北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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今年は例年よりも一月遅れで来道してくれたおかげで、ルピナスのシーズンとも重なってこのようなコラボが実現しました。いろいろな偶然が重なったり、ある人の親切によってこんなに良いカットを撮ることが出来ました。とりわけてぼくの普段の行いが良かったわけではないのですが、、、今日の幸運には素直に喜びと感謝を捧げたいと思います(^_^)
East i-Dはご存知のとおりJR東日本が所有する総合検測車です、このディーゼル仕様のDタイプのほかに見た目がそっくりな電車タイプのEと「こまち」に似た新幹線仕様があります。JR北海道は国鉄以来の軌道検測車マヤ34型は所有していますが、架線や信号などを検測できる車両は持っていません。そこで毎年一度、JR東日本からこのEast i-Dを借りて道内主要路線の検測を行っています。ところがダイヤが非公開なため、毎年来ることは分かっていても、なかなか捉えるのが困難な列車です。去年も一昨年もスルーして、今年は三年ぶりに会うことが出来ました。来年も出来ればどこかで会えるといいのですが、それは来年の運しだいということですね。
それにしてもこのEast i-Dは他のどの車両にもない個性的な外観をしています。普段目にするJR北海道の車両はステンレス製で角ばったデザインに塗装もクールな寒色系ですが、East i-Dはアルミ製の丸みを帯びた車体で白の全面塗装に赤のライン、低床運転台の個性的な顔など、ことごとく対照的で新鮮な印象を受けます。検測車ですから当然装備も特殊なもので、気動車なのに付いているパンタグラフや屋根上の測定窓、キクヤの測定用台車などに目が行きますが、キヤに付いている通常仕様の台車も他に例がないオリジナルなものです。JR東日本の電車や気動車の台車は209系以来、無駄を極限まで省いたシンプルな構造の台車を採用していますが、East i-Dの台車は重心を下げた太いフレームに小ぶりですがしっかりとした軸箱支持装置を装備していて、ブレーキも車輪表面にディスクを装備した立派なものです。このような足回りとなった理由は、おそらく内部に搭載している精密な測定機器群を振動から守るための措置ではないかと推定しますが、その分乗り心地もかなり良いのではないかと想像してしまいます。
その個性的なデザインといい、足回りの仕様といい、East i-Dをこのまま非営業の検測車で終わらせるのは勿体無い気がします。まったくありえない妄想ですが、このデザインで2両編成くらいのローカル線快速用のハイグレードな気動車に仕立て直して量産すれば、見て格好よし乗って快適のステキな列車になると思います。そんな列車が、札幌と山線のニセコや富良野方面などの観光輸送用として走ったらいいのになぁ~と夢見てしまいます、子供じみた発想ではありますが・・・(^^A)
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短焦点ではどうしても構図に制限がつきますが、手元で自由に画角が変えられるズームを活かして普段は撮れない構図を積極的に試すことが出来ました。
あいにくの空模様でしたが、ネガの深い発色にも助けられてルピナスの色合いがキレイに出てくれました。デジタルに比べていろいろと不便ではありますが、たまにフィルムカメラでスローに撮影してみるのも良いものですね。
今日はレンズを望遠から準広角に持ち替えて撮影しました。線路際手前のルピナス畑もピークをむかえ、原色先頭のDDとイイ感じでコラボしていると思います。
今日は同業の方とご一緒の撮影で、しばし歓談となりました。写真の原色DDの話題をはじめ、ここ最近の興味深い話を聞くことができてとても楽しかったです。残り3両となった原色DDのうち1064号機が休車状態で、稼動しているのは僅か2両というほんとうに末期状態らしいです。来年も運良く1080レがDD重連で残ったとしても、おそらく原色はもういないでしょうから、ぼくにとって今日のカットは後々に思いで深い大切な一枚になっていると思います。
完全引退が間近に迫っている原色DDだけではなく、写真後ろのA更新もそう遠からず何らかの動きがあるようなので、近い将来に北海道における貨物のDDはB更新のうち必要な分だけが残るという状態になりそうです。それでも長らく続いたDFの新製が来年度は2両に止まり、それ以後は打ち止めされるという噂もあるらしく、もうしばらくは北の大地におけるDD貨物の活躍が見られそうです。
予報では昼から雨天だったのですが、夕方1080レの通過時刻まで好天が続き、思ったとおりのカットを撮ることが出来ました。今回は良い方に予報が外れてくれて激Vで~すv(^^)v
去年はルピナスのシーズン中はへばっていて撮影もままならず、、、そうこうしているうちに重連運用は解消されてしまい、もはやDFに機種変更かと思われた今年の冬に奇跡の重連復活。おかげさまで諦めかけていたルピナスとDD重連のコラボをゲットすることが出来ました、いろいろな意味で感謝×2です。
今回はオーソドックスな構図で手堅く収めましたが、今度行く時はレンズを標準系に変えて変則的な構図にもチャレンジしようと思っています。ルピナスのピークもあとわずかで過ぎてしまいますが、残り少ないチャンスを出来る限り活かしたいものです。
PS:そういえば、今日の日中とうとうやってきたようですね、海を越えてきた白い来客が。某掲示板に目撃情報が寄せられたそうですが、ぼくはまったくノーマークでした。こういう情報には疎いので、今年彼らに会えるかどうかはまったく運まかせです。
この場所は、毎年6月になるとルピナスの群生地が姿を現します。美しいお花畑とまではいきませんが、大麻の桜とならんで、江別市内の単調な撮影地に季節の変化を与えてくれます。
今日は1080レに間に合うように家を出ましたが、着いた頃に天気が崩れ始めて、本番の時間にはご覧のとおりの曇天になっていました。天気予報では午後三時から曇り始めるとされていましたが、ほぼぴったしの時間に雲が出始めて、あっというまにお日様が隠れてしまいました。なんだか、当たってほしくない場合に限って予報が的中するのは気のせいでしょうか。
去年はルピナスのシーズンに撮影は叶わず、出来うるならば、DD重連が健在な今年のうちに弊ブログのタイトルカットのような光景を収めようと思っているのですが・・・こればかりは天気と運しだいですね。来週からは天気が回復するそうなので、体力が続く限りせっせとチャリンコで通って撮影に勤しみたいと思います。
これだけの大都市圏の通勤路線が、今まで非電化のまま残されてきたのが不思議なほどです。
学園都市線はご存知のとおり、正式名称は札沼線でもともとは札幌の隣の桑園から留萌本線の石狩沼田までを結ぶローカル線でした。昭和47年、新十津川から北の区間が廃止されて現在の区間になりました。かつては全区間に渡りひなびたローカル線でしたが、1980年代以降、札幌市のベットタウンとして急速に沿線が開発され、それにあわせて駅を新設、列車本数も大幅に増便されました。さらに現在までに桑園~新琴似間を段階的に高架化、あいの里教育大前まで複線化されています。
高架線や駅舎など地上設備は大幅に近代化された学園都市線ですが、車両は90年代に余剰になった51系客車を改造して気動車にした御当地名物PDCと、元急行用だった車両など通勤化改造したキハ40系が主力です。これら国鉄以来の旧式気動車が、大都会の高架線の上をエンジンを唸らせながら重苦しく走っている姿はなんともミスマッチです。
マニア的見地からすると、ここでしか見られない個性豊かな車両が何よりも魅力的ですが、毎日通勤や通学など生活の足として利用している人たちにとっては不便としか言いようのない代物でしょうね。ぼくも実際に、学園都市線の夕方のラッシュ時に乗り合わせたことがありますが、ロングシートのキハ48がまるで護送車のように感じるほどの圧迫感と鈍重さでした。
そういった意味でも今回の電化は毎日利用する一般の利用客の方々にとって、待ちに待った朗報と言えるのではないでしょうか。札幌圏の通勤路線のうちで、地下鉄も含めて他の路線と比べた時のサービス格差はダントツなのは明らかですから、電化されることで利便性と快適性をあわせて大幅なサービス格差解消につながることでしょう。
PDCはじめ改造気動車の見本市のような、稀に見る通勤非電化路線の一時代に終止符が打たれるのは寂しい気もしますが、ここ最近明るい話題の少なかった道内の鉄道で久しぶりの進歩的な話題だけに、今後どのように変化していくか非常に楽しみです。これからの学園都市線から目が離せません。
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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