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北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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赤い電車運行最終日前日の本日朝の札幌行144M普通列車に最後の乗車をしてきました。

以下その時の模様を写真を交えてダイジェストでお見せします。

野幌駅8時15分発の赤い電車の普通列車が到着しました。

前日、最後の原野詣でにてお世話になったS-113編成が先頭です。

空港ヘッドマークとお似合いの青空が顔を見せてくれました。





 
相方は想定通りの復刻色のS-110編成でした。

乗車する前に急いで記念の一枚を撮影。

地元駅の日常風景の中をこの復刻色編成が通りすぎるのも今日が最後ですね。




 
何事も無く乗車してデッキに陣取ると間もなくドアが閉まり発車しました。岩見沢始発なのでボックスシートはすでに満席状態でした。

それでも眺めのいい最後部デッキに立てたのでよしとします。高架線の上から眺めるわが町の姿も記念にパチリ。



 
途中、途中の駅のホーム端は同好のお見送りの方々で賑わっていました。沿線の馴染みの撮影場所にもそれなりの人数で駆けつけていたようです。

車掌さんがいない時を見計らって後部車窓も記念に一枚。





厚別を過ぎた辺りからラッシュアワーと名残惜しみの乗客が一緒になって白石に到着する頃に乗車率はピークを迎えました。

ややギュウギュウに近い状態で白石を発車し豊平川を渡り終えて隣の千歳線の線路を走る789系すずらんとしばらく並走している間に苗穂に到着しました。

さらに窮屈になることを覚悟していましたが、思いのほか多くの乗客が苗穂で下車してスペースにやや余裕ができた状態で発車しました。

車窓から見える苗穂工場では先にリタイアしたもう一つの復刻色S-114編成最後の1両の解体が今正に終わろうとしているところでした。

他にリタイアした2編成も並んで留置されている姿からもその時が来たことを実感させられます。

それほど悲壮感を感じさせることもなく列車は軽やかな足どりで終着札幌駅手前のポイント群を渡り始めました。

車掌さんの乗り換えアナウンスを普段通り聞きながら札幌駅3番ホームに到着しました。




乗客が降りて車内見回りが始まる僅かな時間に持ってきたブツを並べてささやかな企てを実行しました。711系現行色が登場すると同時に名付けられた「くる来る電車ポプラ号」の愛称版グッズの登場時のモノとさよなら企画のモノを一緒に車内で並べてみました。手早く済ませて車掌さんの車内見回りが始まる直前に撤収しました。




 
札幌駅到着後はプチ撮影会の様相でした。

毎度おなじみのパターンながら撮るべきカットを撮りながらホーム先頭へ向かいます。

他の人の迷惑にならない程度に急ぎました。







札幌駅ホームにて駅員さんと絶妙な位置でツーショット写真が撮れました。

長年活躍した赤い電車と鉄道員の方々との関係を象徴する一枚が最後に撮れて良かったです。


駅員さんの足元の磨かれた革靴がいい味出してますね。






 
駅そば屋さんとの組み合わせも今日と明日で最後です。

急いでいる時の腹ごしらえにはここが一番です。

今までどれだけお世話になってきたでしょうか。







お決まりの連結面も一枚撮っておきました。


赤い電車は昭和42年の試作車登場以来、全車左の濃いローズピンク一色の塗装でした。国鉄末期の昭和60年台に札幌圏の大幅な列車増発に合わせたイメージチェンジにより右の現行塗装へ全車衣替えされました。印象の異なる2色の塗装の電車が同時に運行されていたのは塗替え期間のごくわずかな間だけで、全車塗り替え後は試作車の引退イベント時の回送を除けば近年の復刻色登場まで見られない光景でした。





 

これもとりあえず撮っておいたという一枚です。


札幌駅の駅名アンドンとの文字通り異色どうしの共演も見納めです。


赤い電車の目の冴えるようなインパクトのある塗装はどこでも強烈なコントラストが醸しだされます。
 
 
 
 
 
 

いろいろ撮りながらホーム先端まで移動するとすでに数人の同業の方々がスタンバイしていました。何とか隙間に入れさせてもらい、レンズを標準から望遠ズームに交換し終えて構えたところですぐに発車の汽笛が鳴り出しました。ピントも露出もしっかり合わせる間もなくどうにか撮った一枚です。





 
体勢を立てなおしてから落ち着いて構図、露出、ピントの順に合わせながら撮った一枚。

ちょうど復刻色編成の顔とヘッドマークに日があたってイイ表情で撮れました。






 

縦構図で粘ってもう一枚。

これ以上はズーム倍率が足りなくて無理でした。

背景にまだ雪が残る大倉山のジャンプ台が写りこんでくれて札幌らしい一枚が記録出来ました。

前日のカットが雪景色の原野と夕闇の発車シーンだったので最後に日の当たった明るいカットで締めくくれて嬉しいです。

これが自分にとっての復刻色編成の撮り納めとなりそうです。






先日の岩見沢駅構内のイワホにて赤い電車企画展の展示物越しに本物の赤い電車が発着する様子が見られました。岩見沢を明日の朝7時49分に発車する144M札幌行で正真正銘ラストランとなりますが、ここイワホでささやかな送別ライブが開かれるようです。終点札幌駅でも横断幕で出迎える送別イベントが予定されています。明日は地元界隈で静かに最後の列車を見送ろうと思います。




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HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。

発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。

写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s

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