北海道の鉄道とか写真の話題など、、、日々の徒然を独り言のように細々と発信してみるブログ。小説作品執筆中。
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昨日は朝一の送迎付きで本当に久しぶりの撮影を楽しんできました。
お目当ては電化後の学園都市線のスター列車、朝の赤電こと711系普通列車です。
学園都市線が本格的に電化されてから1年以上経ちましたが、なんとこれまでごく近場にも限らず、一次電化直前の気動車列車名残惜しみ乗車以来、一度も乗ったり撮影したりしていませんでした。
ネットや書籍で見られる情報や写真の数々を見てお茶を濁してきたわけですが、昨日ようやく朝の711系普通列車の記録と合わせて撮影が叶いました。
秋蒔き小麦の畑が拡がる石狩太美~石狩当別間を走る711系6両編成。
幸運にも来てくれたのは2編成しか無い国鉄原色復元のS-110+S-114併結編成!
最近タッグを組み始めたことは知っていましたが、まさかタイミングよく来てくれるとは、、
少し離れた場所で711系折り返しの合間に来た721系+735系アルミ車。
御存知の通り735系はアルミ車体の試作車で2編成しか無い希少車です。
(※トリミング済みカットです)
着々と増備が進む733系も捉えました。
ベースとなった731系と合わせて、これらJR世代の電車たちが電化後の主力車両です。
北海道初の本格的幹線用電車である赤電711系も再来年度いっぱいで置き換えられ完全に引退する予定です。
秋蒔き小麦の上に薄っすらと雪が積もった一角の横を通り過ぎる711系復元色6両編成。
20数年ぶりに復刻されたこの塗色ですが、温かみを感じるその色合いが21世紀の今になった方がより好ましく感じられるのが不思議です。
この北海道の風土に根ざしたオリジナルな装いの電車が、あと一年とちょっとで見られなくなってしまうことがとても残念です。
願わくば、東京メトロ銀座線の1000系やいすみ鉄道の350型の例に見られるように、こういった古い名車のレトロなエッセンスを取り入れた新型車両を導入するのも、多様な乗客のニーズに応えるためにも有効な方法かもしれません。
機能性と経済性を追求したメタリックなステンレス車両が行き交う中でも、711系のような暖かな色彩をまとった鉄製車両がたまに現れる意外性が、様々な場面で鉄道を利用する人達を楽しませる要因になっていると思います。
それにしてもやはり、一見して何もないような北海道の広大な原野を行くワインレッド色の電車は美しいなぁ~と自分で撮ったカットを眺めながら一人税に入ってしまいます(^_^;)
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昨日、再び一歩間違えば大惨事という事故が起きてしまいました。
TVでニュースを見ていると、ちょうど乗りあわせていた乗客の男性が、もし万一、燃料タンクに引火していたら爆発炎上していたかもしれないと青ざめた表情で話している姿が印象に残りました。これまでそういった事態に至る寸前で事なきを得ているのは奇跡的としか言えません。
今回、事故を起こした車両は前回とまったく同型の車両で製造から26年が経過した古い車両です。さすがに今回の事故を重く受け止めたためか、今日から同型を使用した全ての列車を使用停止するという前代未聞の措置が取られています。
ただ、今回の事故の原因は必ずしも古い車両だからとばかりは言えない要因が潜んでいる気がします。今回の特急北斗は、振り子式のスーパー北斗と同様の最高時速130kmで運行されている速達便で、設計の古いキハ183系の中では最も過酷な条件で走行している列車です。同じ北斗でも最高時速120kmまでの遅い便では、今のところ重大な事故に繋がるまでのトラブルは起きていませんし、同型で運行されているサロベツ、さらに設計の古い最高時速110kmまでの特急オホーツクではそこまで重大なトラブルは起きていません。
これは今回事故を起こした同型のエンジンですが1960年代の古い設計を基本に新しい技術を追加した後期モデルで、現在主流のタイプの二倍のピストンを持つ大型エンジンです。最初期のモデルは当時、最高水準の技術で設計された意欲的な高性能エンジンでしたが、そのため初期トラブルが多く安定化するまでかなり時間を要したモデルでした。
こちらは上の型よりも一つ前の主にオホーツクで使用されているエンジンですが、こちらは初期モデルの欠点を徹底的に洗いだした改良モデルで故障知らずの大変安定したエンジンです。強度を高めたうえに出力を抑え、自動消火装置も備えています。エンジン上部に見える細い配管がそれです。
安定志向だった上の0番代車のエンジンですが、大きく重い上にコストが高く、パワーも不足していたことから、国鉄末期にニューモデルの500番代車へ移行する際に大幅な設計変更がなされました。コストダウンと軽量化を徹底し、その上約1割出力を向上させて最高時速を+10km向上させました。自動消火装置も同様の理由で省力されました。それが一番上のモデルのエンジンです。モデルチェンジにより性能は向上しましたが安定性では一歩後退することになりました。今回と前回の出火事故にあった車両に搭載されているエンジンは、この軽量型後期モデルをベースに中間冷却器を追加して出力をさらに2割向上させ最高時速130kmを実現させました。初期のモデルの設計上限を大幅に上回る定格ギリギリの出力でこれまで20数年間にわたって長距離高速運行に供されていたことから、相当酷使され続けていたことは想像に難くありません。
こういったことを鑑みても耐久上限を越えたエンジンの取り換えは急務ですが、せめて前回の事故が起きた後、当面の措置としてエンジンの負荷を減らすための減速運転をするなどの方策が考えられたのではないかと思います。そうすれば、同じ列車での同様の事故は防げていた可能性も少なからずあったかもしれません。いずれにしても、エンジン並びに走行系を一新させる抜本的改善策が早急になされることが一番です。安定志向の0番代にしても、大幅な更新無しに30年以上走り続けているわけですから、こちらの更新も必要になってくるように思われます。
こういった事故が繰り返されていることは一ファンとしても悲しい事態です。一日も早く安心、安全な運行体制に復帰することを心から願っています。
今日は、突然思い立って線路端まで出てみました。
去年は除草され、ほぼ全滅状態だったルピナス畑ですが、今年は少し回復したようで、何とか撮影できる範囲を確保出来ました。
午後のDD貨物無き後、残された注目列車の中でも貴重な711系普通列車。
この場所で順光で撮れる唯一の711系列車ですが、その711系自体が再来年にも全廃されることが発表されているので、今日は良い条件で記録できてよかったです。
その少し前に通過していった789系カムイです。持っていったレンズが換算200mm相当なのですが、この場所では精一杯引いてもギリギリのカツカツ構図になってしまいます。でも、それがかえって味のある構図になっていると一人納得しています。
ほんの一時間ほどの鉄行動でしたが、良い気分転換になりました。
長年親しんできた711系とのお別れが近づいていますが、今の自分にとって無理の無い範囲で1つずつ記録に収めていけたら良いなと思っています。
今日使ったレンズはXR RIKENON 135mm F2.8 でした。
今日は予定していた用事をキャンセルしたので、何とか野幌駅のホームまで駆けつけることが出来ました。
ところが、予測していた時刻よりもはるかに早く例のヤツが接近してきて、ホームのエスカレーターを登った直後に慌ててカメラを構えたため、露出を合わせそこねて大撃沈でしたorz
それでも何とかRAWデータから起こして救出した画像を紹介します。
原盤はスーパー白トビ画像だったのですが、何とかここまで修復することが出来ました。
咄嗟に構えて構図とピントは何とか合わせましたが、適正露出補正用のGボタンを押し損ねました(-_-;)
RAWデータの懐の深さに何とか救われた形ですが、こんなめちゃくちゃな露出になっていた原因はおまけのほうでお話します。
去り際の後ろ撃ちはシャッタースピードだけ戻して何とか適正範囲内に収めることが出来ました。
でもベストな露出じゃないので、画質のバランスが相当崩れています。
がっかりついでに、その後しばらく待つと来る午後の赤熊貨物も撮りました。
昨日とほぼ同じ構図ですが、今日は荷無しの単機でした。
これもRAWからきちんと起こしています。
昨日も全く同じ場所で同じ古レンズを使いましたが、今日は手を抜かずRAWから起こした画像なので記録された本来の色と画質が出ていると思います。
これでEastさんが地元に来るのはまた一年先ということになりますが、正確な通過時刻が判ったので、来年こそはきちんとした記録を残せるように頑張ります。
とはいえ、その時が来るまでの貴重な一年間をただ待ち焦がれるだけに費やすわけにはいかないので、そろそろ本業の創作活動に戻りたいと思います。
今日は久しぶりにカメラを持ちだして撮影して来ました。
と言っても地元駅でほんの30分ほどですが、、、見ての通りもろ逆光の中を行く午後の赤熊貨物です。
その前に撮った733系B-104編成普通列車です。
さらにその前に通過した785系スーパーカムイ旭川行です。
久しぶりの撮影でしたが思ったよりも勘は鈍っていませんでした。
察しの良いテツな人なら気づくかもしれませんが、例のアノ列車をキャッチするための予行演習だったのですが、もし本番が明日なら、ちょうど通過する時間帯に予定が入っているので諦めなければなりません(-_-;)
それでも、本当に久しぶりに走る列車に向かってシャッターを切りましたが、やっぱり楽しいですね~(^_^;)
いつも悩んでばかりいると酸欠気味になるので、たまにこういったoffな時間を設けるのは大事ですね。
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プロフィール
HN:
鈍行翼
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1982/05/07
職業:
エア作家/にわか写真家
趣味:
鉄道と写真ともろもろ・・・
自己紹介:
バセドウ病罹患者(勝手に寛解中)。
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
写真撮影の友:PENTAX K10Dと愉快なオールドレンズたち。
コンパクトはRICOH GX-8、R10、ケータイカメラCA006
フィルムカメラはPENTAX SPF、RICOH R1s、GR1s
「目指す場所があるからいつだって頑張れる!」
発病から10年以上経ちましたがようやく沈静化へ向かいつつある今日この頃。同時に人生の在り方を模索し続け小説という創作物に結晶化することを日々の生業とする。写真撮影は豊かな創造性とニュアンスの源泉です。
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