこでストレスを溜めないように常にストレス解消を心がけます。でも、それはストレスを刺激で紛らわすことを繰り返すことで脳に依存耐性を形成し、ストレスに対する刺激の要求を徐々に高めていきます。そして限度を越えてしまうと依存症という病気になります。また、そういった極端な状態になる前に、加齢などで体力が減少しているのに刺激を求める行動が逆に増加して、気がつかなういうちに心身の負担がたまり病気になることもあります。
単純に言えばバランスが大事ということになりますし、多くの場合はそれで十分です。でも実際にそういった病気になった場合やその予備軍に入ってしまった場合は、もう少し突き詰めてか考える必要があります。上に書いたことは薬の依存耐性にもあてはまります。症状を改善したり、その原因を排除する理論だけで睡眠薬や向精神薬を使用し続けると、その時は改善しても長く使用するうちに依存耐性が出来て、服用量を増やすかより強力な薬を使わなければ効かなくなり、やがては全く効かなくなってしまいます。こういった問題を現在の医療では、ほとんど解決することができていません。
☆
ぼくは病気が一番ひどかった時に、主の甲状腺疾患のみならず様々な症状に悩まされていました。それらを何とか改善しようといくつもの病院を掛け持ちして、様々な薬を服用していましたが、どれもみな気休めのようなものに過ぎず、それを数年間も続けていましたが、かえって体調は悪化してしまいました。その時に、もう薬や医者に頼ることはやめて自分の責任で自分の健康を管理しようと決心しました。(※ここで誤解なきように補足しますが、ぼくは現在の治療法を全否定したり、病院にかかることを辞めるべきなどと主張するつもりは全くありません。あくまでも、ぼくは自分の病気に対してそういう選択をしたという事実と、病気は決して画一的なものではなく、一人一人の症状や過程、環境にあわせてケースバイケースに判断する必要があることを述べているだけです。)
そうしてから体に蓄積された薬がほぼ抜けきって落ち着くまで、さらに数年の月日をようして今に至ります。そういった前後の長い過程の中で、病気や健康にどう向き合って直接何をするか以上に大切な事があることに気がつきました。それは、自分のこれまでの人生と心の在り方について、とことんまで向きあって理解することです。ぼくは何年もかけて、新旧の作家、哲学、仏教、聖書、はてはスピリチュアルにいたるまで、自分の心が求める書物を読んで学び、自分が納得いくまで答えを求め続けました。その過程の中で、それまでは理解していなかった自分の一面や、知ることの叶わなかった人として大事な知識を一つ一つ会得することができました。
そうしたことと関連づけながら、病気というものを見つめ直してみると、単にストレスやその原因、治療法というだけに留まらず、自分の人生や心の在り方に密接に関係していることが見えてきました。でも、ここで要注意なことは、宗教や哲学、その他あらゆる思想それ自体が救いになることは無いということです。また、そういった知識を得たことで、自分が特別な存在になったかのように思い上がったり、全ての事物を理解して自分の考え一つで見なせるようになったなどと思い違いをする危険性があります。ぼくがそういった考え違いに陥ると、その結果は全て自分自身の苦しみや痛みとなって即座に返ってきたことは幸せなことでした。本当に大切なことは、自分を支え守ってくれる身近な人の存在とその愛です。ぼくを傲慢と孤独の淵から引っ張り上げてくれた者は、そういった身近な人達を通して届けられる愛の存在以外に思いつきません。
古今東西のあらゆる良い宗教、思想、哲学、作家の言霊はそういった愛の実在を知る道程を指し示すための手引書なのだと思います。ぼくは最初から愛など求めていたわけではありませんでした。ただ嘘偽りの無い真実が知りたかっただけです、それがたとえ自分にとってどんなに都合が悪く苦しい事実だったとしても。それを求めてぼくは自分が気が済むまで葛藤することができました。そして、その長く苦しくも幸せに満ちた青春を通り抜けて、今では何かと抗いながら迷う必要もなくなりました。あとは自分の人生を小さくともどこかで活かし切ることだけです。具体的には、ぼくが知り得た全てのことを今取り組んでいる創作活動を通して、それを必要としている人に伝えることです。そして、そのことを通して自立できることが最終目標です。今まで散々苦労をかけた両親に早く恩返しできれば、これほど幸せなことはありません。
☆
思いがけず長文になってしまいましたが、頭に溜まった思念や心にこもった思いを、ここに吐き出すことができてスッキリしました(^^)
どんなに気持ちがあっても、現実は依然、先行き不透明なままですが、たとえどんなに厳しい現実が待ち受けていようとも、あくまで前向きに自分を信じ切れるかどうかです。
来る日も、来る日も考え続けて、もはや頭の中はブッ壊れる寸前ですが、そのブッ壊れ気味の頭でも何とか創作を続けていこうと思います(爆)
まずは、自分の創作のスタンスを確立する雛形を完成させることが当面の目標です~。
駄文、長文、最後までお付き合いいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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