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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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ダイヤ改正前最後の日を迎えました。

御存知の通り711系運用の約半数が今日の運行をもって終了となります。

すでに明日からの運用の兼ね合いで一部の列車が一足早く721系で運行されているようです。

711系運用の中で花型列車とも言えた小樽→旭川間のロングラン運用も今日で最後の予定です。

朝の旭川行2151Mはあえて自宅近くから微かに眺めるだけで見送り、午後の折り返し回5238Mを地元らしい風景の場所で撮ることにしました。



 
美原大橋をバックに江別←豊幌間を走る回5238Mです。

やや難しい真横カットでしたが一般色+復刻色の組み合わせを一枚の中に記録できて満足しています。明日からはこの列車も後任の721系6連に置き換えられているのでしょう。





列車が通過する直前まで構図に悩み使用するレンズを吟味していましたが、以前に来た際に使用した35mm(=フィルム換算で約52mm)の手堅い選択が結果的に功を奏しました。

自分にとって最後の撮り納めの一枚とあって自宅を出る前からあれやこれやと考えていましたが、現場に着いて構図探しや練習をしているうちにあっという間に本命の列車が接近してきました。

緊張しないように肩の力を抜いてからカメラを構えると早くもファインダーの中を6両編成の列車が真横に走り抜けていきます。

最初のシャッターポイントに差し掛かったところで一枚切り、すかさずファインダーを横に流しながら1枚、2枚、3枚と切り続けたところで最後の回5238M711系6連はすでに走り去ろうとしていました。

いつもこうなのですが、長年慣れ親しんだ列車の最後は本当にあっけないものです。

明日からは若干寂しくなった現実を受け入れなければなりませんが、それもこの道を愛好するうえでの宿命のようなものかもしれません。

それでも今日の晴れ姿を自分としてはベストな形で残すことが出来て本当に良かったと思っています。

いずれ実物の列車は走り去ったとしても、その魅力とエッセンスはそれを知る人たちの記憶の中で決して色褪せることはないと思うからです。

赤い電車こと711系電車の終盤の第一幕が降りようとするその時その場で立ち会えた縁に感謝しています。

まだしばらくの間、活躍の機会が残されている時間をこれまでどおり見守っていこうと思います。
 

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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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